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2017年9月20日のブックマーク (5件)

  • 原発建設から考える企業の意思決定論

    米国サウス・カロライナ州にて建設が進んでいたVCサマー原発2号機と3号機の建設が中止されると7月末に発表された。一方、英国で建設が進んでいるヒンクリー・ポイントC原発については、工費の増加があるものの、建設主体の仏EDF(仏電力)と中国CGN(広核集団)は建設を予定通り進める意向だ。 両原発の建設に関する意思決定の違いは、どこから来ているのだろうか。投資の意思決定は、収益率とリスク、即ち投資額に対しどの程度の収益が見込まれるか、その見込まれる収益率が変動するリスクがどの程度あるかによっている。米国の原発は米ウエスティングハウス(WH)製、英国の原発は仏アレバ製だ。英国の事業が進むということは、英国事業の収入が良い、あるいはリスクが低いということだろうか。米英企業の意思決定の違いは何に由来するのだろうか。 企業の目的は事業を継続し、存続し続けることだ。そのため、企業は事業への投資を行い存続に

    原発建設から考える企業の意思決定論
  • 冤罪の4分の1は科学捜査にまつわる問題で発生 科学を盲信する人々

    【ボストン・AP通信】 被害者のものと思われた2の毛髪、犯行現場から採取されたようなトラックに付着した汚れ、犠牲者が履いていた人気ブランドジーンズのデザインに酷似しているバンパーに残った痕跡。16歳の少女に対する性的暴行と殺人事件について起訴されたスティーブン・バーンズに対する訴訟は、どう見ても状況証拠のみで構成されているような状況だった。 それゆえ、彼は下された有罪評決に対して動揺した。 「『こんなことが起きるはずがない。おそらく、いや、たぶん、似ているからといって違う誰かに有罪判決を下せないはずでしょう』とずっと言い続けた」とバーンズは言った。 DNA検査が彼の潔白を証明するまでの20年間、彼は刑務所で過ごすこととなった。すなわち、過去10年間に非難を浴びた犯罪捜査科学によって、全面的に、もしくは部分的に有罪判決を受けた数百人のうちの一人となったのだ。 咬んだ跡、潜在指紋、銃器の特定

    冤罪の4分の1は科学捜査にまつわる問題で発生 科学を盲信する人々
    waman
    waman 2017/09/20
    『咬んだ跡、潜在指紋、銃器の特定、放火調査における燃え方、履物の痕跡、タイヤ痕などの解析といった科学的証拠は、…その信頼性を証明できるほどには十分に研究され尽くしてはおらず』
  • 最も極端な特徴を持つ7つの惑星

    著:Christian Schroeder(スターリング大学 Lecturer in Environmental Science and Planetary Exploration) これまで確認された中で最も高温の惑星が科学者らにより最近発見された。この惑星の表面温度は一部の恒星より高い。我らが地球の属する太陽系の外側にある惑星に関する研究が進んでおり、極端な特徴を持つ新たな世界が次々と発見されている。太陽系の探索もまた進行中で、太陽系にも外の世界に匹敵する非常に神秘的な惑星が存在することが確認されてきた。今回は最も極端な特徴を持つ7つの惑星を紹介する。 ◆最も高温の惑星 惑星がどれだけ高温になるかを左右する第一の要因は、中心星となる恒星からの距離だ。そして中心星がどの程度高い温度で燃えているかによっても惑星の温度は異なる。太陽系の場合には中心星である太陽に最も近い惑星が水星で、その平均

    最も極端な特徴を持つ7つの惑星
  • 【動画】絶滅危惧のユキヒョウ、赤ちゃん2頭を撮影

    雌のユキヒョウが、モンゴルの南ゴビ砂漠にそびえる雪山を歩いている。自分と、巣穴で待つ2頭の子供たちがべる獲物を探しているのだ。 この母親が留守にしている間を利用して、研究者らは子どもたちをじっくりと観察していた。保護団体のユキヒョウ保護基金とユキヒョウトラストは、この雌を数カ月間にわたって観察してきたが、今回、子どもたちにマイクロチップを取り付けたことで、彼らを追跡することが可能になった。一帯に多数設置されている自動撮影のカメラトラップは、彼らの日常の動きを撮影してくれるだろう。(参考記事:「【動画】100頭未満、ロシアのユキヒョウ」) トスト山周辺のユキヒョウは2009年以降、観察が続けられてきた。彼らは今では世界で最も長く、最も詳しく研究されてきた集団となっている。ユキヒョウは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで長い間「絶滅危惧種(endangered)」に指定されていたが、

    【動画】絶滅危惧のユキヒョウ、赤ちゃん2頭を撮影
  • 「俺より受刑者の方が絵がうまい」受刑者の緻密な漫画背景を販売する「漫画家本舗」 絵の指導者に話を聞いた

    漫画背景を販売するサイト「漫画舗」がネットで注目を集めています。山口県の刑務所「社会復帰促進センター」の受刑者の更生作業として描かせた背景が販売されており、サイト自体は4月に公開されたものですが9月初頭にSNSで一気に拡散されました。 販売されている絵は、車、バイク、部屋の風景、建物の外観、ビル群といった漫画の背景に使用されるもの。救急車の内装や、ビルの造形など、いずれも細部まで描き込まれているのが分かります。漫画家の育成ではなく、あくまで更生作業の一環として行っているという作画作業ですが、SNSではその完成度の高さから「受刑者になれば絵がうまくなるの?」といった声も挙がるほど。 絵の指導を行っているのは、24歳で週刊少年マガジンの新人賞を受賞してから35年以上漫画に携わってきたという美祢友善塾代表の渋谷巧さん(漫画家としてのペンネームは「苑場凌」)。なぜ刑務所で絵の指導を行うようにな

    「俺より受刑者の方が絵がうまい」受刑者の緻密な漫画背景を販売する「漫画家本舗」 絵の指導者に話を聞いた