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ブックマーク / u-site.jp (5)

  • 人工物発達学のアプローチ(3) 意味性との関係

    ある製品やシステムが市場から消えた理由にはたくさんの可能性が考えられるが、失敗分析というのはそれを値付けやデザインのせいにすることではない。その製品やシステムが質的な目標達成にどれだけ関わっていたかを考えることであり、その意味で、人工物発達学の視点は有効であると思う。 黒須教授 2014年7月7日 (「人工物発達学のアプローチ(2) 目標を同定する」からのつづき) 客観的品質特性、主観的品質特性、および意味性 筆者は、経験工学の概念を整理するなかで、人工物の特性を客観的品質特性(ユーザビリティや機能性、信頼性など)と主観的品質特性(審美性や愛着感など)、および意味性(ありがたさなど)の三つに区別し、それが満足感という総合的な従属変数に寄与する独立変数であると考えている。その文脈で、人工物発達学と意味性の関係については、次のような人工物発達学の原理を整理した。 長く利用されてきた人工物は、

    人工物発達学のアプローチ(3) 意味性との関係
  • Webサイトの階層構造:フラットにするか深くするか

    フラットでも深くでも、情報の階層は構造化が可能だ。しかし、両者にはそれぞれ長所と落とし穴がある。 Flat vs. Deep Website Hierarchies by Kathryn Whitenton on November 10, 2013 日語版2014年1月20日公開 Webサイトの階層構造 数ページ以上あるWebサイトはほぼどれも、コンテンツを構造化する何らかの構造を利用している。最も一般的な(そして、理解しやすい)構造はページをカテゴリーごとにグループ化したもので、そこには特徴別のサブグループが伴うことも多い。その結果、コンテンツは最終的に階層構造になるが、こうした構造はほとんどの人には組織や家族、自然界とのインタラクションによっておなじみのものである。 まさにどのようにコンテンツをグループ化すべきかについての決断は、サイトの構造がユーザーの役に立つ(あるいは役に立たない

    Webサイトの階層構造:フラットにするか深くするか
  • iPadのユーザビリティ: この1年

    iPadアプリは大幅に改善された。しかし、スワイプの曖昧さやナビゲーションの過負荷のような、新たなユーザビリティ上の問題が浮かび上がってきた。 iPad Usability: Year One by Jakob Nielsen on May 23, 2011 日語版2011年6月1日公開 iPadアプリについての最初のユーザビリティ調査の後、1年で、iPadのユーザーインタフェースから明らかに奇抜さが減ってきているのは良いことである。昨年の我々の提案のいくつかがうまく取り入れられているのはさらにすばらしい。その中で、アプリに関して採用されたものは以下の通りである: Back(:戻る)ボタン 検索の利用の拡大 ホームページ トップページのヘッドラインにタッチすることによる、記事へのダイレクトアクセス それでも、今年のテスト中にも、ユーザーが誤って何かにタッチしてしまったり、出発地点への戻り

    iPadのユーザビリティ: この1年
  • Windows 8 — 初心者にもパワーユーザーにも期待はずれのユーザビリティ

    見えない機能、低下した発見しやすさ、二重の環境による認知的な負荷、シングルウィンドウのUIからくる能力の低下、低い情報密度。ひどいものだ。 Windows 8 — Disappointing Usability for Both Novice and Power Users by Jakob Nielsen on November 19, 2012 日語版2012年12月6日公開 先日発売されたWindows 8とSurfaceタブレットでMicrosoftはユーザーインタフェース戦略を転換した。フィーチャークリープ訳注と言えるくらい、強力なコマンドを重視するGatesが主導した伝統的GUIスタイルからMicrosoftは軟化したが、今度は必要な機能を隠しながら、大きな色とりどりのタイルで画面を覆いつくし、ユーザビリティを妨げている(訳注: フィーチャークリープとは、電子機器やソフトウェ

    Windows 8 — 初心者にもパワーユーザーにも期待はずれのユーザビリティ
  • ユーザーの知識は低いレベルで停滞する

    学習というのはたいへんな作業なので、ユーザーのやりたいことではない。その結果、彼らはユーザーインタフェースの探索をすることもなく、ほとんどの機能について知らないままだ。 User Expertise Stagnates at Low Levels by Jakob Nielsen on September 28, 2013 日語版2013年11月25日公開 コンピュータシステムを長期間利用しているユーザーでも、知っていて使っているのは利用可能なコマンドや機能のほんの一部だけであることは多い。デザインのユーザビリティが優れていれば、ユーザーはシステムを利用しはじめて間もなく、かなり容易に一連の基機能を理解する。しかし、その後、彼らは伸び悩み、それ以上はたいしてスキルが上がらない。システムを頻繁に使っているユーザーですら、年にわずか1つか2つの新しい知識を身につけられるようになるまでには何

    ユーザーの知識は低いレベルで停滞する
    waman
    waman 2013/11/26
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