GoogleはSpectreとMeltdownの対策を昨年6月に開始し12月には完了していた。性能低下の報告はなし インテルやAMD、ARMなど、現在使われているほぼすべてのCPUに影響する深刻な脆弱性「Spectre」と「Meltdown」が表面化した問題について、Googleはすでに半年以上前、2017年6月にこの脆弱性への対策を開始し、12月には完了していたことを明らかにしました。 現時点では多くの報道などにおいて、この脆弱性に対処するための修正を行うとCPUの性能低下を引き起こす可能性があることが指摘されています。またインテルは脆弱性対策のためのファームウェアを適用すると、デスクトップPC向けのベンチマークにおいて、6パーセントかそれ以下の性能低下の可能性があると発表しています(サーバ用途における性能低下の影響についてはまだインテルから発表されていません)。 ところがGoogleは
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