ブックマーク / fotlife.exblog.jp (7)

  • 化学物質で置き換えられることへの素朴な疑問 : ある理系社会人の思考

    目覚ましをかけ忘れて大遅刻した日(昨日のエントリは何だったんだ?という突っ込みはナシで),ヨミウリオンラインに興味深い記事ありです。そのまま引用します。 化学物質で遺伝子の一部置き換え、iPS細胞づくり加速へ 様々な細胞に変化できる「新型万能細胞(iPS細胞)」作製に必要な遺伝子の一部を、人工的な化学物質に置き換えることに米ハーバード大学などの研究チームがマウスの実験で成功した。 24日に東京大学で開かれたシンポジウムで発表した。米スクリプス研究所グループに次ぐ成果で、遺伝子を使わない、より安全性の高いiPS細胞づくりが加速しそうだ。 山中伸弥京都大教授が当初開発したのは、4遺伝子を組み込んだウイルスを体細胞に入れてiPS細胞を作製する方法。だが、ウイルスを使った細胞を臨床応用した場合、がん発症の危険性が指摘されている。すべてを化学物質に置き換えれば、ウイルスを使わずにすむ。 ハーバード

    化学物質で置き換えられることへの素朴な疑問 : ある理系社会人の思考
    waniza
    waniza 2009/03/22
    [生体/病]
  • 既婚2日目,オクルディンの不思議な機能 : ある理系社会人の思考

    ということで,既婚者2日目を迎えたktatchyです。まだ家庭を持った実感はありませんが,自分が夫であることにすごい違和感を感じています。書類上の話だけではないようです。そのうち徐々に慣れてくるんでしょうね。 馴れ初め等を書くのはこのブログにはそぐわないので省略します。のろけも省略しましょう。一言だけ書くのであれば,これからの人生を共に生きていきたいと思える伴侶を見つけた,そんなところでしょうか。 ktatchyが入籍し,その翌日には発表と実験をモリモリやっていても世界は回っています。 今週のNatureに面白そうな論文が。 Human occludin is a hepatitis C virus entry factor required for infection of mouse cells Hepatitis C virus (HCV) is a leading cause of

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    waniza
    waniza 2009/03/22
    [生体/病]
  • ブログがサイエンスコミュニケーションツールになるか。 : ある理系社会人の思考

    別にNatureの肩を持つわけではないのですが,今週のNatureに興味深いネタが。これに引き続き,もうちょい詳しいネタも出ております。 軽く要約しますと,欧米でも科学ジャーナリズムは衰退傾向になっており,ブログを通した科学コミュニケーションがいま注目されている,そんなところです。科学ジャーナリストはこの不況の影響もあってマスメディアに切られつつあるようです。 ただ,彼らの仕事量は減っているわけではなく,むしろ増える傾向にあります。確かに最近はポッドキャストやサイエンス関連の記事をよく目にするようになっており,彼らに求められている仕事量は増えている。しかし,それはレポートというよりはただの解説記事になりつつある。 前回のエントリにも関連しますが,科学ジャーナリズムは解説および批評が出来るものであるとなお良いと思います。しかし,科学者がブログを通して情報を発信していくのであれば,これに勝る科

    ブログがサイエンスコミュニケーションツールになるか。 : ある理系社会人の思考
  • 塾通いの経験から感じる「塾」の存在 : ある理系社会人の思考

    昨日は遠方まで日帰りで結婚式に参加してきました。多くのサプライズが起こった,非常に楽しい式でした。ktatchyも参考にしよう。 そんでもって,日は自分の式の準備をいろいろ。だいぶ進んだように思いますが,まだまだ道のりは遠いように思います。結婚式の準備が大変,というのを今までは他人事のように受け取っていましたが,最近はそうもいかないようになってきました。もし「どっちでもええんちゃう」という態度を見せたら・・・・(ノーコメント)。 でまあ,昨日式から帰ってきてテレビを見ていますと,「イマドキの東大生の大部分は小学校のころから学習塾に通っている」という報道を目にしました。関東の某有名中学合格者に聞くと,多くの子供が1日8時間は勉強していたとのことでした。自分はどうだったかといえば,まあ公立中学校に進んだのであまり気にしないでください。 ktatchy自身は小学校6年生から進学塾に行きました。

    塾通いの経験から感じる「塾」の存在 : ある理系社会人の思考
  • 評論と解説のあいだに : ある理系社会人の思考

    科学技術コミュニケーション: 解説から批評へ 上記はstochinaiさんのエントリです。「なるほどね」とktatchyは感じました。と同時に「なかなか難しい課題や」と思ったのもまた事実。 上記エントリを概略しますと,いま育てられている「科学コミュニケーター」は「科学を解説し,科学と市民(一般人)の間をつなぐ役割を担う人」となるのですが,stochinaiさんはそれをさらにすすめ,「科学コミュニケーターは科学を批評,評論出来る人材でなくてはならない」と唱えておられます。CoSTEPという教育の概念は「解説者の育成」を掲げておられるようですが,批評・論評まで話を進めるのもktatchyはアリだと思います。 新聞やテレビなどである科学的成果に関して評論するのは,多くの場合大学教授や研究所のチームリーダークラスです。しかも,評論というよりは解説です。巷には「こんなもんにも評論家がいるのか」と思う

    評論と解説のあいだに : ある理系社会人の思考
  • 「横文字」に気をつける : ある理系社会人の思考

    会社に入って1年と5ヶ月ほど経ちました。周囲の状況もよく見え,色々と仕事を任せられるようになってきています。 これまで,カベらしいカベにはぶち当たっていませんでした。いや,やることなすこと難しそうな話ばかりなんですが,別にそれは今に始まったことではないので気にならないです。 いま困っているのは,組織間の連携でしょうか。 会社ですので,色々なバックグラウンドを持っている人間が居ます。そして,現在従事している仕事内容に関しても,人やグループで異なります。当り前のことです。こういった異なるバックグラウンドを持つ人と仕事をすることで,自分の力を伸ばせていけたらなあ,と入社前には思っていました。 現実には,異なるバックグラウンドを持つ人を納得させることは非常に難しい話です。 まず,自分達が「当然わかる」と思っていることを相手がわかっていません。当り前です。それに関してバックグラウンドを持っていないの

    「横文字」に気をつける : ある理系社会人の思考
  • やってみたいことを具体的にするのは難しい : ある理系社会人の思考

    今週は上司たちがみな不在(出張)。羽を伸ばして遊ぼう・・・もとい好きなことをしようというわけにはいかないのが世の常です。みんな宿題をいっぱいくれました。ギリギリ終わるか,ってところです。考える課題が多いので,なまりきった頭にはよい刺激かもしれません。 会社では基的に自由に実験はできません。社会に対する責任というものがありますから,いろいろな関係書類を提出します。大腸菌のトランスフォームも自由にできません。 ただ,まれに「なんかやりたいことあるか?」と聞かれることがあります。テーマでも何でもいいのですけど。 そこで,たとえば「神経系の実験をやってみたい」「細胞周期を研究してみたい」と言ったとします。 まあ却下です。 どこにも具体性というものがありません。漠然としすぎています。多くの場合,ターゲット分子(たとえばグルタミンレセプターだとかCDKだとか)が明確になっていないと厳しいでしょう。

    やってみたいことを具体的にするのは難しい : ある理系社会人の思考
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