大阪市立桜宮高校(大阪市都島区)の体罰問題をきっかけに、1月下旬に開始した連載「『体罰』を考える」は3月上旬に終了した。だが、いまなお体罰に関するさまざまなご意見が寄せられ、学校教育法で禁じられている体罰だが、実体験に基づいてその効果を知らせるご意見もあった。喫煙した生徒を血まみれになるまで殴った先生と、その“体罰”を問題にするどころか、「よくぞやってくれた」と頭を下げ、教師に感謝した母親…。学校が新入生を迎え、新学期が始まる4月。特別編として、単純に「体罰=悪」と割り切れないという意見をもう少し紹介してみたい。親が「ありがとうございました」 秋田市の方からのメールには、体罰による効果として自身が目撃した事例を記されていた。 「通っていた高校では、日常的に校庭に暴走族が入り込み、頻繁に授業妨害があり、登下校時に喫煙したりするのは当たり前」だったといい、さらには「授業中に、複数の生徒が教師を