はやぶさ2から軌道制御に関する情報が届くのを待つ管制室=宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスで2018年6月24日、永山悦子撮影 小惑星リュウグウへの到着が間近となっている探査機はやぶさ2は、24日午前に到着に不可欠な軌道制御(修正)に成功した。リュウグウへ向かう速度は秒速11センチから8センチへ減速され、到着まであと2回の小幅な軌道制御を残すのみとなった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の相模原キャンパスにある管制室は、予定された修正ができたことを確認すると、ホッとした表情が広がった。リュウグウ到着は予定通り27日ごろの見込みだ。 管制室ではこの日早朝から、はやぶさ2の運用を開始。「午前9時35分と40分に化学エンジンを噴射し、減速と軌道修正をする」という指令がはやぶさ2へ送られた。現在、地球とはやぶさ2は約3億キロ離れており、情報のやりとりには片道16分かかる。このため、は
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