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ブックマーク / globe.asahi.com (2)

  • 【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗 無職で気づいた自分の天職:朝日新聞GLOBE+

    小泉悠さんにとって、夏は一つの思い出がよみがえる季節だ。 毎日のように通っていた図書館のある市民センターの2階で、母親が有志と原爆展を開くのだ。 両親は、二人とも反核・反戦運動に熱心だった。母親らが主催していた夏の原爆展では、小泉さんも投下直後の悲惨な写真を毎年見ていた。 『風が吹くとき』『トビウオのぼうやはびょうきです』……。当時読んだ原爆をテーマにした児童書の題名は、いまでもいくつもそらんじられるほど。その恐ろしさは、深く脳裏に刻まれた。 母親らが原爆展をしている階下の図書館で、息子は軍事も、読みあさっていた。自衛隊員と遊んでいることも、親は快く思わなかった。 「両親とはさんざんもめました」 だが、両親との確執は、独特のバランス感覚とさまざまな素養を養うことにもなった。 意見の異なる相手にどう耳を傾け、どうしたら納得してもらえるのか。自分のやっていることを両親に説明しようと必死で考え

    【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗 無職で気づいた自分の天職:朝日新聞GLOBE+
    wanyack
    wanyack 2022/08/19
  • イスラエルでもパレスチナでも 紛争地で読まれる村上春樹:朝日新聞GLOBE+

    ヘブライ語、アラビア語それぞれの言語で読まれる村上作品 photo:Kodera Hiroyuki 「村上春樹の作品を読んでいると、時間がのびたり、縮んだり、止まっているように感じる。現実と夢の境界にいるようで、心が落ち着くの」。イスラエルの主要都市テルアビブで畳の輸入販売をしているマヤ・カラス(41)は、自ら経営する店の中でそう語った。天井が高く、畳が敷き詰められた空間は、外界と隔絶した静けさがある。 彼女は10年前、イスラエルと、レバノンの政治組織ヒズボラとの戦闘がきっかけとなり、心のバランスを崩した。 当時、イスラエルはヒズボラのロケット弾攻撃で、北部の街ハイファを中心に多数の死傷者が出ていた。テレビやラジオの放送が突然中断され、「○○地域の住民はシェルターに避難してください!」という警報が発せられる。そんな緊張の日々に耐えられなくなったのだ。 カラスは一時イスラエルを出て、ギリシャ

    イスラエルでもパレスチナでも 紛争地で読まれる村上春樹:朝日新聞GLOBE+
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