クーポン共同購入サイトの米最大手Grouponが急成長しており、過去1年間でユニークビジターが1000%増えた。米調査会社comScoreが9月29日に報告した。 同サイトは8月に米国で650万人のユニークビジターを獲得し、米クーポンサイトで最多となった。ビジター数は11カ月連続で伸びた。不況による節約志向の高まりなどでクーポンサイト利用者は増えているが、中でもGrouponはわずか数年でナンバーワンになったという。 comScoreのアナリスト、アンドリュー・リプスマン氏は、Grouponの成功は一時的な流行ではなく、新しいビジネスモデルが根付いていくときに起きる長期的なトレンドだとの見方を示している。 Grouponは世界展開を進めており、8月には日本のクーポン共同購入サイト「Q:pod」を運営するクーポッドを買収し、「グルーポン・ジャパン」を立ち上げると発表した。 関連記事 日本に進