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ブックマーク / blog.tinect.jp (43)

  • 中年が人生に輝きを取り戻す、唯一のコツ

    むかし、「35歳を過ぎると、急に頑張らなくなる」という話を書きました。 「中年の危機」です。 なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか。それはロールプレイングゲームの終盤と同じだから。 私の世代であれば、ドラゴンクエストや、ファイナルファンタジーといったRPGに熱中した方も多いだろう。 だが、私は「最後までやりきったゲーム」が異常に少ない。 なぜなら、いつもラストダンジョンになると、やる気を失ってしまうからだ。 序盤はとても面白い。自分が強くなる実感が得られるし、新しい世界が次々に広がっていく。 ところが、中盤を経て、終盤になると、とたんにゲームはつまらなくなる。 作業的なレベル上げ。 探検しつくされた世界。 有り余るお金。 そうだ。 操作するキャラクターは強くなっているはずなのに、そこには「可能性」が無くなっているのである。 キャラクターが育ち、謎がとけ、世界の広がる可能性だ。 「可能性」

    中年が人生に輝きを取り戻す、唯一のコツ
  • うまく騙されないように、人の思考のクセを知っておこう。

    人には、どの人にもある「思考のクセ」が存在しています。 そうしたクセは、普段あまり意識されることはありませんが、「知っている」人は、それを良くも悪くも「実態を隠す技術」や「他人を操作する技術」として使うことがあります。 例えば、「アンカー効果」として知られている思考のクセがあります。 これは「予測を立てる直前に見た数字をアンカー(よりどころ)にしやすい」という傾向です。 当然これは、金儲けにも利用できます。 数年前、アイオワ州スーシティーのスーパーマーケットがキャンベル・スープのセールを行い、定価から約一〇%引きで販売した。数日間は「お一人様12個まで」の張り紙が出され、残り数日間は「お一人何個でもどうぞ」の張り紙に変わった。 すると、制限されていた日の平均購入数は七缶で、制限なしの日の二倍に達したのである。 ファスト&スロー (上) このように、心理に関する知識は、成果を大きく左右するこ

    うまく騙されないように、人の思考のクセを知っておこう。
  • 野心という、きわめて貴重な資質の持ち主について。

    つい先日、ベンチャー・キャピタルを経営する知人との会合があった。 知人はそこに、建設業界に勤める一人の若者を連れてきた。 非常に優秀な理系の若者で、ゼネコンで設計をやっており、Youtubeなどの副業や、投資も精力的にしているという。 将来有望だと知人が言うので、話を聞くと、 「どうしてもお金持ちになりたいんです。そのために頑張ってます。」 と若者は言った。 * そこで思い出したのが、昔、中小企業の採用を見ていた時のことだ。 当時「お金が欲しい」という候補者は、人気がなかった。 多くの中小企業の経営者は「会社員なんて、結局は待遇だろ」と、お金を求める人を嫌った。 要するに、おとなしくて従順で、安月給に甘んじるやつが欲しい。 私はそう理解した。 そして、そんな方針の採用を見るたびに、儲かるのはオーナーだけなのだな、と思った。 しかし、個人的な見解を述べれば、「金が欲しい」と言わない人物より、

    野心という、きわめて貴重な資質の持ち主について。
  • キャッシュレス決済がこんなに便利だって想像できた?

    このごろのキャッシュレス このごろいくつかキャッシュレスの話題をネットで見かけた。 飲店などが、キャッシュレス決済の手数料の高さに困っている、という話である。おれはそういう商売に携わったことがないのでわからないが、なるほど高そうだ。 とはいえ、この問題で小売店に同情する声というのはあまりない。ほとんどないといってもいいかもしれない。 「だったら現金オンリーにすればいいのでは?」という声が多い。「なじみの店、応援したい店では現金払いにしたい」という声もあるが、あまり多いとは言えない。 むしろ、オダギリジョーのCM(オダギリジョーの店に大口のお客さんがきそうになるが、キャッシュレス決済ができないことによって機会損失する……テレビをまったく見ない人向けの解説)のように、「じゃあいいですー」ってなるよ、という人が多い。現金まったく持ち歩かないよ、という人もいる。 おれは、どうなのか。おれはつねに

    キャッシュレス決済がこんなに便利だって想像できた?
  • 妻の「進捗確認」のやり方に感心した話

    身内褒めで恐縮なんですが、以前、子どもに対するの言葉選びで感心したことがありまして、ちょっとしたことなんですが文章にしたくなりました。 先に書いてしまうと、その言葉とは、子どもに頼んだ家事の進捗を確認する時の「○○(頼んだ家事)ありがとう!」という言葉です。 順を追って書きます。 しんざき家は5人家族でして、私と、高校生の長男、双子の長女次女で構成されています。 ついこの間生まれたばかりと思っていたら、先日長女次女が小学校を卒業してしまいました。時間の流れが早すぎてビビる他ありません。 で、しんざき家では現在、子どもたちを積極的に家事に参加させる方針をとっておりまして、自分が使った皿は自分で洗うことが前提となっていることを始め、料理やら洗濯やら掃除やら、家事が出来るタイミングでは色々な家事を担当してもらっています。 これ自体は特別なことではないと思いますが、家事を任せるとなったら「手伝

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  • いま、地方の求人で起きていること。

    ただいま我が人生で最大のモテ期が到来している。 50代が目前という年齢にも関わらず、次から次へとラブコールを受けるのだ。 「もし今の仕事を辞めるなら、ぜひうちに来て欲しい。時給は高めに出すから」 「次の仕事を探してるなら、うちも求人出してるんだけど、どう?正社員で雇うよ」 「業と別に新しい事業を始めたんですけど、一緒にやりません?」 「ちょっと手伝いに来てくれない?日給1万円出すわ」 「オンラインショップのリニューアルを考えてるんだけど、いくら払ったらサイトの文章を書いてくれる?」 などなど、このごろ人に会うたび声がかかる。 そう、モテ期というのは仕事の話だ。 初めのうちは「えっ?もう若くないのに、こんな私でいいの?」と驚いたし、求められることが素直に嬉しかったが、近頃は多すぎるオファーにうんざりし、断るのに苦労している。 はっきりしない受け答えでは相手に期待をさせてしまうので、 「ごめ

    いま、地方の求人で起きていること。
  • 子供を塾に通わせる前にやっておくべき「勉強のインフラ整備」の話

    この記事で書きたいことは、大筋以下のような内容です。 ・「勉強出来ない教育ママはとにかく塾に通わせたがる」的な話を読みました ・塾で全てが解決するわけではないのはまあその通りなのですが、マウントと煽り主体で「じゃあどうすればいいねん」という話を置いていき過ぎだなとも感じました ・塾が有効に動作しない時、その原因になるのは多くの場合「タスク管理不足」です ・人類はマルチタスクが苦手でして、その為タスク管理やタスク整理の練習を積まないといけません ・子どもに「勉強する気を起こさせる」ことは大抵の場合極めて困難ですが、勉強をするインフラを整え、タスク管理技術習得を手伝ってあげることは出来ます ・どうすればいいの?→大きく三つあります。「広い机を用意して」「タスク可視化とタスク整理用のインフラを作って」「当初はなるべく子どもと一緒にタスク整理をしてあげましょう」 ・ただ、その上で「三歩進んで二歩

    子供を塾に通わせる前にやっておくべき「勉強のインフラ整備」の話
  • コミュニケーション不足の仕事を、反省した話。

    わたしは先日、請け負った仕事を途中で辞退した。 理由はいくつかあるが、かんたんにいえば、「結果を出せなかったから」。 でもその決断が正しかったのか、自信をもてないでいる。 「外注」という立場で関わった場合、報・連・相のうちの「相談」を、どの程度していいものなのだろうか……。 人生初!営業の仕事をいただいた 仕事を依頼してくださったのはとある出版社の編集者で、内容はのPRだった。 その出版社から出ているを紹介する記事を書き、その記事を掲載していただけるよう各メディアに営業するのがわたしの仕事だ。 営業の経験がなくメディアにツテもないことを伝えたところ、編集者もこういった外注は初めてとのこと。 お互い手探りなので相談しながらやっていきましょう、となった。 ありがたいことにいままで営業なんてほとんどせず仕事をいただいていたから、多少の不安はあった。でも挑戦したいという気持ちが強かったし、受注

    コミュニケーション不足の仕事を、反省した話。
  • 社内に巣食う「粗探し大好きマン」への対処について

    長い社会人生活で、そこに自分の道を見出してしまったのか、「粗探し大好きマン」として、他者の失敗をあげつらうのを生きがいとする人間は、どこの組織にも多かれ少なかれいる。 原因は人それぞれだろうが、このタイプに共通しているのは ・批判はするけれど対案は出さない ・「チェック」と称してとりあえず無意味な意見を出す ・相手にダメ出しをして自分が優位に立ちたい そして、根拠のあるなしに関わらず自分を優秀だと思い込んでいることである。 社内で「口だけ」とのコンセンサスが持たれている場合は、単に不快なだけで済むが、組織によってはそんな人間がうっかり出世したり、高い職位にのさばっていたりすることが往々にしてある。 こうなると「粗探し大好きマン」は、不愉快な存在というだけでは済まなくなる。 相手の職位によって対応は変わってくる 現場で頑張っている時に外野からノイズを投げかけられることほど嫌なことはない。 真

    社内に巣食う「粗探し大好きマン」への対処について
  • もしも「ゲーム障害」が本当にあったら

    もしも「ゲーム脳」が当にあったら おれはゲーム、ビデオゲーム(以下、ゲームとします)に人生のかなり多くの時間を費やしてきた人間だ。そのことは前に書いた。 おれは平均的な人よりたくさんゲームに時間を費やした。いや、二十代、三十代とプレイする時間が減ってしまって、いまではほとんどやっていないので、「二十代になるまで」と言ったほうが正確だろう。 そんなおれが、自分のブログに「想像してみよう、もしもゲーム脳が当だったら」という記事を書いたことがある。 2008年のことだ。今から15年も前のことだ。ずいぶん前だ。 ん? ひょっとして、今の人たちは「ゲーム脳」という言葉を知らないかもしれない。そのあたりはWikipediaでも読んでほしい。 ようするに、ゲームをすると脳に異常が起きて、「キレる若者」などが生み出されているのだ、けしからん、という話である。『ゲーム脳の恐怖』というはたくさん売れた。

    もしも「ゲーム障害」が本当にあったら
  • おれたちはTwitterでなにがしたかったのか?

    ネットが乱れている! ネットが乱世だ。言い過ぎかもしれない。 しかし、日でとくにユーザーの多いTwitterが大混乱している。閲覧制限、API制限。 そこに、Metaのスレッズが殴り込みをかけてきた。殴り込みといえるかどうかは後で考える。 そして、日のインターネットの古典である5chもおかしくなった。APIを握っていたJaneが、接続先をTalkという2ch様の新しい掲示板に切り替えた。切り替えたが、5chAPI開放して、ほかの専用ブラウザで見られるように戻った。 なにが起こったのか、どんな反乱だったのか、今のところわからない。専用ブラウザJaneStyleユーザー以外もTalkに切り替えるのか、5chが巻き返して存続するのか。今、これを書いている段階ではわからない。 ちなみに、おれは「あめぞうリンク」の崩壊から2chの誕生に立ち会った「アングラ私書箱」の出だが、2chに書き込んだこ

    おれたちはTwitterでなにがしたかったのか?
  • 世渡りの秘訣は「ヘイト管理 (嫌われ管理) 」にある

    今日の話は、先日公開されていた『「戦わずして勝つ」というより、むしろ「戦ったら負け」なのだと気づいた。』に触発されたもので、共通点があるように思う。 とはいえまったく同じでもない。私は、戦うべき時には戦うべきだと思っているが、社会人が現実的に取れる戦闘スタイルは穏やかだとも思っている。たとえば上掲リンク先に登場する、 彼は困った事を頼まれたりすると「ふざけないでください!そんな事はできません!」というような強い威嚇を相手には絶対にしなかった。 代わりに、当に困った顔をするのである。そして肯定も否定もせずに、話をどうにか保留するような形で座礁に押し上げるのだ。 すると相手が不憫に思うからなのか、その話が消えるか、あるいは折り合いが付きそうな妥協案へと徐々に落ち着いていくのである。 この「彼」の困った表情も、私には社会人の戦闘スタイル、闘争様式のひとつにみえる。穏やかでしたたかな、そんなコミ

    世渡りの秘訣は「ヘイト管理 (嫌われ管理) 」にある
  • ゼルダで自分の弱点を言語化したことによって他のゲームが攻略出来た話

    この記事で書きたいことは、大体下記のような内容です。 ・「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」をクリアしました ・全体としては滅茶苦茶面白かったし、素晴らしいゲーム体験でした ・ただ、唯一今回のゼルダにおける「暗い場所での探索」だけはどうにも苦手で、最後まで四苦八苦しながら何とか突破しました ・遊んでいる途中、「この感覚どっかで覚えがあるな」と思ったら三か月くらい前に詰まって攻略が止まっていた「Outer Wilds」でした ・ふと思いついてOuter Wildsを遊んでみたら、以前詰まっていたところで「なんでこんなこと見逃してたんだ……!?」という発見をして、以降もスルスル進んでいます ・自分の中で、「暗いと何がダメなのか」ということが言語化によって明確にされた故に見つけられたポイントだったと思います ・どちらかというとコンテンツの好きな部分を言語化する方が好きなのですが、苦手な部分

    ゼルダで自分の弱点を言語化したことによって他のゲームが攻略出来た話
  • 成果を披露する時、卑屈になってはいけない | Books&Apps

    この記事で書きたいことは、以下のような内容です。 ・成果物やパフォーマンスを公開する時、どうしてもハードルを下げたくて、卑屈になってしまう時があります ・ですが、我々は「成果を誰かに見せる」時卑屈になるべきではありません。少なくともその時その場では、「これは最高の成果物だ」と信じて発表しなくてはいけません ・それは何故かというと、「自分の成果物への信頼」が、実際に受け取る側から見たクオリティにも直接影響する為です ・これは、成果物を作り上げていく過程で努力することや、色んな意見や批判を受けいれてクオリティを上げていくこととは矛盾しません。むしろワンセットの話です ・卑屈になっていると公開自体のハードルが高くなってしまうこともあり、無駄にMPを消費します ・我々には「自分の卑屈さをねじ伏せる覚悟」が必要です 以上です。よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、

    成果を披露する時、卑屈になってはいけない | Books&Apps
  • なぜ「ChatGPTは、使う人次第で能力が大きく変わる」のか、使ってみてはっきりした。

    最近おきた大きなイノベーションのひとつが、ChatGPTのリリースだったことは、多くの人の共通の認識でしょう。 正直なところ、Googleを脅かすほどの存在が、こんなに早く出てくるとは思っていませんでしたが、Googleなどのプラットフォームは大きい割には技術革新に対して脆弱であり、「短命」なので、必然の流れなのかもしれません。 逆に、プラットフォーム上に流通する「コンテンツ」には、とても長命なものが存在します。 例えば「イーリアス」「論語」「原論」などの古典などもそうです。 これらは時の試練に耐え、プラットフォームを乗り換えながら2千年以上もの間、全く変わらずに生き残っています。 では、ChatGPTもしばらくすれば時の彼方に消える……かというと、少しこれまでのプラットフォームと事情が異なるかもしれません。 なぜなら「コンテンツ流通させるだけ」の、GoogleTwitter、Amazo

    なぜ「ChatGPTは、使う人次第で能力が大きく変わる」のか、使ってみてはっきりした。
  • 私が教わった「相手の話をうまく整理する技術」とは。

    相談があるのだけど……」と知人友人から持ち掛けられて、親切心から「アドバイス」をしてあげた。 でも、全く相手に響かず、「なんで言うとおりにやらないの」と、逆に相手を責めてしまい、何の解決にもならなかった。 そんな経験のある人はいないでしょうか。 私は死ぬほどあります。 そんな失敗から、徐々に私は「人からの相談」について、考えを改めざるを得ませんでした。 実際、「アドバイスの欲しい人」は当に少ないのです。 多くの人が求めているのは、「黙って話を聞いてくれる人」であって、あれこれと改善案を考えてくれる人ではありません。 しかも、もっと悪いことに親切心からの「改善策」「アドバイス」はむしろ、「なんでこんなこともやってないの?」という批判だと受け止める相談者も少なくありません。 「◯◯してください」や「◯◯すべきです」といった直接表現はまず、誤解されて伝わるのです。 そして、非難されている、と

    私が教わった「相手の話をうまく整理する技術」とは。
  • なぜ大人になると友達作りがヘタになるのか、オッサンになってやっとわかった

    先日、小学校時代の友人と会った時のことだ。 30余年ぶりの友人は風貌も変わり、お互いに子ども時代の原型をまったく留めていない。 しかし自転車で遠くまで遊びに行った時のこと、思い出の駄菓子屋、ガムくじで100円を引き当て50円アイス2にしてべたことまで、お互いに鮮明に覚えていた。 全く無意味な会話かもしれないが、100円の幸せが一生モノの思い出になっていることに心温まり、美味しい酒をともにすることができた。 思えば私たちは、いつからこんなふうに“無意味な友達”を作れなくなるのだろう。 小学校時代には、一度肩を組んで野球でもすれば親友だったのに、中学、高校・・・と年を重ねるに連れ、友達づくりのハードルが上がる。 社会人にもなると、気のおけない人間関係を0から構築するのは恋人を作るよりも至難の業だ。 友達作りというスキルにおいて、大人は小学生にすら敵わなくなる。 しかし問題は、「それはなぜな

    なぜ大人になると友達作りがヘタになるのか、オッサンになってやっとわかった
  • 「これ好き!」を活かした英語の勉強法が、長男にブッ刺さった話。

    おはようございます、しんざきです。まだまだ寒いですね。 ここしばらく見ていた、長男の英語の勉強についての話をします。 しんざき家の長男は中学二年生。小さなころからの由緒正しい電車好きです。 文化祭見学で見た「鉄道研究部」の展示に魅せられ、「鉄研がある中学校に行きたい……!!」というのを原動力に受験勉強に励み、見事志望校に入学して、現在は夢の鉄研生活を送っています。 友人たちとちょくちょく鉄道小旅行にも行っているようで、中学生活をエンジョイ出来てなによりだと思います。 で、その長男なんですが、入学してしばらくは何事もなかったものの、中学に入って初めて格的に勉強し始めた英語がいまいち伸び悩んでいる模様。 ちょこちょこアドバイスをしながら様子を見ていたのですがなかなか上向かず、当人とも相談の上、家でも私が勉強に付き合うことになりました。 試験の結果を見ていると、特定の苦手な分野があるわけではな

    「これ好き!」を活かした英語の勉強法が、長男にブッ刺さった話。
  • おれが抑うつ状態になったときのことを書き留めておきたい。

    うつ)」という言葉はわりと広い概念ではないかと思う。 もちろん、「うつ」=「うつ病」=「大うつ病性障害」と考える人もいるだろう。 とはいえ、信頼にたるかどうかわからないWikipediaでも「抑うつ」として項目があるように、「抑うつ状態」というものがある。 その根っこは、いわゆる「うつ病」である「大うつ病性障害」であることが多いのかも知れない。 しかし、実態、その原因は多岐にわたるといっていい。 たとえば、大切な人を喪ったとか、職を失ったとか、そういう人生上のイベントで気が塞ぐ場合もあるだろう。 それで抑うつ状態になることもある。 それは人間の心理として当たり前のことではあるので、病気としてみなされない場合もある。 おれはべつに「だ死のう」という軽い使い方をしてもいいと思う。 ちょっとした軽く不愉快な出来事でも、人はになると思う。 とはいえ、おれは双極性障害と医師にも行政にも認め

    おれが抑うつ状態になったときのことを書き留めておきたい。
  • いわゆる「ロジカルな人」と「自分の理屈を押し付ける人」の違いは何なのか

    いわゆる「ロジカルな人」と「自分の理屈を押し付ける人」の違いは何なのか、という話をします。 雨宮紫苑さんの、こちらの記事を拝読しました。 筋が通ったロジックでも、こっちが納得するかは別の話 店の売り上げアップのために、集客力がある人に客を集めてもらうのは当然だ。そのロジックはわかる。 でもわたしからしたら、おもしろくはない。 たかがバイトにそんな期待をされても困るし、みんなはスマホいじりながらおしゃべりしてるのに自分だけ働くのってバカみたいだし、がんばっても給料は変わらないし。 ロジック自体の筋が通っていたとしても、こっちが納得するかは別の話なのだ。 ファクトに基づくロジックでも、必ずしも相手を納得させられるわけではない、納得を得るにはゴール設定が重要だ、という話ですよね。 雨宮さんがおっしゃるところはもっともで、全体として異論はないんです。 ただ、別の言葉での説明も可能かな、というか、ち

    いわゆる「ロジカルな人」と「自分の理屈を押し付ける人」の違いは何なのか