ブックマーク / kame710.hatenablog.com (10)

  • 2018.9.4 続『半分青い。』 - カメキチの目

    カメキチの目 前に『半分青い。』という朝ドラのこと書きました。いまは終盤。 中盤のころ、「ウ~ン?」と引っかかることがあった。 きょうはそのことを(今ごろになってスミマセン)。 続 【その前に】その中盤とは ■主人公すずめは好きな人(涼ちゃん)ができて結婚。子がうまれ母となった。 それまで漫画家をめざし、(いいところまで行ったのに)才能などに限界を感じ、その夢はあきらめ、幸せな家庭を築くことにした。 (ところが、すずめの家庭生活が順調に進行すれば「ドラマ」は成り立たないので、ここでドラマチックなこと、波乱が起きた) 何か? ■突如、とてもやさしくステキな涼ちゃんが「離婚」を切りだした。 (彼が豹変、「悪人」になった、やさしさが消えたわけではないのです) それどころか、彼の才能が開花したらしく世間に認められようとしているところにきた。 ー もともと彼は将来のデビューを夢みて映画の助監督の仕事

  • 2018.8.31 「リバージュ日置川」 - カメキチの目

    カメキチの目 (こんな温泉もあることを知っていただきたくて書きました) また小さな旅をした。 目的は温泉。 近くは別にして、同じ湯で三度も行くところはめったにない。 電車で4時間以上かかり、おカネもかかるけれど、行きたかった。 湯ぶねからは海が一望。 (浜べ、岬、水平線の景色が眺められるのです《ブログ画面のとおり》) そこは紀伊半島のほぼ最南端。(大阪方面からは)パンダで有名な(温泉も)南紀白浜のもう少し先(東)の「日置(ひき)」という。 「リバージュ日置川」とは温泉施設名(宿泊も可能)。 白浜とここの中間に「椿温泉」(そっちが有名)というのがあり、そこには行ったことないのですが、たぶん同じ泉質でしょう。 「リバージュ日置川」は日帰り(「渚の湯」という)もやっており、地元密着の温泉施設。漁師さんがよく来られます(銭湯のようなもの)。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「『温泉

    2018.8.31 「リバージュ日置川」 - カメキチの目
  • 2018.8.3 「一無位の真人」 - カメキチの目

    カメキチの目 きょうは禅語。 一 無 位 の 真 人 (いち む い の しん にん) (臨済宗の禅語録『臨済録』より) 自分なりにあえて直訳すれば、人間はだれも一人ひとり真実の存在であり、 位(くらい)などないということでしょうか。 人間の「生」は、その人間を部分部分に切り離し、部分部分について何らかの「価値観」にもとづけば評価、価値づけできる、他人のその部分と比較することは可能でしょう。 でも、そもそも「部分部分に切り離す」なんてバラバラ事件のようなことが実際にできるのでしょうか(死体の解剖なら別ですが)。 人間の「生」は、全体としてしか存在しえません。 長短あって私。 清濁あって私。よくいわれることですが、神さまのような人間はいない。いたら神さまで、人間ではない。 (人間は、生まれたときから、生きるなかでも、どうにもならぬことがあります。 あとからふり返って「アレは『運命』だったのか

  • 2018.7.31 『被爆の森』 - カメキチの目

    だいぶ前に録画しておいたNHKBS1の番組『被爆の森』を視ました。 すばらしかった。 キーワードは「汚染の循環」。 番組を通してなんどこの言葉が出てきたことでしょうか! ここでは、私の感想を三つ述べます。 その前に、下記の番組HPからの引用を。 (今回で7年目の制作ですが、2011年の原発事故の翌年を第一回目として、毎年つくられ放送されています。引用は2016年5回目のもの) 【引用】 「福島第一原発事故によって9万人もの住民が強制避難して生まれた広大な無人地帯。5年の歳月で、世界に類を見ない生態系の激変が起きている。人を恐れないイノシシの群れが白昼堂々と街中を歩き、ネズミやアライグマが住宅に侵入して荒らすなど「野生の王国」化が進む。原発事故が生んだ“被曝の森”は今どうなっているのか?生物への放射能の影響は?世界中の科学者たちの調査等から明らかになる知られざる避難地域の5年目の記録」 あれ

    2018.7.31 『被爆の森』 - カメキチの目
  • 2018.6.26 見るべきほどのことは見つ - カメキチの目

    カメキチの目 「見るべきほどのことは見つ」 と、思いながら一生を終われたらいいです。 大きく出ましたが(笑)、「見るべきほどこと」というのは価値観のようなもの。 人によりそれぞれですから、人の数だけあることになります( その価値観の多様さを、やブログは強く感じさせてくれます)。 とくにブログは、「今」という時間までいきいき感じさせてくれる。 私にはあまり興味・関心がないオシャレ、ダイエット、美容、…などですが、そういう情報を書かれる若い女性の読者にも、ほとんど理解できないコンピュータ関係記事…などの若い男性の読者にもなっています(きちんと読まなくてなくてゴメンなさい)。しかし、一生けんめい書いておられる姿を記事の向こうに想像し、「元気」をいただいています。 自分の狭い世界の外を見聞きするのは楽しいけれど、この記事は、私にとっての「見るべきほどのこと」。 「見るべきほどのことを見つ」は、『

    2018.6.26 見るべきほどのことは見つ - カメキチの目
  • 2018.6.22 Wさんに会う - カメキチの目

    カメキチの目 先日、病友Wさん(入院生活で同室。たいへん世話になった方、いまも血液検査を続けておられる)に会った。 退院してしばらくは年に3回くらい会っていましたが、2、3年前からは、1回。 こっちは胃、Wさんはベロ(舌)のガン。 血液検査。 私も5年間は3か月に1回、再発・転移がないかを調べていました。が、5年を過ぎ、「できれば5年経過しても続けてください」と言われたけれどやめた。 担当医はいい人でしたが、5年間も通っていたのに一度たりとも「胃を切除した人は5、6年したらビタミンB12を自分で作れなくなって貧血気味になり、欲が大きく減退する」とのだいじなことはおっしゃらなかった(おかげでこっちはえらい目にあった)。いいドクターでも患者に言い忘れるということがあるんですね。担当医を信頼するのはたいせつですが、「し過ぎ」はよくないと反省しました。 ところで、お若い(若くなくても)方たちへの

    2018.6.22 Wさんに会う - カメキチの目
  • 2018.6.19 出生前診断 - カメキチの目

    カメキチの目 妊婦さんの血液から胎児の病気や障害の有無をたやすく調べられる「新型出生前診断」。 異常を告げられた多く(「ほとんど」に近い)の方が中絶され、なかには、そのことですごく悩み、心を病む女性がいることをNHKニュース番組で聞きました。 番組は、ある悩んでいる女性を中心に取材を進められた。 ↓ 彼女たちの相談にのってくれるところはない。 (産婦人科は、産む前後の妊婦さんの、あくまで「身体」だけが医療行為の「対象」であり、心、精神状態にまでは関わらないという) これは新たな「社会問題」(という言葉は番組では使われなかった)の出現であり、早急に適切な相談機関が整備されなければ…と番組は言っていました。私もまったくそう思いました。 (テレビはまた、そんな先進的な取り組みを始めている医療機関、相談機関なども紹介していました) 個人的に思うことはいろいろあります。 そもそもは、障害児・者が生き

    2018.6.19 出生前診断 - カメキチの目
  • 2018.6.12 漁夫の生涯竹一竿 - カメキチの目

    カメキチの目 禅語 漁 夫 の 生 涯 竹 一 竿 ぎょふの しょうがい たけ いっかん この言葉の前に次の言葉があります。 「山僧が活計茶三畝(さんそうがかっけいちゃさんぽ)」 山寺の坊さんがってゆくのには三畝の茶畑もあれば十分。 これより広ければ、土を耕やし、苗を植え、水をやるのがたいへんだ。 (けっきょく、多く所有したら、その使用や維持・管理にたくさんのエネルギーを使わなければならない) っていくには限りがある。人の何倍も胃袋が大きいわけではあるまいし(ガリバーなら別ですが)。 漁師だって、竹ざお一つさえあれば死ぬまでってゆける。 ほかに、何がいる! 前の「春在枝頭己十分」ということも「少欲知足」に通じました。 生きてゆくのに必要なものは欠かせないけれど、余分なものは要らない。 でも、必要とはいえないが、あって悪くはない、あれば「便利・快適」なモノがいっぱい世の中にはあふれてい

    2018.6.12 漁夫の生涯竹一竿 - カメキチの目
  • 2018.6.5 『面白くて眠れなくなる進化論』① - カメキチの目

    カメキチの目 また生物の話です。 稲垣さんの植物、生物のがたいへんおもしろかったので、『面白くて眠れなくなる…』シリーズから、こんどは「進化」についてのを読みました。著者は長谷川英祐さんといいます。 いちばんおもしろいと思ったところだけ二つ書きます。二つともの終わりのほうにありました(一般的に、終りのほうというのは著者の述べたかった内容の「まとめ」となっており、その二つの話には強く惹かれた)。 の初めは進化論について。「進化論といえばダーウィン」といわれるくらいですから、彼の進化論やその後の発展した進化論学説もわかりやすく述べられていました。 終わりの章の題名は、 「君がいないとやっていけない‐共存の力学」 といいます。 なに! 君(相手)がいないと(私は)やっていけないということか? (「自立」ということが痛感されました) ーーーーーーーーーーーーーーーーー ①カブトエビの話 前

    2018.6.5 『面白くて眠れなくなる進化論』① - カメキチの目
  • 2018.4.28 森友問題と担当者の自殺 - カメキチの目

    カメキチの目 まるでサスペンスドラマのようです。 なにが? いまだに明らかにされていない、もう1年以上にもなる森友問題(「森友事件」)。 非常に腹立たしい! いい大人なので狂ってると思われるから実行できませんが、子どものように喚き散らしたい。 改ざんが原因で自殺した関係者がでていても、改ざんという「ウソ」そのものが「加害者」ではないので殺人事件ではなく、警察は手を出せない。 (たとえ殺人があったとしても、「上」の「命令」でもみ消されてしまうでしょうが) 私たちは怒っていい、 というか 怒らなくてはいけない! 先日、自殺した方のことに触れた報道を聞いて、つくづく思った。 「オイ、オマエ、あんまり熱くなるなよ」と言われそうですが、下にあるような報道に接すると熱くならざるをえない。 私は関西に住んでいるので、「森友問題」は地域のことでもあり、よくテレビニュースで取りあげられます。 24日の放送で

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