ブックマーク / www.kaerusan73.com (18)

  • 驕兵必敗(きょうへいひっぱい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は驕兵必敗(きょうへいひっぱい)です。 思いあがった軍隊は必ず負けてしまう、ということです。 思いあがっても強いもんは強いでしょ。 世界最強のアメリカ軍は負けないでしょ。 ベトナムに負けましたよ。 そう言えば! やっぱり油断しちゃダメなのか。 そうですよ、どんなに学力があっても、試験に遅刻したらダメでしょ。 そう聞くとそうだね。 特に相手がいて相手も必死な場合は油断は特に危険ですよね。 でも、にわとりさんは負けてもそんなには困ることないかな。 負けても平気なら、油断しても大丈夫ですね。 出典は「漢書」でした。

    驕兵必敗(きょうへいひっぱい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 月光読書(げっこうどくしょ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は月光読書(げっこうどくしょ)です。 貧しさに耐え、月の光で読書をして立派な人物になった江泌(こうひ)の故事を言った言葉です。 月明りで出来るもんかね。 まあ、読もうと思ったら読めるんじゃないですかね。灯油を買うお金も無かったわけですね。 江泌(こうひ)は親孝行でのちにとても出世したので尊敬されて、こういう言葉で残っているわけです。 出世出来ても、そんなに苦労しちゃあねえ。 現代に生まれてよかった、出世しなくても美味しいものはべられるし、電気はあるし、寒さも暑さもしのげるし。 確かに、現代は豊かになりましたよね。 にわとりさんは、出世より親孝行がエラいと思うよ。 たしかに立派なことですよね。

    月光読書(げっこうどくしょ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 長生久視(ちょうせいきゅうし) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は長生久視(ちょうせいきゅうし)です。 長生き、を意味する言葉です。 きゅうし? 久しく視る、ですから、長く生きることです。 へえ。 老子の言葉で、倹約こそ、国家の長生きには欠かせない、と言っています。 また、老子はしみったれた話ばっかりして!!だから余計に老いるんだよ!! 他に言うこと無いの!? 以前に「深根固柢(しんこんこてい)」という言葉をやったのですが、その言葉と「長生久視(ちょうせいきゅうし)」は一緒に出ているのです。 あ、そうなんだ。だから倹約ばっかり言ってる感じなのか。 じゃあ、個人は使ってもいいかな。 そりゃ、資産によるんじゃないでしょうか。 いいの!老子なんて気にしないでいいの! 出典は「老子」でした。

    長生久視(ちょうせいきゅうし) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 世界恐慌(せかいきょうこう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は世界恐慌(せかいきょうこう)です。 世界規模で起こる経済恐慌のことです。世界恐慌、大恐慌、と言う場合、多くはアメリカ発の1929年~1933年の株式の大暴落に端を発する恐慌を指す場合が多いです。 第二次世界大戦のきっかけになったって言うよね。株が下がって何で戦争になるの? アメリカは多くの資金が株に投資されていましたが、株価が80%下落し、国内生産が減少し、失業者も急増し、外国から多くの資を引き上げたので、さまざまな国に影響が及びました。 第一次世界大戦で敗北し多額の賠償金を請求されたドイツアメリカのおかげで回復しかけていましたが、アメリカの資が引き上げられ、経済は一気に崩れ去り、国家社会主義労働者党(ナチス)の台頭を招きました。 うーむ、なるほど。 ちなみにソビエト連邦は社会主義計画経済だったため影響は受けませんでした。 へぇ。 世界各国は自国の経済を守るため閉鎖的なブロック

    世界恐慌(せかいきょうこう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 厚生年金(こうせいねんきん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は厚生年金(こうせいねんきん)です。 条件を満たした民間企業に勤務する会社員を対象にした年金制度です。 二階建て部分の一階が国民年金(基礎年金)で、二階の部分に位置します。条件を満たした民間企業に勤務する人が加入し、条件を満たせば、老齢、障害、遺族年金が支払われます。 国民年金(基礎年金)の、上の二階の部分なんだね、じゃあ、厚生年金を払っている人は一階部分の国民年金(基礎年金)も払っているんだ。 そうです、国民年金(基礎年金)は、みんな払うことになっています。 年金払ってない人が多い、って言うのは、この国民年金(基礎年金)のみの第1号被保険者の一部の人のことで、第2号被保険者(サラリーマンの方々など)は国民年金(基礎年金)もだいたい払っているんだね。 そうです、結果、国民年金(基礎年金)も大体の人が払っています。 当然、2階部分の厚生年金も払っている人のほうが、もらえる年金も多いんだ。

    厚生年金(こうせいねんきん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 堂下周屋(どうかのしゅうおく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は堂下周屋(どうかのしゅうおく)です。 廊下、部屋と部屋をつなぐ通路のことです。 いや、廊下で良いでしょ。 ちょっとかっこいいでしょ。 めんどくさいよ。 出典は良く判りませんでしたが唐の学者の顔師古(がんしこ)が「漢書」に注釈を付けた中にこの言葉がありました。 出典かどうかは判らないんだ。 まあ、単なる廊下のことですからね。 昔からあるもんね。 出典は判りません。

    堂下周屋(どうかのしゅうおく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 通暁暢達(つうぎょうちょうたつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は通暁暢達(つうぎょうちょうたつ)です。 ものすごく詳しいこと、通じていること。 「暁(あかつき)」やのに? 「暁」は、暁(さと)る、とも読むんです。 え!悟る、って意味もあるの? うーん。悟る、覚る、は仏教的な、何かを会得する、イメージです。発見、到達のイメージがあります。 暁る、は理解するって感じですね、学校の勉強を理解するようなイメージです。 あー、なるほど判った。今のは「暁る」だね。 そうです。 暢達(ちょうたつ)は? 「暢」は、のびのびと、みたいな意味があります。 じゃあ、きちんと判ってるからスラスラと出来る域に達してるから、通暁暢達(つうぎょうちょうたつ)なんだ。 さすがですな、その通りです。 出典は判りません。

    通暁暢達(つうぎょうちょうたつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 雷騰雲奔(らいとううんぽん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は雷騰雲奔(らいとううんぽん)です。 現れたと思ったら、すぐに消えてしまうこと、です。 なんか、カッコいいような、そうでもないような。 雷も、雲も現れたと思ったら消えてしまうでしょ。 まあ、雷にいつまでも残られても困るけどさ。 「騰」は、あがる、とか、のぼる、とか言う意味でしょ。 そうです、ピンと来ませんか?「跳躍」という様な意味もあります。 あー雷が跳躍する、なんか判った。ビカビカッって感じかな。 出典は柳宗元(りゅうそうげん)の「興州江運記」でした。

    雷騰雲奔(らいとううんぽん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 廉頗負荊(れんぱふけい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は廉頗負荊(れんぱふけい)です。 心から謝罪することです。 漢字から判らないな、負荊(ふけい)は、なんか判るけど。 廉頗(れんぱ)は人名です。 古代中国の趙(ちょう)の国に、廉頗(れんぱ)と藺相如(りんしょうじょ)と言うお偉いさんがいたのですが、とても仲が悪かったので、藺相如(りんしょうじょ)は廉頗(れんぱ)を避けていました。 キライだからかな。 いや、偉い人同士でケンカしてはいけないと、敵につけ込まれてしまう、と藺相如(りんしょうじょ)は考えていたからです。廉頗(れんぱ)はそれを知って心から感動して、上半身裸で茨を背負って自らを罰し謝罪しました。 それ以来、2人はとっても仲良くなりました。 おー!いい話だなー! あれ?聞いたことあるな。 同じエピソードで刎頚之交(ふんけいのまじわり)って言うのもあります。以前取り上げました。 へー、やっぱそうか。 出典は「史記」でした。

    廉頗負荊(れんぱふけい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 貪夫徇財(たんぷじゅんざい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は貪夫徇財(たんぷじゅんざい)です。 貪欲な人はお金のために命を捨てる、と言うことです。 やっぱり命は大切にしたいよね。 欲深い人はお金のために命を捨てる、 義の人は名誉のために命を捨てる、 権力欲の強い人は命を落とし、 一般の人は生をむさぼる、と言う並びの中の最初の言葉です。 生をむさぼるのが正しいと思う。 人それぞれでしょうね。 出典は「史記」でした。

    貪夫徇財(たんぷじゅんざい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 無始無終(むしむしゅう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は無始無終(むしむしゅう)です。 始めも無ければ終わりも無い、ということ。「荘子」にも出てくる言葉ですが、仏教的な思想の言葉でもあります。 始めも無ければ、終わりも無い、っていうのも不思議な気がするけど。 荘子は、昔は天地は無かったけど、今はあるなんて変だ、って思ったようです。天地は昔は無かったに決まってますが、宇宙って考えるとまだ我々には判りませんね。 でも、宇宙も遡れば、すごく小さかったのにビックバンで大きく拡がったんだよね。 でも、その広がる前の宇宙はどこでどうやって出来たのか、もし宇宙にもとがあるんだとしたら、そのもとはどこでどうやって出来たのか、ってなりますよね。 うーん、訳わかんないね。 たくさんある宇宙のうちのひとつかもしれませんし、謎が終わることは無いでしょう。 出典は「荘子」でした。しかし仏教の思想でもあると言えます。

    無始無終(むしむしゅう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 流星光底(りゅうせいこうてい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は流星光底(りゅうせいこうてい)です。 振り下ろす刀の光、一閃(ひらめき、一瞬のひらめき)を表現した言葉です。 元になった言葉は「流星光底、長蛇を逸す」で日歴史学者、漢詩の詩人、頼山陽(らいさんよう)の詩からです。 長蛇を逸す?逸しちゃったの? そうです、チャンスを待ちに待ったけど、結局チャンスを逃しちゃった、と言う詩の一部です。 あらー、逃がしちゃったんだ。 詩自体は、日の戦国時代の武田信玄と上杉謙信の戦いの川中島を歌ったものです。逃がして悔しがっているのは上杉謙信です。 へー、そうなんだ。 出典は頼山陽(らいさんよう)の「不識庵の機山を撃つの図に題す」です。

    流星光底(りゅうせいこうてい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 尭年舜日(ぎょうねんしゅんじつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は尭年舜日(ぎょうねんしゅんじつ)です。 世の中が良く治まり平和なことです。 「尭(ぎょう)」「舜(しゅん)」は古代中国の支配者、政治家です。伝説か実在するかは、よく判っていません。 よく判らないけど、その時代は平和だったと。 そう言うことです。とっても徳のある君主とされていますが、「尭(ぎょう)」「舜(しゅん)」は平和に君主の座を譲ったことになっていますが、力づくで奪ったと疑う意見もあるそうです。 イイ人だったことでいいじゃん。 とりあえず人間の見のような人だったということです。 究極の「昔は良かった」かもね。 出典は、沈約(しんやく)の「四時白紵歌秋白紵」でした。

    尭年舜日(ぎょうねんしゅんじつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 鎖鑠縮栗(しゅうしゃくしゅくりつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は鎖鑠縮栗(しゅうしゃくしゅくりつ)です。 気持ちが萎えて小さくなること、です。 こんな、めんどくさい字でそんな意味なの?! 「鎖鑠(しゅうしゃく)」は金属が溶けることで「縮栗(しゅくりつ)」は縮むことです。 急に「栗」って入ってるじゃん。 戦慄の「慄」と同じ意味で、ふるえおののく、と言うような意味です。 栗なんて急に入っているからどんな意味かと思えば。 出典は韓愈の手紙「与少室李捨遺書」でした。

    鎖鑠縮栗(しゅうしゃくしゅくりつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 無信不立(むしんふりゅう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は無信不立(むしんふりゅう)です。 「信なくば立たず」で有名ですね。政治に一番必要なものは信頼である、と言う意味です。 「信なくば立たず」しか使わないけど、四字熟語もあるんだね。 政治には「軍」「」「信」のどれが大切か、と聞かれ、孔子が「信」が一番大切だと言ったんです。 どれも必要だねぇ。「軍」も重要だけどねぇ。やっぱり「軍」が負けるより、「信頼」が無いのが良くないのかねぇ。 確かに中国歴史では、大きな王朝が滅ぶ時は民衆の叛乱などが起こった後が多いんですよ。 へぇ。 でも、ちっちゃい国は「信」があってもバンバン滅んでいます。 だよねー、現実はきびしいねぇ。 出典は「論語」でした。

    無信不立(むしんふりゅう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 毫末遺漏(ごうまついろう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は毫末遺漏(ごうまついろう)です。 わずかの漏れ、間違い、見落としのこと。 ゴウマツ? 筆で字や絵を書くことを「揮毫(きごう)」って言いますでしょ。あの「毫」ですよ。 毫末(ごうまつ)は、筆の先のことです。遺漏は、漏れ、間違い、見落としなどのことです。 じゃあ!そのまんまなんだ!! そのまんまです。 偶然、四文字だったから四字熟語なんだ!! それは判りませんけど、元から使う2文字の熟語が2つですからね。 出典は判りません。

    毫末遺漏(ごうまついろう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 一時流行(いちじりゅうこう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は一時流行(いちじりゅうこう)です。 元々は、その時の流行を取り入れた俳句のことです。、その時代の雰囲気や流行を取り入れることです。 反対の言葉が「千歳不易」(せんさいふえき)、時代に流されることの無い大事な基礎となるような句を言います。 対になっているんだ。 そうです、一時流行(いちじりゅうこう)の句だけでは、基礎が無く成り立たない、しかし千歳不易(せんさいふえき)の句だけでは、新しいものが生まれない、と言うことが言いたいんです。 どっちが正しい、とかじゃなくてバランスが大切ってことだね。 そうです、俳句以外にも通じることですよね。 たしかに、なるほどねぇ。 出典は「去来抄(きょらいしょう)」でした。

    一時流行(いちじりゅうこう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 延年転壽(えんねんてんじゅ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は延年転壽(えんねんてんじゅ)です。 長寿をお祈りします、と言う意味の言葉です。 元は仏教用語で、仏や信心、修行などによって寿命を延ばすことです。 伸びるの? さあ?どうでしょう?元がいくつだったか測定できませんからね。 延年は、お寺の大法会の後の芸能のことも指します。 ああ、延年舞(えんねんまい)とか言うね。岩手県の毛越寺(もうつうじ)とか有名じゃない。 さすがですね、そうです。 出典は判りません。

    延年転壽(えんねんてんじゅ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
  • 1