他事業所についての情報が入りまくる。同じ事業所について良い情報も悪い情報も入りまくる。悪い情報をたくさん聞いていたとしても「通うことに決めました」と保護者から言われたとき、何を伝えることもできない。だんだん自分の耳を塞ぎたくなってくるが、そうもいかない。 同じ事業所の支援であっても保護者からの評価が割れるのは、求めているものが違うからなのか、収集できている情報量に差があるのか、事業所の質を見極める目が違うのか。「完全送迎」を売りにしているところなど、子どもが過ごす様子を保護者はほとんど見ることもない。保護者が利用を決める基準はもっぱら「○○ちゃんのところが行っているから」。 「そこはヘルパーの質が低く、今月から利用を大きく減らしたところを知っている」「そこは障害児の支援経験があるスタッフが実はひとりもいない」「そこは他校の子どもが行きたがらなくなって、また別の事業所を探している」…すべて飲