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![定義の理解にかける時間を飛ばしても意味がない──エンジニア・光成 滋生(3) | サイボウズ式](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/75e490338dfc9b148214509f870b6fada03d4520/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcybozushiki.cybozu.co.jp%2Fem020_cover_x1200.png)
入力と出力のペアに対して,上のようなグラフを作るのが目標です.テーブルの出力のとこは数字が書いてありますが,文字列だと思ってとらえて下さい.map だと出力は1つに限られちゃいますが,ひとつの入力に対して出力が複数あってもいいです.たとえば入力 "feb" に対して,出力は "28" と "29" があります.(2月は28日と29日のときがありますね). ノードの部分が状態で,そこから出ている矢印が状態遷移になります.矢印には a/b というラベルがついていますが,a の部分が入力とのマッチを意味し,b の部分がそのときの出力を意味します. 上の例で示すFSTで,"aug"を処理するには,"aug"を頭から読んで,入力"a"に対応するの(9)から(3)への矢印を選択します.そのとき,出力として"3"を記録しておきます.そのあと,"u"に対して(3)から(2)への矢印を選択し,"1"を先ほど
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