ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (53)

  • 「市場に出ない」「理想の異性」について考える際の視点 - シロクマの屑籠

    これから書くのは、できるだけ理想に近い異性とパートナー関係になりたい人に来必要な視点なのに、世間では語られることの少ない(=たぶん人気もない)視点だ。そういう異性とパートナー関係になりたいけどどうすればいいのかわからない人に、こういう視点もあるんだよって知っていただけたらうれしい。 理想の異性は「市場」に存在しない はじめに、理想の異性に出会いたい人がしばしば忘れているか、忘れたふりをしていることを確認しておきたい。それは、理想の異性は原則として「市場」に存在しないってことだ。 世の中では、ときどき「市場に出ない物件」みたいな言葉を耳にする。あまりに良い土地、あまりに良いマンション、そうした最優秀の物件は売買のマーケットに出るまでもなく、その手前で(たとえば既知の人間関係の内側で)取引成立されるから、自由市場にそれが並ぶことはない、みたいな話だ。 これって異性だって同じ。 実際、婚活市場

    「市場に出ない」「理想の異性」について考える際の視点 - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2024/09/26
    昔から言ってるけど、いい男とは誰かが育てた男。なんだよね。みんな育てる工程の痛い思いしたく無い。
  • RE:郊外都市には文化が無い (……本当に?) - シロクマの屑籠

    anond.hatelabo.jp 「郊外都市には文化が無い」、というタイトルの文章がはてな匿名ダイアリーを読んだ。 タイトルが、なんだか大きな釣り針だ。ただし、この名古屋近郊に住んでいる筆者はあるていど誠実だ。というのも、 この街の文化と呼べるものに触れ合った記憶が無い。 生まれも育ちもここなのに郷土史とか一切知らねえ。 名古屋やその近郊に文化が無いと言い切っているのでなく、名古屋やその近郊の文化を自分は知らない、と書いているからだ。 たとえば自宅と職場とショッピングモールだけを往復している生活をしていたら、自分の暮らしている場所の文化についてロクに知らないこともあるだろう。交通網が発達し、地域共同体への依存度が低いニュータウンで暮らしていれば尚更だ。 それについて、名古屋を街歩きした時を思い出しながらちょっと書いてみる。 名古屋近郊の住宅地には文化が[無い|ある] まず、名古屋近郊のg

    RE:郊外都市には文化が無い (……本当に?) - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2024/07/12
    文化に限らず教養とは解像度のことだから、解像度低いと何も見えないよねって話はわかる。本人の資質もあるけど、最初に解像度上げる楽しさを誰が教えてくれるのか?って意味では住むエリアも多少差はあるよね。
  • 高度な社会の一員になれていますか。これからもなれますか - シロクマの屑籠

    「高度な社会は、それにふさわしい高度な人間を要請する」。 それが言い過ぎだとしたら、「高度な社会に適応するためには相応の能力や特性が求められ、足りなければ支援や治療の対象になる」と言い直すべきでしょうか。 少し前に「SNS上では境界知能という言葉が悪口的に用いられている」といった話が盛り上がったようですね。 president.jp リンク先で述べられているように、知能指数はその人の生きづらさを探る手がかりとして用いられるもので、そうして算出された境界知能も、支援の見立てに用いるための語彙なのでしょう。そしてリンク先では、境界知能という言葉を時代遅れにする動向にも触れられています。どんな言葉にも全人的な否定のニュアンスをとりつけたがりなインターネット民の挙動を見ていると、境界知能という語彙を消すべきだとする人々の考えにも同意したくなります。 そうした語彙の汚染問題はさておき、境界知能や知的

    高度な社会の一員になれていますか。これからもなれますか - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2024/02/20
    まぁ実際は切り捨てられた人の方が、多くなった時点でクーデターなりなんなりが起こって逆転するんよ。アメリカのトランプ支持なんて、まさにそうでしょ。
  • 「いにしえの00年代のインターネットへの憧れ」はわかる気がする - シロクマの屑籠

    今の10代の人の間で、「ゼロ年代のいにしえのインターネットへの憧れ」がそこそこ共有されているっぽいのに最近気づいてる— highland (@highland_sh) 2023年12月18日 highlandさんの上掲投稿を見かけて、その少し前に読んだ00年代のブロガーの文章を連想せずにはいられなかった。 amamako.hateblo.jp gothedistance.hatenadiary.jp 未経験な世代の憧れを牽引し、その時代を経験した世代も懐古的に当時を語る、その00年代のインターネットとはどういうものだったのか? 私も思い出したくなったので少しだけ書く。 「当時のインターネットは良いことづくめじゃなかった」という一面 この問題について、同じくhighlandさんは絶対に無視できない一面にも触れている。 おもしろい個人サイトとか、フラッシュ動画とか、2ちゃんの面白コピペとか見て

    「いにしえの00年代のインターネットへの憧れ」はわかる気がする - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2023/12/21
    個人サイトとかやってたので「何?ブログ?けっ。HTMLも書けないくせに」みたいに腐った選民思想を持ってたなw今は、そのブログも絶滅危惧種になりつつある。
  • 誰もが表現者になれる時代はとっくに終わってるんだよ - シロクマの屑籠

    今回の内容は、以前にも誰かが書いていたかもしれない。でもこれから私が書くことを一字一句違わず書いた人はいないはずだから、誰かに届くかもと期待しながら記してみる。 インターネットの普及期と現在を比較して、違っているところを挙げるとしたら何が挙がるだろう? アングラ感の強弱。インターネットの多数派がどんな人なのか。コミュニケーションの主な手段がウェブサイトかブログかSNSか動画か。挙げれば色々ある。 今日、まとめたいのは「誰もが表現者になれる時代の終わり」についてだ。 インターネットではさまざまな新しいネットサービスが流行っては廃れを繰り返してきた。そして共通点がある。どのサービスでも、流行期には「誰もが表現者になれる」という夢が薄らぼんやりと漂い、それに釣られて集まってくる人々がいた。 90年代から00年代のはじめはウェブサイトの時代だった。この頃インターネットをはじめたアーリーアダプターた

    誰もが表現者になれる時代はとっくに終わってるんだよ - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2023/08/30
    そんな表現者ワナビーは増田良いと思うんだよねー。結構簡単にバズるし。
  • 時代は「自分のアタマで考えるな」だと思う - シロクマの屑籠

    今の世の中、自分のアタマで考えないほうが良いターンになっていると思いませんか。 犬も歩けばフェイクに当たる これはアウト。 物理的にありえない水の動き、現実的ではない家の配置、画質と画像サイズ。AIが作成した写真です。 熊地震の際にライオンが逃げたとフェイクニュースを流した人と同様で、災害時に不安を煽るデマを流している。通報しました。 なお、ライオンの件投稿した男性は後に逮捕されています https://t.co/WRRKb1xrWy— なかむらすばる🌻紅楼夢【き03-b】 (@subaru_chen) 2022年9月26日 先日、静岡県の水害のフェイク画像がツイッター上に流された。ある者はそれを物と思って拡散し、別の者はフェイクだと疑って拡散を思いとどまったり、疑問の声をあげたりした。自分のタイムラインではこれに引っかかる人はいなかったように見えたけれど、皆が皆、引っかからずに済ん

    時代は「自分のアタマで考えるな」だと思う - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2022/09/27
    自分の判断を投げ出し、誰かが判断してくれるまで保留することが処世術だとしたら恐ろしい事だよ。それは戦争や魔女狩りとかの集団狂気の一歩手前。
  • 「中年に惑ったら、髪型を変えろ、車を変えろ」 - シロクマの屑籠

    times.abema.tv 先日8月3日、ABEMA Prime さんにて「中高年のうつ病」という特集があってゲストとしてお邪魔させてもらった。思っていた以上に中高年のうつ病についての話が真面目かつ広く取り扱われて、限られた放送時間のなかでいろいろな話題が出て良かったんじゃないかと思う。そこで、中年危機について良さそうなアイデアが語られていたので、これは書き残したほうがいいと思ったので書いておく。 パックン「中年危機になったら髪型変えればいいんですよ」 そのアイデアは、番組のなかで中年危機の話になっていた時にぽろっと出てきた。隣の席のパックンさんがこうおっしゃったのだ。「アメリカでは中年危機って言葉はすごくポピュラー。中年危機になったらね、髪型変えればいいんです」。 おお、さすが中年危機がカジュアルに語られる国だけのことはある。そう出るか! 中年危機は英語でmidlife crisis

    「中年に惑ったら、髪型を変えろ、車を変えろ」 - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2022/08/05
    40過ぎて最近、辮髪にしたけど大変良い。若い人が多い場所でも気後れしなくなって年下の友達増えた。モテたいとかを捨ててからの自己表現は本当に自由で楽しいよね。
  • 日本人にかかる性淘汰圧と、その行方を想像する - シロクマの屑籠

    はてな匿名ダイアリーと一部のtwitter界隈で、「現代の恋愛は、告白すれば告ハラ扱いされ、付き合う前に口説こうとすればセクハラやストーカー扱いされる」、という文章が注目されていた。関連して、「ぬいぐるみペニス(略してぬいペニ)」というネットスラングについても、はてなブックマークやnoteで目にした。 現代の恋愛ってぶっちゃけ平民には無理ゲーじゃない? [B! 増田] 現代の恋愛ってぶっちゃけ平民には無理ゲーじゃない? 「ぬいペニ」問題について|しの。|note 現状認識:交際までの曖昧なプロセスは難しくなっている これらに対する反応はさまざまだった。恋愛結婚の経験のある人々は「恋愛を理解していない」「告ハラなんて言われたところで無視すればいいしセクハラほどの誘い方なんてするほうが変」「まずは異性の友達作れ」などと書いていた。 1990年代的だと思うし、だからといって間違いだとも言いづら

    日本人にかかる性淘汰圧と、その行方を想像する - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2022/06/17
    高校生の娘の話聞くと10代20代は現在のプロトコルにほぼ適応してて、男女双方からの緩いアプローチが自然になってきてる。そして恋愛にあまり重きを置かないみたい。告ハラだ、ぬいペニだと怒り狂ってるの30〜40代よ。
  • 「点の成功」と「線の成功」の話 - シロクマの屑籠

    人生のある時点で最高・最強だからといって、長い人生が最高・最強とは限らない。 多くの場合、人生のある時点で最高・最強だった人は、その前は劣悪な環境でもがいていたり、精彩を欠いていたりする。一時代に栄華をきわめた人のかなりの割合も、一時代に栄華をきわめていた、まさにそのことによって、干支が1~2周した後に衰微や破滅を招くことも多い。例外がいないわけではないとしても、一時代に栄華をきわめ過ぎた人物は、その栄華によってしばしば足を掬われる。 「塞翁が馬」とはよく言うけれども、人間の栄枯盛衰は当にわからない。 個人それぞれの未来は読みきれない。 だから「勝って兜の緒を締めよ」というのはその通りだし、停滞しているからといって人生を諦めてしまうと思い込むのも、人生にネタバレがあると思い込んでしまうことも、厳に慎まなければならないのだろう。 「点の成功」と「線の成功」 そうしたわけで、人生の成否をある

    「点の成功」と「線の成功」の話 - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2022/06/04
    これは点=状態変化と線=現状維持よ。若いうちは無くなるものも少ないので状態変化(成長や革新)を望み、歳取ると現状維持を求めると言うことだと思うけど。
  • ロボットやアリとして「現代人らしく生きる」ということ - シロクマの屑籠

    anond.hatelabo.jp 冒頭リンク先の文章は、結婚や子育てをするでなく、仕事→給料→趣味という生活のうちに自己実現が欠如している、その実存的悩みを吐露したものだ。 文中から察するに、結婚や子育てが自己実現の一環をなし、実存的な悩みを解決してくれるような期待が仄見えるし、それは結婚や子育てをしていない人に起こりやすい期待かもしれない。その一方、世の中には結婚や子育てが自己実現の一環をなさず、承認欲求や所属欲求を獲得する糸口にすらならず、重荷になっている人もいる。 だからこの文章の重心は自己実現とその欠如、自分のためにでなく誰かのために生きざるを得ない(または生かされている)ことの虚しさや交換可能っぽさやBOTっぽさ、なのだろうと受け取った。 こうした問いかけに、ポジティブな回答を提供するのも不可能ではない。実際、ついているはてなブックマークコメントをみれば様々な考えが述べられてい

    ロボットやアリとして「現代人らしく生きる」ということ - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2022/05/07
    中高年になったら自己実現の幻想みたいなものから距離を置いて、自分の周りのものとの日々を大切に過ごすことが大事だと思うよ。
  • 現代社会プレイヤーとしての私が語れる言葉/語れそうにない言葉 - シロクマの屑籠

    II-3 男性にも「ことば」が必要だ – 晶文社スクラップブック 男性から「ことば」を奪っているのは男性自身ではないか - あままこのブログ 上掲リンク先のやりとりを興味を持ちながら眺めた。そこで展開されている、男性に言葉があるかなきか、男女双方がどうやって・どれぐらい抑圧しているのか/されているのかの問題は、私の追求したいテーマそのものではないので、興味のままに文章を追った。 とはいえ、結局この方面で私自身にとって当に関心があるのは、1.私自身(と私に関わりの深い人々)の利害と表現をどう防備していくのかと、その延長線上の話として、2.その防備のために誰に味方すべきか、といった単純政治の次元で、それより深いレベルの議論は自分には難しそうだった。 で、一連のやりとりを読みながら私が点検したのは、私自身が語る言葉をどれぐらい持っていて、語れそうにない言葉をどれぐらい溜めこんでいるかだ。 あら

    現代社会プレイヤーとしての私が語れる言葉/語れそうにない言葉 - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2022/04/15
    これ社会的強者(パートナーや金銭、自己実現をある程度手に入れた人)の本心として読んだ。つまり現代社会で勝った男性たちはルールが変更になり負け側に落ちることを怯えてる。この無限の階層リーグ構造が本質。
  • そろそろ「東京らしいこと」をしたい - シロクマの屑籠

    なぜ東京人は書く必要のない細かい地名をイチイチ書くのか はてな匿名ダイアリーに「なぜ東京人は(中目黒、などの)細かい地名を言うのか」という文章がアップロードされているのを見かけて*1、シンプルに、ああ、東京行きてぇなぁと思った。ずいぶん長いこと、東京に遊びに行っていない。 こんな風に思ったのは、つい先日、帰宅の途中でスーツケースを持った男女にすれ違ったからでもある。この、うら若いカップルは春の小鳥がさえずるように、「なんか、東京らしいことしようね」「うん、東京らしいことしよう」と言い交わしていたのだった。うんうん、東京らしいことしたいよね。 東京首都圏に住んでいる人にとっての「東京らしさ」がどんなものなのかはわからない。けれども地方に住んでいて東京をつまみいしたいと願う者にも、それ相応の「東京らしさ」「東京らしいこと」ってのはあるように思う。東京が住むのに良い街かはわからないが、地方から

    そろそろ「東京らしいこと」をしたい - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2022/04/03
    散策する分には、ほぼ戻ったよ。まぁマスクはみんなしてるけど。街並みも飯も店も電車もイベントも普通に動いてる。散策するには花粉も落ち着いてきて良い季節よ。
  • 「いつも異性選びで失敗する」→「自由意志に逆らうしかあるまい」 - シロクマの屑籠

    キラキラ婚活沼の人達がこういうカード引いてたりするのをみると、人間ってのは意外と上手にマッチングするもんだなぁとは思う。ナンパ師とナンパされ子もそうっちゃそうなのかもしれん。人間はくっ付くべき人間とくっ付く。人類みな生まれながらにしてスタンド使いである。— 高須賀(* ॑꒳ ॑* )⋆*⛅ (@takasuka_toki) 2021年12月27日 人間は、くっつくべき人間とくっつく。 これは当のことである。 人には好みがあり、同じタイプの異性に惹かれ続け、その傾向は簡単には変わらない。だから学生時代や社会人一年目の恋愛で大失敗した人が、二十代の後半になっても、三十代の半ばになっても、同じ傾向を持った異性を選好し続けて、疲弊し続けることはまったく珍しくない。むしろそれが娑婆の因縁メカニズムに基づいた平常運転なのだとさえ思う。 ここで、娑婆の因縁メカニズムという変な言葉を使ったが、これは、私

    「いつも異性選びで失敗する」→「自由意志に逆らうしかあるまい」 - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2021/12/28
    これ全く賛同できない。気があって仲良くできる時点で「だれ」はあまり重要じゃない。よほど欠落した相手を引き当てなければ、基本的には自分の問題だよ。
  • そうだ「ヤンキー的なもの」は規範だったのだった。 - シロクマの屑籠

    ゆうべ、twitterをぼんやり眺めていた時に、哲学者の千葉雅也さんの何気ないツイートが流れてきた。今日は、そこから色々と考えさせられたことをログとして残しておきたい。 学校をサボって昼に出かけていた、だがヤンキーではない、というのが僕にはわからないんだよなあ。学校をサボるなんて1ミリ秒も考えたことがなかった。— 千葉雅也『ツイッター哲学』発売 (@masayachiba) 2021年4月21日 僕はこういうティーンエイジを過ごしたので、人なんて放っておいても逸脱するのだから、逸脱を許すようなことをわざと言う必要はなく、まずいことの制約、禁止を言うことこそ大事だ、というのにはぜんぜん、わずかも共感できない。あの頃の僕は、逸脱を許可する言葉を切実に必要としていた。— 千葉雅也『ツイッター哲学』発売 (@masayachiba) 2021年4月21日 「学校をサボって昼に出かけていた、だがヤン

    そうだ「ヤンキー的なもの」は規範だったのだった。 - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2021/04/23
    ヤンキーは最終的に生まれ育った地域へ帰属するから地方経済の循環のための労働力としては必要不可欠。都市化されしまえば地方を支える担い手もいなくなるんだよね。
  • 多様な社会と、他説を否定したい私達の矛盾がわからない - シロクマの屑籠

    新年あけましておめでとうございます。 年をまたいでも元気が出ないので手短に。 1月3日、映画天気の子』が地上波初放送された。 天気の子 発売日: 2020/03/04メディア: Prime Video 予想どおり、twitterにはいろいろな意見や感想が充満していて賑やかになっていた。『天気の子』のような作品にいろいろな意見や感想が出てくるのは似つかわしいことだと思う。いろいろな意見や感想が出てくるのは、視聴者がさまざまな考えを持っていることの反映に違いないからだ。 が、自分の意見や感想を良しとするだけでなく、他人の意見や感想を否定したい人、殲滅しようとしている人も見かけた。そういう人の割合は全体の1割もいたかどうか。が、割合の高低はともかく、そういう人が存在したことははっきりと思い出せる。 『天気の子』のような作品に対していろいろな意見や感想が出てくる社会は、ひとつの意見や感想だけが出

    多様な社会と、他説を否定したい私達の矛盾がわからない - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2021/01/05
    他説を否定したい人が跋扈しているから、多様性が必要とされてる。ただ結果的に多様性は独裁者の揺り籠になりえるので、世の中がこんなになってる。
  • 男性性欲が医療によって管理される未来 - シロクマの屑籠

    この文章は、先週twitterでつぶやいた話をブログ用に書き直したものだ。もっと長文でまとめてみたい、と思ったからだ。 「賢者タイムは生産的」→「というより、男性性欲のあれって認知や行動の障害では?」 「賢者タイム」というインターネットスラングをご存じだろうか。 賢者タイムとは、男性が射精後に性的関心がなくなり、冷静になっている状態を指す言葉だ。賢者タイムがあるということは、いわば愚者タイムとでもいうべき時間もあり、男性、とりわけ若い男性はしばしば、性欲や性衝動によって冷静さを失う。そして生産的でも合理的でもない行動、たとえば普段は欲しいとも思わないポルノグッズを衝動的に買ってしまったり、向こう見ずな行動をとってしまったりする。 だから若い男性のなかには、冷静さを取り戻すために、ほとんどそれが目的でマスターベーションを行う人すらいる。 「睾丸毒」というネットスラングも過去にはあった。これも

    男性性欲が医療によって管理される未来 - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2020/11/03
    まぁ人類の半分が男なので無いよ。もし起こるとしたら形を変えたジェノサイドの一種。
  • "本当は正しくない『となりのトトロ』"が、受け入れられている - シロクマの屑籠

    となりのトトロ [DVD] 発売日: 2014/07/16メディア: DVD 『となりのトトロ』は子どもが妖怪に出会う物語だ。 妖怪が出るような、よくわからない場所が間近な生活圏にあったということだし、よくわからない場所に子どもが出入りする自由があったということでもある。 おばあちゃんの田舎へと引っ越してきたメイとさつきは、まず廃屋同然の新居を冒険する。 新居はほこりだらけで、ぼろくなっていて、まっくろくろすけ(すすわたり)が巣っている。まっくろくろすけが巣っているということは、新居はよくわからない場所で、そのよくわからない場所に、メイとさつきが踏み込んでいったわけだ。 床を踏み抜いてしまうかもしれない、リスクのあるよくわからない場所に子どもが入っていくのは、令和の子育て感覚では許容されない。親や周囲の大人が許容しないだけでなく、よく訓練された令和の子どもなら、よくわからない場所に勝手

    "本当は正しくない『となりのトトロ』"が、受け入れられている - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2020/08/25
    シロクマさんは子育て経験無いのかな。程度は違えど子供がアンコントローラブルなのは今もトトロと大きくは変わってない。微笑んでくれる人も生活空間選べば普通にあるよ。
  • アニメも観ずに『孤独のグルメ』を観るばかりの午後8時 - シロクマの屑籠

    ここ最近は特に無為に過ごす時間が異様に少なくなっていて、実際的なことだけをやっているので、ツイートすることがますます無くなってくる。— 5mm / 5Agape (@pycl) 2020年6月24日 「無為に過ごす」のはもったいない、でも豊かな時間だと思う。自分自身のバリューを高めるだとか、経験を広げるだとか、そういう上昇志向だけで生きていける人は稀だ。誰もが上昇志向でなければならない世の中だからこそ、上昇志向から魂を解き放ち、のんびり過ごすことに贅沢さを感じる。もっと無為に過ごせないものか。 私は「無為に過ごす」を忘れてしまった。しいて言えばこの文章を書いているこの瞬間が「無為に過ごす」に近いかもしれない。が、この文章にも"そろそろブログを更新しとかなきゃ"といった、無為とは言い切れない欲が混入している。 無為で自由な境地で文章に書くことがわからなくなってずいぶん経つ。アニメを観る、ゲー

    アニメも観ずに『孤独のグルメ』を観るばかりの午後8時 - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2020/06/26
    わかる。ワカコ酒、深夜食堂、レイチェルのパリの小さなキッチン、この辺りも疲れなくて、とても良い。BGMがわりに流すのありよね。
  • 熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』第一章(上)を公開します - シロクマの屑籠

    健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて 作者:熊代 亨発売日: 2020/06/17メディア: 単行(ソフトカバー) 6月17日発売予定の『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』の第一章を公開する許可をいただいたので、公開します。 第一章では、現代社会に対して私がどういった問題意識を持っているのか、紹介しています。それらを踏まえたうえで、第二章から先は (2)メンタルヘルス・(3)健康・(4)子育て・(5)清潔・(6)コミュニケーションと空間設計 について詳説していきますが、(2)~(6)は興味のある章から読んでいただいても大丈夫だと思います。第七章は、最後にお読みいただく前提で書かれています。 ひとつのブログ記事には長すぎるので、第一章を(上)と(下)の2回にわけてアップロードします。 第一章:快適な社会の新たな不自由 【美しい国と美しい都市】 ときの

    熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』第一章(上)を公開します - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2020/05/11
    前半からは昔は良かった的な回顧録としか受け取れなかった。おそらく昔も今もそんなに変わってない。サラリーマンとして最適化された昭和とコミュ強()として最適化された令和。何に最適化されたかだけの違い。
  • 男性役割、いや、競争社会や上昇志向から「降りる」ことの難しさ - シロクマの屑籠

    https://anond.hatelabo.jp/20200507171805 「男性の役割から降りても救いはない」という匿名ダイアリーの記事を読み、早口で喋りたい気持ちになったので書いてみる。 筆者は男性役割から降りた・障害者となった、と記しているが、この「男性役割」という言葉を「競争社会」や「資主義的上昇志向」に入れ替えてもほとんど文意は損なわれないか、むしろそのほうが似合っているようにも思える。 というのも、いまどきは男性だけでなく女性も、他人に選ばれるため・良い収入を得るため・より良いポジションを得るために公私を問わない競争のただなかにあるからだ。直接お金に換算できないものも含め、バリューを求めて人々は競争し、その競争を生き抜くよう訓練される。幼稚園や稽古事に通う幼少期も、学力やモテをめぐって競争する思春期も、社会に出た後も、だいたいそうだ。 女性には「競争社会」や「資主義的

    男性役割、いや、競争社会や上昇志向から「降りる」ことの難しさ - シロクマの屑籠
    warulaw
    warulaw 2020/05/09
    「愛すべき半径10mを作る」のが大事。親、兄弟、夫婦、仕事相手、趣味友達など身近な人に感謝し感謝されること。自己を小さくして日々の幸せをきちんと構築する。