計画する技術 http://kakakakakku.hatenablog.com/entry/2017/04/14/203459
去年の10月、私が所属している 会社 の部署で、組み込みファームウェアの開発をC言語からC++に切り替えました。C++のクラス、リソースの自動クリーンアップ、パラメータ多相、そして強化された型安全性などは、汎用OSをデスクトップ機で稼働している時と同様、リアルタイムOS(RTOS)やベアメタル上でも便利です。C++を使えば、安全で表現豊かなファームウェアを書くことができます。 しかしC++のこの自動的な魔法は諸刃の剣とも言えます。いくつかの機能は、組み込み環境 ^(1) には搭載したくないシステムのファシリティに依存するからです。ツールチェーン周りをどうするかも厄介です。 memcpy やアトミック操作、ハードウェア固有の浮動小数点関数などの重要なファシリティが提供されるので、 libgcc と libstdc++ を完全に破棄するのではなく、特定の部分を避けて使わなくてはなりません。 こ
オブジェクト指向にもとづくクラス構造を、本来異質なRDBのテーブル構造に対応させることをOR(Object-Relational)マッピングといい、そのための仕掛けがORマッパーである。代表的なものがHibernateやJPAで、これらを使うことは、WEBアプリ界隈では常識といっていいものになっている。しかし、これを業務システム開発で利用するのは、特別な事情がない限りお勧めできない。 ORマッピングの技術は良いものと悪いものとをもたらした。良いものとしては、Ruby on Railsのような生産性の高い開発環境を挙げられる。じっさいRailsは、TwitterやGithubといった優れたサービスの基礎として社会に貢献した。いっぽう、業務システム開発の世界に対しては、ORマッパーはどちらかといえばハタ迷惑な影響ばかりをもたらしたと言わざるを得ない。テーブル構成が比較的単純に済むWEBアプリを
この記事が、コンサルが入社2日目に習うスライドルールをかなり網羅しています。 ちょっとこの記事の重要性について補足します。 tomoyukiarasuna.com こういう記事は過去にもたくさんあったと思います。 資料はシンプルにしたほうがいい、それくらいはみんな知ってるわけです。 では、「シンプルにする」ことの大前提とは何でしょうか? あるいは、「スッカスカの資料」と「シンプルな資料」の最大の違いは何でしょうか。 ここで、私がデザインを決めるうえでいつも念頭に置いている言葉があります。 「論点の数がデザインを決める」 私が中途入社で、パワポ(スライド)のデザインがいまいち決まらずに困っていたころ、先輩からもらったアドバイスです。 つまり論点がクリアになったうえで、その論点がいくつあるかでデザインはほぼ決まるんですね。 だから上記の答えは、「シンプルな資料は、論点の数が明確になっている」が
レスポンシブWebデザインとは、画面の横幅に応じてWebサイトの表示を変化させ、最適化するデザイン手法です。 レイアウトが「シングルカラム」から「マルチカラム」に変化したり、ナビゲーションメニューが「ハンバーガーメニュー(三←こういうの)」から「横並び」に切り替わったりすることで、スマートフォンから、タブレット・PCまで、画面の横幅に合わせて、Webサイトを最も見易い形で表示します。 そして、そのデザインが変わる境目を「ブレイクポイント」と言います。 ブレイクポイントは、画面のピクセル数(CSSピクセル ※)で表されます。 ※ CSSピクセルについては記事:高解像度ディスプレイとデバイスピクセル比 さて、このブレイクポイントですが、特に、「何ピクセルにすべき」「何箇所設定すべき」といった決まりがありません。 Web制作者も「この辺りに設定すれば大体スマートフォンとタブレットの境目になるので
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