長野県須坂市にある刑務所で去年10月に死亡した収容中の60代の男性について遺体を詳しく調べた結果、低体温症で凍死した疑いがあることが捜査関係者への取材でわかりました。 刑務所は当初、「病死とみられる」と説明していて、警察などは、管理体制に問題がなかったかなどを詳しく調べています。 去年10月、須坂市の長野刑務所で1人部屋に収容されていた60代の男性が死亡し、刑務所は持病があったことなどから「病死とみられる」と説明していました。 2週間ほど前の収容時の検査では糖尿病や腎機能の障害などはあるものの直ちに入院の必要はなかったということです。 捜査関係者によりますとこの男性について明確な死因が分からなかったため遺体を詳しく調べた結果、低体温症で凍死した疑いがあることがわかったということです。 関係者によりますと、死亡したのは佐久穂町に住んでいた62歳の男性で、人身事故による罰金を納付できず刑務所内