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東京都の石原慎太郎知事は25日の定例記者会見で、20年夏季五輪招致に対する国内支持率が国際オリンピック委員会(IOC)の調査で47%と低かったことについて「一体、日本人は何を望んで、何を実現したら胸がときめくのか。ちまちました自分の我欲の充実で、非常にやせた民族になった」と不満を示した。 IOC調査では、東京と争う他の立候補地の支持率はマドリード(スペイン)が78%、イスタンブール(トルコ)が73%で、大きく引き離された。前回16年招致の敗因も支持率の低さが一因で、支持率のアップが、来年9月の開催都市決定までの課題。石原知事は「人の心ってまちまちだから。他に比べて低いんだったら上げる努力をするだけ」と語った。【佐々木洋】
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