試合の数だけ問題が起こると言っても言い過ぎではないだろう。これまで何度もボクシング界を騒がせた亀田3兄弟。次男・大毅の1年間のボクサーライセンス停止、父・史郎氏の資格取り消しなどの厳罰を受けたこともあってか、“暴れっぷり”は一時期は沈静化していたように思われたが、ここ数カ月は再び活発化してきた。 【写真】悔し涙…亀田興毅、微差判定での6度目防衛に土下座「申し訳ない」 大毅がIBF世界スーパーフライ級王座を奪取した9月の試合では、IBFの独自のルールである当日計量を、予定より時間を早め、JBCとマスコミ不在で行い、IBF会長が釈明会見を開く騒動となった。 11月に韓国・済州島で行われたWBA世界バンタム級王者の長男・興毅の8度目の防衛戦では、全く周知されることなく0・5点刻みで採点するハーフポイント制が導入され、そのために集計に時間がかかったことで、結果発表前にテレビ中継が終了。中継した