永遠に終わらない子どもの「いないいないばあ!」を前に、何がそんなに面白いのかナゾだったが、その理由が明らかになった。 「いないいないばあ!」はママ離れの準備 英ケンブリッジ大学ジェームス・ラッセル氏らによると、「いないいないばあ」は小さな子どもの成長過程に合った遊びであり、そのスキルを磨いているという。 小さな子どもは成長するにつれ、母親から離れる恐怖を克服していく。 心理学の世界では「対象の永続性」と言い、たとえ物自体は見えなくなっても、存在し続けていることを理解する能力で、赤ちゃんは2歳までにこのスキルを磨いている。 子どもは自分の目を隠せば、姿も消せると思っている 同氏らはまず3、4歳の子どもにアイマスクを付け尋ねたところ、彼らはアイマスクをしている本人には周りが見えないのはもちろん、「周りの人も目隠しをしている人が見えない」と思い込んでいた。 続いて子どもにゴーグルを付けてもらい、