民主党の中川正春元文部科学相は16日、民主、維新両党の合同代議士会で、金銭授受問題で辞任した甘利明前経済再生担当相が睡眠障害で自宅療養していることを引き合いに、「いよいよ攻勢を掛けていきたい。安倍晋三首相の睡眠障害を勝ち取ろう」とあいさつした。 中川氏はこの後、取材を受け、不適切との指摘に、「政府に対して反転攻勢を掛けたいという趣旨だった。表現が誤解を招いたとすれば、取り消したい」と釈明した。
おれは忘れもしない。 小学校の社会科で初めて農業や貿易について学んだころ、おれは調べ学習のため図書館に来ていた。 そこで手に取ったのは、たしか日本の食糧事情についての本だったと思う。 その中の統計表にあった「熱量」という言葉の意味が、その時のおれにはわからなかった。 だが時を同じくして国語辞典の引き方も教わったばかりのおれだ。 早速家から持ってきていた辞典で「熱量」を調べると、そこにはこう書かれていた。 「カロリー」と。 えっ、カロリーってあのカロリー? あるある大辞典で忌み嫌われているあのカロリー? おれは混乱した。 作物の生産量ならキログラムとかトンとか、重量で記述するものじゃないの? もちろん今ならわかる。 食料自給率をカロリーベースで見るだとか、そういう意図の下で作られた統計だったのだろう。 だが当時は混乱した。 しかしこの事実は幼いおれの脳裏に深く刻みつけられた。 「熱量とはカロ
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