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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/aureliano (10)

  • 「ダークナイト」を見てきました。 - ハックルベリーに会いに行く

    昨日「ダークナイト」を見てきました。見てきた感想は、よくできた作品だなとは思ったけど、正直それほど面白いとは思えませんでした。見ている最中は飽きなかったけれども、映画館を一歩出たら忘れてしまう、そういう類の映画でした。そういう映画が悪いとは言いませんが、ぼくには少し物足りないところがある。ぼくはもう娯楽のためだけに時間を費やすということに飽き足らなくなっているので、その時間だけ楽しいというのでは満足できないのです。その時間は楽しくなくても良いから、何か心の中に爪痕を残して、その爪痕について後でじっくり考えられるような、そういう映画をぼくは見たいし、そういう映画をぼくは面白いと思います。ですので、この「ダークナイト」については、そういう意味ではあまり面白いと思えませんでした。 それでも、この「ダークナイト」について書こうと思うわけです。それは、せっかく見たのだから何か書かないともったいないと

    washburn1975
    washburn1975 2012/07/06
    この程度の理解力しかない大人がいることに、素直に驚く。つーか絶対途中までしか見てねえだろ。
  • 2年間で講演を200回以上やったことによって見えてきた現代に欠如するもの - ハックルベリーに会いに行く

    『もしドラ』を出してから、ぼくは数えると200回近くの講演を行った。去年(2011年)はおおよそ3日に1回講演をしていた計算になり、それまでは一度もしたことがなかったので、これはぼくの生活を激変させるような大きなチャレンジだった。ぼくは講演をすることがそもそもの仕事ではないから、「講演をしない」という選択肢もあった(つまり講演をしなくても生活することはできた)。それでも(生活を激変させてまで)講演にトライしたのは、「そこに何かがある」という予感があったからだ。「そこに何かがある」という予感は、ぼくがロールモデルとしている『ハックルベリー・フィンの冒険』を書いたマーク・トゥエインが好んで講演会を行った、というエピソードを知っていたからだ。マーク・トゥエインがなぜ講演を好んで行ったのかは知らなかったが、しかし好んで行ったのは知っていた。だから、「そこに何かあるのではないか」と思ったのだ。文学史

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    washburn1975 2012/05/11
    「文才ゼロでもベストセラー作家になれる」ってのは充分に現代の神話だろ。『もし文芸評論家が岩崎夏海の「小説の読み方の教科書」を読んだら』どうなったか知らないわけでもあるまいに。
  • 日本語とは(大西宏さんにとって)難しいものだ - ハックルベリーに会いに行く

    先日こういうエントリーを書いたところ、佐藤秀峰さんのやマンガへの考え方について - ハックルベリーに会いに行く大西宏さんという方が、こういうエントリーを書かれた。大西 宏のマーケティング・エッセンス : もしも「もしドラ」の作家がもうすこしドラッカーを読んでいたら - ライブドアブログそこで大西さんは、こう書いている。ややこしいのは、その是非をめぐる議論に、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の作家、岩崎夏海さんが、やはり自炊は反対とブログで参戦したことです。ひさびさにお目にかかる炎上ネタです。ここで注目してほしいのが、大西さんは、「岩崎夏海さんが、やはり自炊は反対」と書いているところです。 その一方、マンガ家の佐藤秀峰さんも、やはりぼくの記事に対して、こういうエントリーを書かれた。岩崎夏海さんの漫画への考え方について 佐藤秀峰 日記 | 漫画

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    washburn1975 2011/12/28
    「本を破いたり捨てたりしたら咎めるべき」と書いておいて「自炊反対とは書いてない、誤読だ」と言える神経が分からない。本気で発達障害じゃないの?
  • 圧倒的な天才的内容の本を書いて恍惚とするぼく - ハックルベリーに会いに行く

    こんな記事があった。必要なら嫌われることでもやれるかどうかで運命が分岐する - fromdusktildawnの雑記帳ぼくのがベストセラーになったことと、反比例的にはてなブックマークやツイッターで批判的なコメントが多いことについて論じられているのだが、これを書いたfromdusktildawn氏の論説には、毎度のことながら巧妙に詭弁が織り込まれている。今回もそうだ。それは、冒頭の一文に現れる。2000万人に嫌われ、200万人に熱烈に支持され、1億人に無視されるを書いたら、その作者はミリオンセラーの大ベストセラー作家になる。 あのぅ……さすがに2000万人に嫌われる人は200万人に熱烈に指示されたりしませんけど? 嫌う人が支持者の10倍もいて、まともな商活動などできるわけがありません。同数でも無理です。この数字は逆じゃないと。つまり――20万人に嫌われ、200万人に熱烈に支持され、1億人

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    washburn1975 2011/12/14
    炎上エントリとしては圧倒的に面白いが、炎上マーケティングには完全に失敗している。この記事を読んで、コイツの書いた本を読みたくなるやつなんかいないよ。本気なら狂ってる。
  • ぼくの父がUSTREAMに出ています - ハックルベリーに会いに行く

    1927年生まれのぼくの父はもともとは東京の慶応高校で学んでいたが、そこで建築家を志した。しかし慶応大学には建築科がなかったため、三浪した後に東京芸大建築科に入った。ところが卒業して建築の仕事を始めると、次第に興味の対象は「都市」へと移っていく。建築で都市を扱う領域を「都市計画」というのだが、当時の日にはそれを専門に学べるところがなかったので、アメリカのハーバード大学大学院に進んだ。その頃にはもうぼくが生まれていたので、ぼくは2歳までの2年間をアメリカのボストンで過ごす。だからぼくは、いつもは東京出身と名乗っているのだが、当の出身地はボストンなのかも知れない。それから日に帰ってきて横浜市役所に勤め、1980年に国際連盟に転勤して国連アジア支部のあるタイのバンコクへ行く。そこで今度は当時アジアで大量に発生していた難民のための住居(都市)を作るプログラムに2年間参加する。だからぼくも、実

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    washburn1975 2011/10/20
    「国際連盟」…?
  • ベストセラー作家だけど質問があるよ? - ハックルベリーに会いに行く

    こんにちは。ベストセラー作家だけど皆さんに質問がありますよ? 何でぼくのことを承認欲求の強い人間だと思うの?何でぼくがブックマークのためにブログを書いてると思うの?なぜぼくの悪いところだけを取りあげて良いところを見ようとしないの?カエサルは「人間は自分が見たいと思う現実しか見ない」と言ったけどそれについてどう思うの?なぜぼくのことを偉そうと批判する人ほど偉そうなの?ブーメランって言葉を知っているの?なぜぼくのことを『ソーシャルネットワーク』に出ていたマーク・ザッカーバーグみたいだと思うの?なぜ ぼくのことをスティーブ・ジョブズのような人間だと思わないの?ぼくのような人間こそ「Stay hungry, Stay foolish」の体現者だと思わないの?なぜぼくのことを語る時に「ベストセラー作家」とか「もしドラの」とかの枕詞をつけるの?ぼくはを出す前も出した後も変わってないのになぜ「ベストセ

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    washburn1975 2011/10/19
    はてなにいるもう一人のベストセラー作家にもこういうのやってほしい。
  • 「小説の読み方の教科書」を書き、それを伝えていくのがぼくの使命 - ハックルベリーに会いに行く

    ところで、id:yaneuraoさんという人が、ぼくの書いた『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(以下『もしドラ』)についての記事を書いてくれている。せっかく書いてくれたので、それらについてぼくの考えを述べさせて頂こう。ちなみに3つ記事を書いてくれたので、順次ご紹介していく。最初はこの記事だ。 もしドラの作者は思い込みが激しすぎるのではないか - やねうらお−よっちゃんイカをべながら、息子語録を書き綴る当にもしドラの作者の言うように、「そういう人が少数ながらもいる」(全体の数%ぐらい?)程度ならば、その人達の読解力が不足しているのかなとは私は思うのです。(もちろん、作者としてそういう人たちにもわかりやすく伝わる努力はするべきですが。)ところが、私が今回の記事を書いて、1日でこの記事に1万PV程度あったわけですが、誰ひとりとして、「この書店員はこれ

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    washburn1975 2011/08/12
    中条省平先生の『小説の解剖学』を読んでみればいいのに。あんたが教えられるのは「カス本の売り方」しかないだろ。偉そうに。
  • ヤマグチノボルさんが遊びにきてくれました - ハックルベリーに会いに行く

    小説家のヤマグチノボルさんが、ぼくの会社に遊びにきてくれました。 きっかけは、ぼくがブログで名前とメールアドレスを公表したことです。(参考:ぼくの名前)そうしたところ、以前からぼくのブログを読んでくれてたというヤマグチさんが、公表したアドレスにメールをくれたのです。そのメールには、ヤマグチさんがライトノベル作家であるということと、ぼくのブログについての感想が書いてありました。それでぼくは、ヤマグチさんにお返事を出すのと同時に、どういう小説を書かれているのだろうかと、渋谷のブックファーストへ行って彼の著作を買い求め、早速それを読んでみたわけです。それが、「ゼロの使い魔」の第1巻でした。 これを読んだぼくは、ヤマグチさんに感想メールを送るのと同時に、ブログにも記事を書きました。その時の記事がこちらです。ライトノベルに携わる人々は今一度「風と共に去りぬ」を読むといいこの記事の冒頭で、『ふとした縁

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    washburn1975 2009/06/03
    なんだ、山口日昇じゃないのか。
  • 新海誠は女の子に喜ばれない - ハックルベリーに会いに行く

    ぼくの知り合いにアニメ好きの女の子がいて、この子の誕生日に何かプレゼントを贈ろうとなった時、それならぼくの好きな新海誠の「秒速5センチメートル」のDVDをと考えた。聞いたところ、それはまだ見たことがないということだったからだ。ぼくはアニメにはちっとも詳しくないのだが、新海誠の「秒速5センチメートル」が好きだ。特にその背景が素晴らしい。新海誠の描く景色は、ぼくにぼくの子供の頃住んでいた場所を強く想起させる。きっと彼は、子供の時にぼくの見ていたものを見ていたのではないか?――と、そんなふうにさえ錯覚させられるほど、それはぼくのノスタルジーを強く刺激する。既視感を強く惹起させられるのだ。それで贈ったのだけれど、これはどうやらあまり喜ばれなかったらしい。感想を聞いてもぼんやりしたものしか返ってこなかった。何でも彼女は彼女の兄と一緒にそれを見たのだそうだが、兄の方が夢中になっていたということだった。

    washburn1975
    washburn1975 2009/03/14
    去年はやった「軽く紹介するための10本」のときも、『秒速5センチメートル』は「これは地雷だよなあ」って言われてたじゃん。
  • id:y_arimさんは一度ガツンと殴られた方が良い - ハックルベリーに会いに行く

    id:y_arimさんは、自分のことが好きになれないと言っている。そうであるなら、一度ガツンと殴られた方が良い。これは比喩的な意味ではなく、文字通り、肉体的に、ガツンと一発(あるいは二発三発)殴られるということだ。アントニオ猪木さんにビンタしてもらうのでも良いが、一番良いのは、ボクシングジムに通うことだ。そこでトレーニングを積んで、スパーリングをするまでになれると良い。そうして、そこでガツンと殴られるのだ。どうせなら、ノックアウトされるくらい、手ひどく殴られると良い。いわゆる、ボコボコにされるというやつだ。 殴られるというのは、当に大きな効果がある。それはアイデンティティを粉々に打ち砕かれるし、生命の危機を感じる。耳の奥でツンと耳鳴りがして、頭がクラクラとする。意識が朦朧とする。そうした中で、身体の内奥に、何かたぎるような情念のほとばしりが生まれるのである。それが、生きるということの欲求

    washburn1975
    washburn1975 2009/01/24
    有村「自分を好きになれないんです」マス大山「キミィ、極真空手をやりなさい!」
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