8月23日に行われた、全国高校野球選手権大会の決勝。波紋を広げている慶応の応援に、仙台育英のOBが苦言を呈した。 慶応にとっては107年ぶりの優勝をかけた戦いとなったこの試合。慶応(神奈川)は連覇を目指す仙台育英(宮城)を8対2で下し、見事優勝を手にした。甲子園球場は慶応側による熱烈な応援に包まれた一方で、”応援マナーが悪い”との指摘も相次いだ。 問題になったのは、今大会の応援に関する注意事項で禁止されている守備中の歓声。また、アルプススタンド以外の場所で立っての応援や肩を組んで横揺れする行為についても“邪魔だった”との指摘が相次いだ。実際に、6回の後には「立ち上がっての応援は、他のお客様ご迷惑となることもありますので、ご注意ください」「応援は後方のお客様のご迷惑にならないよう、十分ご配慮ください」との注意喚起がアナウンスされていた。 そんななか、仙台育英高校野球部のOB、田中一也氏のX(