サッカー日本代表は現地時間16日、国際親善試合のブラジル戦に臨み、0−4と完敗を喫した。12分に先制された日本はその後も、ネイマールやカカらに追加点を許した。 試合後、日本のアルベルト・ザッケローニ監督は「負けたくないという気持ちが空回りした」と分析。ブラジルをスペインと並ぶ世界一のチームとし、その差を見せつけながらも、「(2年後の)到達点を変更するつもりはない」と自身の方針にぶれがないことを強調した。 ■自分たちの狙いから外れてしまった ――本田(圭佑)を前線で起用した目的と評価は?(大住良之/フリーランス) 考え方として、前線で相手に的を絞らせないような(試合の)入り方をして、サイドの選手がエリアへ侵入するということを狙っていた。しかし、ほとんどその狙い通りにいかなかった。バイタルエリアに入っていくというのが第一の目的で、そこからサイドの選手のダイヤゴナルランに合わせてボールを配給