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2007年12月11日のブックマーク (8件)

  • ソフトだけでなくハードウエアでも省電力

    地球温暖化の原因となるCO2を排出する原因として現在クローズアップされているのが,IT機器の消費電力である。諸悪の根源であるサーバー機やストレージといったIT機器自体の消費電力に加え,こうしたIT機器の発熱を冷却するのに必要な空調設備の消費電力が問題になっている。ベンダー各社は現在,積極的に消費電力を抑えたIT機器を商品化して市場に投入しようとしている。 これまで,省電力と言えば,主に仮想化ソフトの適用や運用管理ソフトの適用,ハードウエアが備える各種の運用管理機能などによるIT機器の利用効率の向上,というアプローチが採られてきた。CPU使用率を高く維持するなどIT機器のアイドリング運転状態を減らすことで,電力が無駄に消費されることを防ぐ,というものだ。動いていないリソースに電力が消費されるのは無駄以外の何物でもないからだ。 そしてこれからは,いよいよハードウエアにもメスが入る。新たな半導体

    ソフトだけでなくハードウエアでも省電力
  • UIに対する考え方を変えていきたい――急成長するミドルウェア企業、アクロディアの挑戦(後編)

    UIに対する考え方を変えていきたい――急成長するミドルウェア企業、アクロディアの挑戦(後編):神尾寿のMobile+Views 携帯電話向けミドルウェア企業として「UI分野」を軸に、さまざまなプロダクトを展開するアクロディア。同社の代表的なミドルウェアである「VIVID UI」は今冬、各キャリアの主力ラインアップすべてに搭載されており、「VIVID Movie」や「VIVID Message」、「VIVID Panorama」といった他の製品の展開も順調だ。 急成長するアクロディアは今後どこへ向かうのか。前編に引き続き、アクロディア代表取締役社長兼CEOの堤純也氏に聞いていく。 →ユーザーに「UIの自由と選択肢」を――急成長するミドルウェア企業、アクロディアの挑戦 (前編) UIの進歩は道半ば。それがアクロディアの優位性 携帯電話UIは、スマートフォンも含めて、いま最もホットな分野の1つだ

    UIに対する考え方を変えていきたい――急成長するミドルウェア企業、アクロディアの挑戦(後編)
  • 世界で始まるHSDPA,国内携帯電話メーカーにチャンス到来?

    最近,「日経コミュニケーション」誌の仕事で世界主要都市の通信環境を調べていて驚いたことがある。W-CDMAの高速パケット通信規格である「HSDPA」(High Speed Downlink Packet Access)が急速に広まっているのである。 HSDPAはNTTドコモの「FOMAハイスピード」やソフトバンクモバイルの「3Gハイスピード」,そしてイー・モバイルのサービスが採用する移動体通信技術で,仕様上の通信速度は下り最大14.4Mビット/秒。もっとも,各社とも実際のサービスでは下り最大3.6M~7.2Mビット/秒に抑えている。いずれにせよ,先進的な技術であることに変わりはない。 この1年ほど,海外の通信事情をしっかりとウォッチしていなかったこともあり,HSDPAの商用サービスが存在するのは,移動体通信の先進エリアである日韓国と香港,そしてヨーロッパの主要都市くらいだろうと思い込ん

    世界で始まるHSDPA,国内携帯電話メーカーにチャンス到来?
  • これがワイヤレス・ブロードバンドだ 第2回 モバイルが「オープン」になる衝撃:ITpro

    ワイヤレス・ブロードバンドが携帯電話と最も違うのは,ネットワークと端末をオープン化する点である。2.5GHz帯の割り当てを求める事業者は,事業計画の説明でも「オープン」というキーワードを盛んに繰り返している。特にモバイルWiMAXを採用する3社は,オープン化を事業計画の中核に据える(図3)。 各社がこれほどオープン化を意識しているのは,携帯電話では実現できなかった類のサービスを開発したいと考えているためだ。携帯電話は,アプリケーションや端末の開発について携帯電話事業者がコントロールする部分が大きい。これだと,高い品質を保った均一なサービスを展開しやすい半面,携帯電話事業者以外の事業者や企業が持つアイデアを生かしづらい。 そこでワイヤレス・ブロードバンドの事業者は,アプリケーション事業者や端末メーカーのアイデアを生かしやすい環境を求めた。それがオープン化である。端末,回線,アプリケーションに

    これがワイヤレス・ブロードバンドだ 第2回 モバイルが「オープン」になる衝撃:ITpro
  • オープン化に向けて急変する米携帯市場,カギを握るGoogleとVerizonの戦略

    前回のコラムで,米Googleのオープンな携帯電話プラットフォーム「Android」についてレポートしたのだが(Android発表に周波数競売参加,Googleはモバイルで何を目指す?),その後,米国のモバイル市場の展開がおもしろくなってきた。11月27日,大手通信キャリアVerizon Wirelessが自社の携帯電話網をオープン化すると発表したのだ。そして11月30日,ついにGoogleが無線周波数(700MHz帯)競売への参加を正式に発表した(関連記事:Google,700MHz帯オークションへの参加を正式表明)。 どうやら,米国のモバイル市場は大きな転換点を迎えているようである。Verizon Wirelessは米国第2位の携帯電話事業者。その同社が,事実上,SIMロック解除の戦略を打ち出したのだ。そしてこれに米Microsoftが賛同。Googleに対抗するような動きとなった(

    オープン化に向けて急変する米携帯市場,カギを握るGoogleとVerizonの戦略
  • RDBMSをブラックボックスにしない:ITpro

    複数トランザクションの同時実行編 トランザクションが複数同時に実行される時,RDBMSはどのような仕組みで,それぞれのトランザクションの独立性を保つのかを説明します。これを理解することにより,さらに良いトランザクション処理のアプリケーションを開発することができるようになります。 目次 第1回 ほかのトランザクションからの影響 第2回 1番ゆるい分離レベル(リードアンコミッティド) 第3回 2番目にゆるい分離レベル(リードコミッティド) 第4回 3番目にゆるい分離レベル(リピータブルリード) 第5回 1番きつい分離レベル(シリアライザブル) 更新処理とトランザクション編 「RDBMSの更新処理とトランザクションの関係は難しい」――。こう思っている読者の方は少なくないでしょう。アプリケーションを開発するだけなら,更新処理とトランザクションの関係をきちんと理解していなくても,「見よう見まね」の開

    RDBMSをブラックボックスにしない:ITpro
  • ダイバーシティとビーム・フォーミング

    アンテナ・ダイバーシティは,ワイヤレス通信で初めて採用されたマルチアンテナ技術である。複数のアンテナで受信または送信して,受信(送信)状況の良いアンテナの信号を選択したり,信号を合成することで通信品質を改善する(図1)。「空間ダイバーシティ」と呼ぶことも多い。 図1●通信品質を改善する「アンテナ・ダイバーシティ」 図は端末が受信する段階で適用する例。無線通信において受信側は,壁や建物などで散乱し,ひずんでしまった電波を受け取る。アンテナで受け取った電波がどのようにひずむかは送受信したアンテナの位置関係により異なる。複数のアンテナで電波を送信または受信して,ひずみが少ない方を選択したり,複数の信号を合成してひずみを補正する技術が「アンテナ・ダイバーシティ」である。 [画像のクリックで拡大表示] この技術は,アンテナの位置が少し違うだけで電波の受信状況が大きく変わることを利用している。ワイヤレ

    ダイバーシティとビーム・フォーミング
  • ミントウェーブ,手のひらサイズで約3万円のシン・クライアント端末

    ミントウェーブは12月10日,手のひらサイズのシン・クライアント「MiNT-ACC cute-30U」を発表した。ディスプレイ背面に懸架できる程度の小型端末ながら,価格が3万1290円と安価なのが特徴。同日に販売を開始。2008年2月下旬に出荷を始める。 MiNT-ACC cute-30Uは,同社がLinuxをベースに開発した独自OSをフラッシュ・メモリーに組み込んだシン・クライアント端末である(写真)。対応するプロトコルは,Windowsのターミナル・サービスやリモート・デスクトップに接続するRDP(プログラムはrdesktop 1.4),米シトリックス・システムズのPresentation Serverに接続するICA(同ICA 9),米グラフオンのGO-Globalに接続するRXP(GO-Global 3.1)。 インタフェースは10BASE-T/100BASE-TXが1ポート,キー

    ミントウェーブ,手のひらサイズで約3万円のシン・クライアント端末