2月28日に開催されたbuilder tech dayではニフティの沢田正氏が登壇し、Web黎明期からオープン化が進む現在までの変遷を説明してみせた。パソコン通信からISPへと変わりつつあった頃にニフティに入社した、「中の人」による解説だ。 OpenIDは「うちのユーザーさん貸します」 今回のbuilder tech dayのテーマは「openAPI & beyond」。沢田氏はオープンを「仕様やソースが公開されていて、契約やAPIが必要なく誰でも気軽に使えること」と定義した。その上で、ニフティのOpenIDへの取り組みを紹介。「当社がOpenIDを採用するということは、最もラディカルな意味でオープンなのではないかと考える」と語る。 この言葉の背景にあるのは、「OpenIDや認証APIを一言で表現すると『うちのユーザーさん貸します』というサービスだと思う」からだ。さらにニフティはインターネ
東北電力の通信子会社,東北インテリジェント通信は2008年3月3日,2.5GHz帯固定系地域バンドの免許を総務省東北総合通信局に申請したと発表した。モバイルWiMAXを利用した高速インターネット接続サービスを2008年10~12月に提供する計画である。 提供の目的はデジタルデバイドの解消。高速ブロードバンドの未提供地域となっている秋田市雄和向けにサービスを提供する。同社は東北総合通信局の委託を受け,2007年2月末から同地域でモバイルWiMAXの実証実験を行っていた。この実験を通じてデジタルデバイドの解消に有効と判断したため,地元関係者の協力を得て商用化に踏み切ることにした。現時点では「上記以外のエリアで提供する予定はないが,ニーズがあれば積極的に検討していく」という。 モバイルWiMAXの基地局はアライドテレシスから調達し,秋田市雄和芝野新田に1局設置する予定。周波数は2582M~259
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韓国公正取引委員会(以下、公取委)は2月15日、SK Telecom(以下、SKT)のHanaro Telecom(以下、Hanaro)買収について審議を行った。その結果、さまざまな条件を付けたうえで買収を承認する方針をまとめた。2月20日には、韓国情報通信部による最終決定がなされた。「SK」の名を冠した巨大通信グループと韓国の通信市場は、今後どうなっていくのだろうか。 公取委が突きつけた条件とは SKTは現在、韓国の携帯電話市場で独占状態にある。そのSKTがブロードバンド市場で2位のHanaroを買収するとなれば、通信市場全体が独占状態に陥りかねない。そのため、公取委の審議は慎重に行われた。買収を承認する条件とは下記の通りだ。 韓国公正取引委員会による、SKTのHanaro買収に対する是正措置 SKTとHanaroは、情報通信部による認可の決定日から5年間、次の事項を順守すること SKT
三菱電機が携帯事業撤退、端末メーカーはどう生き残っていくべきか 2008年3月 4日 IT トラックバック (1) (これまでの 木暮祐一の「ケータイ開国論」はこちら) 昨日は慌しい一日だった。午前中、三菱電機が携帯電話事業から撤退するニュースが飛び込んできたからだ。すでに国内のケータイ加入者は飽和状態に近く端末の販売台数も減少、そのほかにも撤退に至った要因は色々あるようだが、いずれにしてもわが国の端末メーカーにとって厳しい時代に突入したことを象徴するような出来事であった。 昨日はその後、いくつかの報道番組でコメントなどに追われたが、一般視聴者を対象にした放送メディアでは詳細を語ることはできないので、ここに私の言いたかったことを書かせていただくことにする。 わが国に携帯電話端末を生産するメーカーは10社以上ひしめいていたが、その中でも三菱電機は老舗に分類される。1983年に旧電電公社の自動
この記事は微妙に正確ではない。ソースアドレス選択はポリシーテーブルを設定すればいい。ポリシーテーブルを配る方法としては、法人なら情シス部門が手動で設定するとか、Active Directoryのグループポリシーを使うとか、個人でもNTT東西なりISPが設定ツールを配ることが考えられる。問題は経路選択で、ゲートウェイと端末が連携し、複数の外部ネットワークに対して適切に経路制御するには、端末側だけでなくルータや網による対応が必要となり、サービス運用やセキュリティ上の要請を勘案した現実的な手法は確立していない。 (2008年7月16日 追記) NGNとIPv6インターネットを併用したいユーザーは,当面,NGN用のLANとIPv6インターネット用のLANを分けたり,IPv6インターネット利用時にはNGNのIPv6接続を止めるといった自衛策をとる必要がある。 もちろんNGN閉域網に割り当てられている
2008年3月末,NTT東西地域会社は,いよいよNGN(Next Generation Network)サービスを開始する。その東西NTTのNGNサービスと,IPv6インターネットが併用できないことをご存知だろうか。 もちろん東西NTTは,NGNでも従来のフレッツと同等のプロバイダとの接続サービスを提供する。プロバイダのIPv6インターネットとも接続できるようになるはずだ。しかし実際にNGNとIPv6インターネットを併用しようとすると,1台のパソコンにNGN用とインターネット用のIPv6アドレスが割り当てられる「IPv6マルチプレフィックス」という現象が発生する。この結果,2つのアドレスの使い分けがうまくいかなくなり,正常に通信できなくなるのだ。 経路と送信元アドレスの選択ができない 1台のパソコンに2つのアドレスが割り当てられることで,どのような問題が発生するのだろうか。大きな問題は2つ
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