Windows Vistaのログオン画面の左下に、車椅子のようなアイコンが小さく表示されるのを知っているだろうか? また、このアイコンの存在を知っていても、そこをクリックしたことがある人は、どの程度いるだろうか? 実は、このアイコン、マイクロソフトが最新のセキュリティー技術を駆使しながら実現した、アクセシビリティー機能の一つなのである。 一度、このアイコンを押してもらうと分かる。 「コンピュータの簡単操作」というタイトルで、「画面が読み上げられるのを聞く(ナレータ)」「画面の項目を拡大する(拡大鏡)」「キーボードを使用せずに入力する(スクリーンキーボード)」といったメニューが用意され、障害者にやさしい機能を、ログオン前に選択できるのである。 そしてしばらくすると、このメニューは自動的に、上から下へとスクロールされる。これは、クリックするという操作に不自由な利用者が、少ないクリック数で選択で
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