ギリシャ・アテネで記者会見したヤニス・バルファキス財務相(2015年3月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/LOUISA GOULIAMAKI 【3月8日 AFP】巨額の財政赤字を穴埋めするため、ギリシャ政府が徴税強化を目的に大量の「素人探偵」を採用する計画であることが6日、リーク情報によって明らかになった。観光客も採用の対象にするという。 リークされた文書はギリシャ政府が9日にベルギー・ブリュッセル(Brussels)で開催されるユーロ圏財務相会合(ユーログループ、Eurogroup)に提出する主要な改革案7項目のリストとされ、これらの「臨時雇いの通りがかりの人たち」に隠しカメラと録音装置を持たせれば、脱税している事業者の摘発につなげることができると記載されている。 また、不正行為の撲滅に向けて政府が新たに採用するこれらの人たちについては、2か月以内の「非常に短期間の臨時雇い」とし、決し