低迷する名古屋に、闘将が戻って来る。J1名古屋は23日、小倉隆史GM兼監督(43)が同日付で休養し、ボスコ・ジュロブスキー・コーチ(54)が監督代行に就任することを発表。早速、練習の指揮を執った新監督は練習後に就任会見に臨み、元日本代表DFで昨季限りで名古屋を退団していた田中マルクス闘莉王(35)が復帰することを電撃発表した。 愛知・豊田市内のクラブハウスで行われた就任会見の終了間際。ジュロブスキー新監督は自ら「ひとつ言いたいことがある。重要なことです」と切り出すと、「闘莉王が戻って来ます」と闘将の電撃復帰を突然発表した。 新指揮官によると、闘莉王と「きのう連絡を取った」そうで「今週の金曜日に戻って来る」と26日にチームへ合流することを明言。「彼のようなファイティング・スピリットを持った選手が必要だ」と現在リーグ戦17試合連続勝ちなしで年間16位とクラブ史上初のJ2降格に直面するチーム