「プラトーン」「JFK」などの作品で知られるアメリカの映画監督オリバー・ストーン氏が、ロシアのプーチン大統領をテーマにした作品に取り組んでいることを明かした。オーストラリアの「シドニー・モーニング・ヘラルド」の取材に答えた。インタビューの内容からは、ストーン氏がプーチン氏を好意的に評価している様子がうかがえる。 シドニー・モーニング・ヘラルドによると、作品は2000年にプーチン氏が大統領に就任してから起きた出来事について、プーチン氏自身の視点を紹介する内容になっているという。ストーン監督は「作品は私たちがアメリカ人として聞いてこなかった視点をすべて明かしてくれる」と指摘。「プーチン氏はアメリカが敵だと宣言している限り、世界で最も重要な指導者の一人。彼が言うことを聞くことはとても大事だと思う」と話した。