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  • 特集 さなイチ 出浦昌相の忍術|NHK大河ドラマ『真田丸』

    賤ヶ岳七槍(しずがたけしちほんやり)の一人・平野長泰(近藤芳正)の熱意にも押され、弟・幸村のために自ら大坂へ足を運び、大坂城へ兵糧を送ることを決意した信之(大泉洋)。この無茶を止めるため、稲(吉田羊)は出浦昌相(寺島進)に説得を依頼。しかし、決意の固い信之は、出浦の言葉を退けて足を進めます。 と、その時、出浦は忍術を用いて信之を止めるのですが、このシーンで登場したネバネバした網の正体について、特殊効果を担当する小林英晴に話を聞きました。 と、その時、出浦は忍術を用いて信之を止めるのですが、このシーンで登場したネバネバした網の正体について、特殊効果を担当する小林英晴に話を聞きました。 小林: 台に“ネバネバした網”というト書きが添えられていたんです。試行錯誤を重ねて、ネバネバした網を作り出しました。当は「出浦が投げたら、網がパッと蜘蛛の巣のようにキレイに広がって信之にかかる」というよう

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    watermaze 2016/11/26
  • 特集 さなイチ 大坂冬の陣「真田丸」オープンセット完成!|NHK大河ドラマ『真田丸』

    11月13日(日)放送の第45回「完封」は、いよいよ真田丸決戦。大河ドラマ『真田丸』では大坂冬の陣の撮影のために、大坂城の城南を守るため真田幸村が平野口に築いた真田丸(出丸・出城)のオープンセットを制作。巨大なセットにVFXも組み合わせて、迫力のシーンをみなさんにお届けします。 今回のさなイチでは、完成した真田丸のオープンセットとVFXをご紹介します。 ●元となったイメージスケッチ 描き直すこと6回。VFXコーディネーター・深瀬雄介が描いた真田丸のイメージスケッチ。このイメージスケッチを元に考証的なご意見をいただき、出されたアイデアを盛り込んで、オリジナルのオープンセットとVFXを制作しました。 ●工期はおよそ1か月 草を刈り、堀を掘り、そして、土を盛り上げて土塁を築くのにおよそ3週間。そこから塀や櫓(やぐら)などのセットを建てるのにおよそ1週間。トータルおよそ1か月の工期でオープンセット

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    watermaze 2016/11/07
  • 特集 インタビュー 明石全登 役 小林顕作さん ~子ども番組から呼ばれて~|NHK大河ドラマ『真田丸』

    五人衆の一人、明石全登役はEテレで子どもに大人気の“オフロスキー”でおなじみの小林顕作さん。 初体験となる大河ドラマの感想を聞きました! 大河ドラマに出演することなんてないと思っていました。けれども、小さなお子さんがいらっしゃる脚の三谷幸喜さんとプロデューサーの家冨さんが、Eテレで放送中の子ども番組「みいつけた!」で2015年に発表した歌「じだいげきだよ オフロスキー」をお子さんと一緒に見てくださっていて、「あっ!」と思われたようです。いろいろな偶然が重なって明石全登役のお話をいただいたのですが、なかなか信じられなくて、僕はずっと「ウソだ。何かの罠だ」と思っていました(笑)。 『真田丸』で明石全登役をいただけたのは、たくさんの子どもたちが“オフロスキー”を見てくれたからこそのご縁だと思います。宝くじが当たったようなものですね。この機会を大切にし、いただいた役を精いっぱい演じていこうと思っ

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    watermaze 2016/10/24
  • 特集 インタビュー 阿茶局 役 斉藤由貴さん ~惚れた男に尽くす心意気~|NHK大河ドラマ『真田丸』

    私の役への捉え方はとてもシンプルです。武将である家康以前に、一人の男として家康に心底惚れている。全身全霊で尽くすことを決心している女性。そう考えて演じています。 家康は小心者で小ずるくて二枚舌的なところがあるにもかかわらず、いざという時の行動力はすごいんです。天を味方につける才覚というか、状況をものにする強運みたいなものを阿茶局は感じているのかもしれません。 それにダメなところがある男は可愛いじゃないですか。周囲は知らないけれど、私だけは知っている。そうなるとやっぱり私が守って立ててあげなくては、と思うところもあるのではないでしょうか。 家康は阿茶局を精神的な支えとしてそばに置いているのだと思います。そして阿茶局も、自分が必要とされていることを自覚している。そばにいると家康がほっとするというか、安心する存在なのかもしれません。特に入り用ではないけれど、ジンクスとして持っていると安心する安定

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    watermaze 2016/10/24
  • 特集 さなイチ 別冊!インタビュー 真田紐指導 和田伊三男さん ~真田紐とは?!~|NHK大河ドラマ『真田丸』

    第39回「歳月」に登場した「真田紐(ひも)」について、真田紐指導・和田伊三男さんにお話をうかがいました。 Q.そもそも「真田紐」とは、どんな紐ですか? よく「真田紐」と「組紐」を混同されている方が多いのですが、「真田紐」は「組紐」の一種ではなく独立した一つの紐種で、作り方も使い方も異なります。丸台などを使い、三つ編みの様に複数の縦糸だけを斜めに交互に組んで紐にしてゆく「組紐」に対し、機(はた)などを使い縦糸と横糸で平たい紐状に織ってゆくものを「真田紐」と言います。「組む」のではなく「織る」のです。 「真田紐」では、着物や布などの織物に比べ、およそ2倍の縦糸が使用されます。横糸は上下の縦糸の間に隠された状態となるため、柄は縦糸によって作ります。ここから横糸を引いて横方向に圧縮し、さらに縦糸を張って強く打ち込むことで縦方向にも圧縮します。 Q.柄に決まりはあるのでしょうか? 昔は武将の家などで

    特集 さなイチ 別冊!インタビュー 真田紐指導 和田伊三男さん ~真田紐とは?!~|NHK大河ドラマ『真田丸』
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    watermaze 2016/10/20
    サナール説がギャグではなく、かなり有力な説だったというのが驚いた
  • 映画「この世界の片隅に」 こめられた思い|けさのクローズアップ|NHKニュース おはよう日本

    和久田 「今年は、アニメ映画のヒットが話題になっていますが、新たな注目作が登場します。」 戦時中の広島と呉を舞台にした映画、「この世界の片隅に」。

    映画「この世界の片隅に」 こめられた思い|けさのクローズアップ|NHKニュース おはよう日本
  • 特集 インタビュー 真田昌幸 役 草刈正雄さん ~ギリギリまで諦めないのが昌幸~|NHK大河ドラマ『真田丸』

    歴史に詳しい方であれば、真田昌幸に対してはおそらく、戦国時代屈指の智将というような印象をお持ちだと思います。けれども、僕はそのようなイメージを持たずに役を演じさせていただきました。役者としては少し情けないかもしれませんが、ああしよう、こうしようとは深く考えず、脚のままに楽しく暴れさせていただきました。 昌幸は最期を迎える前に「御屋形様」と口にします。初めの主君である武田信玄公のことをすごく敬愛し、ずっと引きずっていたのでしょうね。僕は緻密に計算をするのではなく、ざっくり演じるタイプなので当初は意識していなかったのですが、役を演じていて、昌幸の信玄公への思いに気付きました。上杉に付いたり、北条に付いたり、徳川に付いたりと、有力な戦国大名のもとを渡り歩き、まるで「義」がないかのような描かれ方もされていた昌幸ですが、それはあくまでも戦国時代という荒波を乗り越え、真田家を守り抜くための選択です。

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    watermaze 2016/09/25
  • 特集 インタビュー 加藤清正 役 新井浩文さん ~芝居を作る基礎は、日常で培われる~|NHK大河ドラマ『真田丸』

    『真田丸』において、清正は常に豊臣家のために行動をしています。第16回「表裏」で茶々のお気に入りであった馬廻(うままわり)衆の立花権三を暗殺しますが、これは秀吉を中心とした豊臣家のバランスを保つためには何が最善であるかを十分に考えたうえで、行動した結果です。秀吉の死後は反・三成派としての行動が目立ちますが、やっぱり暴走する三成を止めてあげたいという思いもあったからじゃないでしょうか。正則らと一緒になって三成を襲撃した時も、先頭に立つ正則とは違い、清正は一歩引いています。そんなに乗り気じゃないんですよ。寧から家康を守るようにと言われていたし、清正を取り巻く人間関係の中で、そうせざるを得ない状況になっていたのだと思います。 『三国志』は大好きで詳しいのですが、戦国武将はほとんど知らず、加藤清正については名前を聞いたことがある程度でした。演じるうえで、いろいろ調べてはみましたが、諸説あって、どれ

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    watermaze 2016/09/25
  • 特集 インタビュー 真田信之 役 大泉洋さん ~「幸」の字を奪われる屈辱~|NHK大河ドラマ『真田丸』

    真田家にとって、すごく大きなエピソードである“犬伏の別れ”。放送を楽しみにしていた方が、たくさんいらっしゃったと思います。親子が敵味方に分かれて戦わなければならないというのは悲劇です。三谷さんが“犬伏の別れ”をどのように描かれるのか、僕も楽しみにしていました。 脚を読んだ時は、「きた! 信幸、頑張っている!」とグッときましたね。それまでの信幸は、ずっと父上に振り回されっぱなしで、大事な局面では蚊帳の外に置かれていました。 お堂でのシーンは1日で撮影したのですが、やはりどこか寂しさがありました。少し前から「もうそんなに一緒に撮影するシーンはないんだよね」というような話はしていましたが、“犬伏の別れ”が信繁役の堺さん、昌幸役の草刈さんと3人で撮影する最後のシーンになるなんて…。3人で酒を酌み交わしながら和気あいあいと話すラストシーンは非常に良くて、演じていてとても楽しかったです。 けれども“

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    watermaze 2016/09/18
  • 特集 インタビュー 本多忠勝 役 藤岡弘、さん ~これすなわちもののふの道~|NHK大河ドラマ『真田丸』

    武士道には、「最も剛毅(ごうき)なる者は、最も柔和なる者なり。最も勇気ある者は、最も愛ある者なり。驕(おご)れし者を打ち砕き、敗れし者を慈しみ、失われぬ他者への哀れみの心。平和の道に立つること、これすなわちもののふの道、武士道なり」という言葉があるのですが、これこそ多忠勝の人物像に重なります。演じるというよりも、“忠勝になりきりたい”と常に思いながら、撮影に臨みました。 大小合わせて57回にも及ぶ合戦に加わっても忠勝が無傷であったのは、敵方の武将までも魅了するほどの忠義の精神を体現した無私の雄姿と、また、その姿を追う家臣達が「この殿に死んでほしくない」と必死で共に戦い守りぬいたおかげかもしれません。単に強いというだけではなくて、分け隔てなく人を心から思いやる人情、すべてを消化しようとするような人間臭さを、きっと持ち合わせていたのでしょう。『真田丸』で多忠勝を演じる機会をいただいたことは

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    watermaze 2016/09/18
  • AppBank元役員を逮捕 - NHK 首都圏 NEWS WEB

    スマートフォン向けのゲーム攻略アプリなどを開発するIT関連会社「AppBank」の元役員が、会社から1億3000万円あまりをだまし取ったとして、東京地検特捜部に逮捕されました。 逮捕されたのは、東証マザーズ上場で東京・新宿区にあるIT関連会社「AppBank」の元役員、木村朋弥容疑者(44)です。 東京地検特捜部によりますと、木村元役員は経理を担当していた去年8月までのおよそ2年間に、架空の広告費などの名目で会社の資金1億3600万円あまりをだまし取ったとして、詐欺の疑いがもたれています。 会社の内部調査などによりますと、木村元役員は協力者の知人名義などあわせて5つの銀行口座に、会社の資金を不正に送金してキックバックさせ、知人には送金額のおよそ5%を手数料として支払っていたということです。 逮捕前のNHKの取材に対し、木村元役員は不正送金を認めたうえで、「だましとった金は遊興費などにあてた

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    watermaze 2016/09/13
  • 特集 インタビュー 石田三成 役 山本耕史さん ~孤立した三成に心が痛くなる~|NHK大河ドラマ『真田丸』

    殿下亡き後の豊臣家の行く末に一番不安を感じ、政権を維持するために一番気合いを入れて頑張っていたのが、三成であったと思います。殿下に対してものすごく従順な三成は、「家康を殺せ」と命じられた時から腹は決まり、家康を討ち取ることだけを目指して、愚直に奔走しました。しかし、殿下の心を聞いたのは三成だけです。 第33回「動乱」では、加藤清正や福島正則をはじめ多くの諸将が集った家康とは対照的に、三成のもとにはほとんど味方となる大名が集まらず、「こんなにも人望がないんだ…」と心を締め付けられました。こんなにすべてをかけて豊臣に尽くしているのに、切ない、理不尽な人生です。 けれども、誰も間違ってはいません。三成がことごとく誘いを断られてしまうのも、相手の気持ちになって脚を読めば納得がいきます。三成としては、卑怯なこと、悪いことなどをしたつもりは一切ありませんが、“人たらしの秀吉”あってこその三成だった

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    watermaze 2016/09/11
  • 特集 インタビュー 稲 役 吉田羊さん ~素直な気持ちから生まれた覚悟~|NHK大河ドラマ『真田丸』

    役柄を演じていて感じる稲の魅力は、良くも悪くも正直なところでしょうか。当初は真田家を格下に見て、ここには絶対に染まりたくないと突っぱねていましたが、それは彼女の素直な気持ちだったでしょうし、その後、信幸に心を許していったのも、その時その時の正直な感情であったと思います。 『真田丸』で描かれている稲とおこう、そして、信幸との間での出来事は、もちろん三谷さんの脚であり、実際にそのようなことがあったかどうかは分かりません。しかし、あり得ると思いました。 なので、抱きつく前と後では信幸を見る目が違いますし、今はすごく楽に演じられています。正室だから当たり前のように息子を産んで血を受け継いでいかなければならない、というような政治的な道具ではなく、信幸を愛して、子をもうけたんだというところに、三谷さんの真田家への愛情を感じました。 ただ、最初に脚を読んだ時は「こんなきっかけか?!」と驚きましたね。

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    watermaze 2016/09/11
  • 特集 さなイチ 別冊!インタビュー 河原綱家 役・大野泰広さん|NHK大河ドラマ『真田丸』

    第35回「犬伏(いぬぶし)」で歯が欠けてしまった真田家重臣・河原綱家を演じる大野泰広さんに、お話をうかがいました。 Q.『真田丸』の撮影が始まる前に行われたカメラテストに、参加されたそうですね? 昨年の3月26日です。忘れもしません。僕の中では「春の陣」でした。今回、家冨プロデューサーから機会をいただきまして、監督やスタッフのみなさんに直接お芝居を見ていただけることになって。そのような機会って、なかなかないんですよ。何か次につながるかもしれない、チャンスだ! と思って参加させていただきました。 カメラテストは1日をかけて5シーンくらい行われたのですが、堺雅人さんが演じられる真田信繁役をやらせていただきました。主演の役なんて代役でもなかなかできないので、ラッキーでしたね。カメラアングルをはじめ、いろいろなことが主役中心に決まるじゃないですか。最初は緊張したのですが、やり始めたらこれまで体感し

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  • 発掘ニュースNo.118 速報!『プリンプリン』第1回から120回まで!そして…!|NHKアーカイブス 番組発掘プロジェクト

    NHKアーカイブス 番組発掘プロジェクト

    発掘ニュースNo.118 速報!『プリンプリン』第1回から120回まで!そして…!|NHKアーカイブス 番組発掘プロジェクト
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    watermaze 2016/08/29
  • 特集 さなイチ 大坂冬の陣「真田丸」撮影準備、いよいよ始動!|NHK大河ドラマ『真田丸』

    大坂冬の陣。大坂城に迫る徳川の大軍を撃退し、真田信繁(幸村)の名を一躍有名にしたのが、信繁が築いた真田丸(出丸・出城)でした。 大河ドラマ『真田丸』での、真田丸の戦いがどのように描かれるのか、みなさんご期待ください! 真田丸とそこでの合戦の再現にあたっては、戦国軍事考証の西股総生さんに加えて、城郭考古学者の千田嘉博さんに新たに参加してもらいます!

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    watermaze 2016/08/22
    既存の合戦場面をケチった分はここにぶち込んでいるんだろうなあ。でも今から冬の陣の撮影準備とか放映に間に合うのだろうか。
  • 特集 インタビュー 寧(北政所) 役 鈴木京香さん ~愛する人を失った心の空洞~|NHK大河ドラマ『真田丸』

    長年連れ添ってきた寧ですから、殿下が変わっていく姿を見るのはつらかったと思います。魅力だったはずの頭脳明晰さや、他人の懐にすっと入っていってしまうような明るい部分が薄れていくのは、悲しかったでしょう。けれども、看病のためにそばにいる時間が長くなり、少し嬉しいという気持ちもあったのかな、という思いが私の中にはあります。昔はこんなふうに一緒に時間を過ごすこともあったな、と懐かしんだり、寝顔を見て楽しかった時のことを思い出してみたり、看病をしている中で殿下と一緒に居られることが嬉しいと感じる瞬間というのも、きっとあったことでしょう。 全く苦労することなく置き換えられたのは、何度も夫婦役を演じてきた小日向さんだったからです。 殿下は寧にとってかけがえのない最愛の夫ですから、もちろん長生きしてもらいたいという思いがあったでしょう。しかし、これ以上苦しむ姿を見ていたくなかった、とも思います。彼らしくな

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  • 特集 インタビュー 玉(細川ガラシャ) 役 橋本マナミさん ~一途な愛を、ただ一人にささげる女性~|NHK大河ドラマ『真田丸』

    19歳の時に『武蔵 MUSASHI』(2003年)の千姫役として、初めて大河ドラマに出演させていただきました。その時は未熟だったので、戸惑いがあり、場になじめなくておどおどしてしまったことを覚えています。『武蔵 MUSASHI』の時はセリフがなかったので、「セリフがある役で、またここに戻ってきたい」と思い、そこから日舞踊や着付けを習い始めました。ですから、2回目の出演の連絡をいただいた時は、夢のようで当にうれしかったです。 役を自分に入れる作業は大変ですが、素晴らしい方々に囲まれ、たくさんの刺激を受けています。13年ぶりの大河ドラマ出演となりますが、ずっとバラエティーに挑戦して度胸は鍛えられてきたので、変な緊張感を抱かずにすんでいるかもしれません(笑)。長澤まさみさん(きり役)とのシーンが多いのですが、皆さんがどのようにして役を作り上げていくのか、遠くから見て研究しています。まだまだ学

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    watermaze 2016/08/15
  • 特集 さなイチ 別冊!インタビュー 時代考証 丸島和洋さん ~豊臣秀吉の残した遺言~|NHK大河ドラマ『真田丸』

    第31回「終焉(しゅうえん)」で描かれた『豊臣秀吉の遺言』をめぐる石田三成と徳川家康との攻防。その真実、そして、制作舞台裏について、『真田丸』で時代考証を担当していただいている国文学研究資料館特定研究員・丸島和洋先生にお話をうかがいました。 Q.秀吉の遺言って、物が残っているんですよね?! 豊臣秀吉の遺言に関する文書は、主要なものとして現在3点が残されています。ところが、互いの内容にちょっとズレがあるとされています。そこで、そのズレをお芝居にしたいと、プロデューサーの吉川さんから相談を受けました。 Q.残されている3点とは、どのような文書なのでしょうか? まず1点目は、五大老の一角であった毛利家の文書に残されているもので、秀吉の自筆の遺言状の写しです。今回ドラマで取り上げられているのはこの遺言状で、史料に基づいて、再現していただいています。 次に2点目は、五奉行の一角であった浅野家に伝わ

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    watermaze 2016/08/07
    まだ論文化どころか口頭発表すらされていない事柄がNHK公式初出だそうで。最先端すぎる。
  • 特集 インタビュー 豊臣秀吉 役 小日向文世さん ~無様(ぶざま)な死を隠すことなく~|NHK大河ドラマ『真田丸』

    「今までにない秀吉を」というプレッシャーはありましたが、秀吉を演じるのは当に楽しかったです。こんなに喜怒哀楽がはっきりとして、両極の感情を行ったり来たりする役を生きるのは、役者にとっての醍醐味(だいごみ)でした。 天下統一を果たしてもなお、何か満たされていない部分が常にあり、子どもが出来たことで、更なる欲が生まれる。人間の業なのかもしれませんが、秀吉はとどまるところを知らない欲望を持った人だったのだと思いました。 『真田丸』で描かれた秀吉は、自分の欲望を我慢しない人のような気がします。欲望に対して立ちはだかる障害へのいらだちが、怒りとなる。描かれてはいませんが、木下藤吉郎と名乗っていた頃から、ずっとイライラしがちな人だったんじゃないかな。その一方で、欲が満たされればニコニコしている、子どもみたいな人です。大人だったら理性で抑えられるけれど、秀吉の場合は最初からその辺りのたがが外れているよ

    特集 インタビュー 豊臣秀吉 役 小日向文世さん ~無様(ぶざま)な死を隠すことなく~|NHK大河ドラマ『真田丸』