重苦しい時代でも楽しく見られる映画 のんさんが主人公・すずの声を担当したアニメ映画「この世界の片隅に」は、戦時中の広島を生きる女性の日常を丁寧に描いています。昨年11月に公開されると、口コミでジワジワと評判となり、異例のロングランヒットを記録中です。 山田洋次監督「あの作品は本当に楽しく見られるね。だけど、描かれている時代の歴史は重く暗い。原爆も落ちる重い現実があるのを知りながら、つい笑ったり楽しく見ちゃったりするのが、あの映画の魅力じゃないかねぇ」 「あの時代を描いて、深刻な映画を作るのはそんなに難しいことじゃない。だけど重苦しい時代を描きながら、大笑いするわけじゃないけどほほ笑ましく見てしまう。すずさんの姿をついニコニコしながら見ちゃう、というのはなかなかできない」 苦労した映画のヒット、うれしい のん「映画館でご覧になったんですか?」 山田「映画館で見ましたよ」 のん「素朴な疑問なん
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