ネコのマスコットキャラクターで図書館のキャンペーン活動 米国の公共図書館では,州立図書館が中心となって公共図書館の認知・利用を促進するキャンペーンを行っている。“スーパーライブラリアン”というキャラクターを産み出し盛況を博したニュージャージー州立図書館,“世界をワイオミングへ”と題するキャンペーンを展開するワイオミング州立図書館など,手間隙をかけたものがある。このたび,本土最東北部に位置するメイン州でも,新たなマスコット・キャラクターが作られ,話題となっている。 モチーフになっているのは,同州原産のメインクーン種のネコで,名前は「バクスター(Baxter)」。1月から3月にかけて,州立図書館はこのキャラクターのネーミング・コンテストを大々的に行い,1,200もの候補の中からこの名前に決定した。ネーミングの理由は様々とのことだが,バクスター州立公園やバクスター元メイン州知事の名前を連想させる