今回の震災で、図書館の中の人として、色々と思うことがありましたので、その覚え書きとしてキータッチの進むままに書いていこうと思います。 東北各地の図書館の被災状況を聞いていますと、数千冊の資料が落下したぐらいではどうも被災したとはちょっと思えない自分がいる一方で、資料が1冊落下したって被災は被災なのかなぁと思ったりしています。(その辺の話は後述) 私の立場上、図書館の中の人である以上に、公務員ですから、震災当日は落下した資料に後ろ髪をひかれつつも、避難所の開設などの業務に携わっていました。 まぁ、私のいる所はそう長期戦になるようなところではなかったので、次の日には資料を棚に戻す作業をして、その翌日には通常開館となりましたが… さて、当日の話。 避難所開設に動員されるまでに、利用者から一本の電話が。「図書館、今日、やってますか?」と。 こちらとしては、資料が数千冊落ちなければ、開館してあげたい
![震災と図書館 - CHOTTO TOWN 図書館日誌](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b088ba67f43a84360a124ff0e40f137364dce7b9/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fc-town.way-nifty.com%2F.shared-cocolog%2Fnifty_managed%2Fimages%2Fweb%2Fogp%2Fdefault.png)