新校歌、共に歌おう 宮城・石巻の3校統合「北上小」校歌を練習する児童ら。榊原さん(右)は児童をたたえ、佐藤さん(中央奥)は涙を止められなかった=宮城県石巻市の北上小学校 【小野智美】宮城県石巻市の北上川河口から北岸に点在した橋浦、吉浜、相川の3小学校が統合し、今春、誕生した北上小学校の校歌はユニークだ。地球の誕生から語り始める。東日本大震災で自然の猛威を目の当たりにした子どもたちへ、作詞家がこめたメッセージだ。自然は時に何もかも奪い去る。でも、恵みをもたらすのもまた自然である――と。 ♯何億年ものはるかなる昔 地球が生まれ 海ができて 山ができて はぐくまれた生命 これが北上小校歌の1番の冒頭だ。宇宙を俯瞰(ふかん)して始まり、2番でズームして震災の石巻に寄り添う。 ♯明けぬ夜はない 日はまた昇ると 声がきこえる うかぶおもかげ 響いた言葉 あたたかな思い出 作詞した仙台市のバイオリニスト
原爆や戦争の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」が松江市立小中学校の図書室で自由に読めなくなっている問題で、市教育委員会は26日、教育委員会会議を開き、手続きに不備があったとして、学校現場に求めていた閲覧制限を撤回し、学校の自主性に任せることを決めた。 トピックス「はだしのゲン」 この問題をめぐっては市教委が昨年12月、「作品中の暴力描写が過激」などとして、学校の許可がないと子どもたちが閲覧ができない閉架図書にするように市立小中学校の校長会で要請。その後、学校により対応にばらつきがあったため、市教委は今年1月の校長会で閉架を徹底するよう再び要請していた。 閲覧制限は当時の市教委の事務局レベルの判断で決められ、教育委員会会議に報告されていなかった。 続きを読む最新トップニュースこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら
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