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2017年6月2日のブックマーク (2件)

  • (研究成果) 放射性セシウムを吸収しにくい水稲の開発に成功 | プレスリリース・広報

    ポイント イオンビーム照射による突然変異法1)により、放射性セシウム2)を吸収しにくいコシヒカリ(Cs低吸収コシヒカリ)の開発に成功しました。 Cs低吸収コシヒカリは、イネの耐塩性に関わるタンパク質リン酸化酵素遺伝子(OsSOS2)3)に変異が生じたことで、根のセシウム吸収が抑制されました。 この結果、Cs低吸収コシヒカリでは、コメの放射性セシウム濃度が半減しました。 Cs低吸収コシヒカリの利用は、コメの放射性セシウム濃度を長期にわたり低減させる技術として期待されます。 概要 農地土壌から作物への放射性セシウムの移行を低減するために、水稲では、カリ肥料の増肥(カリ増肥4))が効果的な対策として実施されています。一方、長期にわたって、省力的かつ低コストで行える新たな低減対策も生産現場から求められています。 そこで農研機構は、イオンビーム照射による突然変異法により、放射性セシウムを吸収しにくい

  • セシウム吸収抑えるコシヒカリ開発 福島での導入目指す:朝日新聞デジタル

    農業・品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)は、従来のコシヒカリより放射性セシウムの吸収が半減した新品種を開発した。東京電力福島第一原発事故以降、風評被害対策に取り組む福島県などでの導入を目指す。 同機構の石川覚・作物リスク低減ユニット長らは、コシヒカリにイオンビームを照射して遺伝子に突然変異を起こし、根からナトリウムイオンを排出させないようにした。根の細胞内でナトリウムイオン濃度が高まり、セシウムの取り込みが抑えられた。 従来のコシヒカリと一緒に汚染土で試験栽培したところ、セシウム濃度は玄米中で55%、稲わらで59%下がり、国の基準値を十分下回った。稲穂の数や収穫された玄米量は従来のコシヒカリとほぼ同じで、味も外部機関の評価で「ほぼ同等」だった。 セシウム対策では、カリウムイ…

    セシウム吸収抑えるコシヒカリ開発 福島での導入目指す:朝日新聞デジタル
    waterperiod
    waterperiod 2017/06/02
    セシウム低減のための長期的な栽培コスト削減が目的の研究開発なのであまり短期的な感触だけで無意味扱いしない方が良いと思う。あと突然変異体と遺伝子組換え体は違うものなのでそこは混同しないでほしい。