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ブックマーク / jurosodoh.cocolog-nifty.com (28)

  • 日図協,グッジョブ! - 愚智提衡而立治之至也

    日配信された日図書館協会のメールマガジンに拠れば,日図協が下記の文書を厚生労働省に提出したそうです. 「公共機関、関係団体等における「ハンセン病」の語の取扱いについて」について http://www.jla.or.jp/archives/20070205.pdf 僕も図書館に関わってそろそろ20年になりますが,日図協の仕事に感激したのはこれが始めてかも(^^;). これは恐らく熊日日新聞の2007年1月7日付【図書のテーマ検索 「癩」使用取りやめ 県立図書館など動き広がる】が伝えた動きに端を発し,その後朝日新聞【図書分類の「らい」をハンセン病に変更を 厚労省が通知】や毎日新聞【ハンセン病:検索の件名に旧名表記残る 公立図書館修正へ】で報道された,厚生労働省が出した「公共機関、関係団体等における「ハンセン病」の語の取扱いについて」(この文書がweb上で見つからない.webでの在り処をご

    日図協,グッジョブ! - 愚智提衡而立治之至也
  • 市立夕張図書館の行方 - 愚智提衡而立治之至也

    北海道新聞【夕張 再生へ: 美術館存続へ署名1万人分 夕張・訴える会、道に提出】【夕張 再生へ: “夕張問題”で警鐘も 小規模自治体のフォーラム】 このところ,北海道新聞の【夕張 再生へ】というコーナーをほぼ毎日確認しているが,美術館や博物館の存続を模索する動きに関してはこうしてたびたび記事が上がるのに,市立図書館については存続希望にせよ廃止後の見通しにせよ,記事化されたのをこのコーナーで見た記憶が無い. 以前何処かに僕は「公共図書館は「世界で一番偉い建物」ではなく,財政再建団体入りの責任の一端は役所にも市民にもあるので,夕張市においてある程度「文化活動」が制限されるのも止むを得ない仕儀だと思うのだけど.」と書き,そのココロは現在も変わらないけど,それにしても市立美術館にも石炭博物館にも市民団体やNPOによる存続を模索する動きがあるのに,市立図書館にはそれが表立って出て来ないのは何故か.

    市立夕張図書館の行方 - 愚智提衡而立治之至也
    waterperiod
    waterperiod 2007/02/04
    うん、夕張では図書館は要らないんでしょうね、きっと:-p 規模とか利用統計とかどんなだったんでしょうか。
  • 求む,行動力ある図書館長 - 愚智提衡而立治之至也

    東京新聞【行動力ある図書館長を公募 伊那市「読書離れ」に歯止め】 正直,月25万の1年契約では応募する気になりませんね(^^;).年俸1000万円の5年契約で如何ですか(^^;)? 冗談はさておき\(^^\)(/^^)/,はてブに「『市民の図書館』信奉者にはやりがいがありそう(^^;). 」とコメントしたのはしごく真面目な話.記事に 「幼い世代を含めた市民の「読書離れ」に対し、ユニークなアイデアを持ち、行動力のある館長の採用を目指す」とあるのを見たからです.問題視されているのが「読書離れ」,即ちの世界であるのであれば,思想としては時代遅れであっても,誰の目にも見える効果を出し易い『市民の図書館』の方法論は,(住民個々の「読書」の内実を問わなければ)充分な成果を挙げることが可能だろうと考えますが如何.『市民の図書館』を補完するものとして『をどう選ぶか』『公立図書館の役割を考える』(共に日

    求む,行動力ある図書館長 - 愚智提衡而立治之至也
    waterperiod
    waterperiod 2007/01/11
    「住民個々の『読書』の内実」を問うことって実は大事、というのが我が家での一致した意見。→大事なのは「内実」というよりむしろ「読書の効果」だろう、という補足意見あり。
  • 不磨の大典 - 愚智提衡而立治之至也

    今日は勢いで書きますので,ひょっとすると後で書き直すかもしれませんあちこち書き直しました. だいたい,政策文書というものは分析や評価の対象になることはあっても,信じたり奉ったりするようなものじゃ無いはずなんですよ.『市民の図書館』にせよ「これからの図書館像」にせよ〈不磨の大典〉であるはずが無いのです.「これからの図書館像」を信じたり奉ったりするなどということは,近代市民にはありえない話のはずです.それを例えば日図書館協会の理事長が『市民の図書館』に「バイブル」という形容を平気でするわけですから.確かに『市民の図書館』には単なる政策文書を超えた魅力があることは認めますが,それとて30年前の政策文書ですよ.『日列島改造論』と同時代の文書です.それが30年前ならともかく,現在でも〈不磨の大典〉として通用する,ましてや信仰の対象になると言うのが,僕には信じ難いのです.政策文書たるもの,5年おき

    不磨の大典 - 愚智提衡而立治之至也
    waterperiod
    waterperiod 2006/12/15
    そこまで敵視せんでも、とも思うけど、大概にあの本を乗り越える時期が来て久しいとは思う。
  • 日常(2006年8月31日) - 愚智提衡而立治之至也

    waterperiod
    waterperiod 2006/09/01
    読書マラソンの記事紹介。シール集めはあくまで読書の世界に入るきっかけ。ただ自分は数少ない読了本にいつまでも耽溺するタイプだったかな?
  • 「貸出至上主義者」度チェックβ版 - 愚智提衡而立治之至也

    doraさんが探しておられたので,取り敢えずβ版作ってみました.ノリは,昔々テレビ朝日系〈ニュースステーション〉でやっていた「○○度チェック」みたいな感じ.○か×かでお答えください. 【「貸出至上主義者」度チェック】β版 2006年6月1日公開 1) 日図書館研究会または図書館問題研究会の会員である. 2) 地の文で単に「図書館」と書いてあれば「公立図書館」のことである. 3) 「公共図書館」と呼ぶな,「公立図書館」と呼ぶべき. 4) 公立図書館で最も大切な業務は「貸出し」である. 5) 「貸出」ではない,「貸出し」である. 6) 公立図書館で最も大切な場所は「貸出しカウンター」である. 7) 公立図書館以外の図書館当の「図書館」ではない,別のカテゴリーのものだ. 8) 『市民の図書館』『図書館の発見』初版,『図書館の発見』新版は公立図書館員にとってのバイブルである. 9) 読まれな

    「貸出至上主義者」度チェックβ版 - 愚智提衡而立治之至也
    waterperiod
    waterperiod 2006/06/01
    ○はゼロでした。ところで「容喙」が読めない。困った。→「ようかい」と読むそうです。すみません、ばかですみません…。(2006.6.4追記)
  • 「貸出至上主義」今回の取り敢えずのまとめ - 愚智提衡而立治之至也

    matsuさんがこちらのコメントで「貸出至上主義者の前川氏のみならずそれ以上に伊藤氏にはそもそもイデオロギーはなかったと思います。」と手厳しい指摘をされています.僕の考えはそこまで手厳しくはありませんで(^^;).1970年代以降公共図書館業界を煽動してきた指導者たちには,政治や社会に対して教条的(もしくは教科書的)なイデオロギー(マルクス・レーニン主義とかスターリニズムとか,その手のもの)は持ち合わせていたけど,それを実現・実行するための戦略を組み立てるだけの力量が欠けていた,と考えてます.短期的な戦術を作成する術は持ち合わせていた(その具体的な戦術文書が『市民の図書館』であり,戦術を実行するための指南役が伊藤昭治を中心とする日図書館研究会読書調査グループであったわけです)ものの,長期的展望に立った戦略/グラウンドデザインは持ち合わせていなかったし,ましてや戦略を構築するだけの知恵も度

    「貸出至上主義」今回の取り敢えずのまとめ - 愚智提衡而立治之至也
    waterperiod
    waterperiod 2006/05/16
    『市民の図書館』に感動した若き日を否定したくない。でもあれを現代の視点で読み直さないと多分前には進めない。そう言う意味で、読んでいて苦しい。
  • 違います - 愚智提衡而立治之至也

    図書館屋の雑記帳:貸出と図書館図書館における「貸出」を重視しようという運動、次いで「予約」に取り組もうといった運動は、それを目的としようとしたのではなく、「資料」位の図書館から「人」位の図書館へ脱皮しようという運動でした。 違います. そもそもは「貸出」と「予約」という,見た目に明らかな数字を根拠に市役所から予算を獲得するために,図書館原理主義者たちが考え出したのが「貸出至上主義」です.予算獲得が第一義であり,「利用者」云々はそのための大義名分として付け足されたに過ぎません.図書館原理主義者が,行政において公共図書館が他の文化施設に対して優位を保つために考え出した,役所内での膨張主義あるいは覇権主義路線の手段が「貸出至上主義」だったんですよ.こう書いても,決して『市民の図書館』を貶めたことにはならないと思います. でなければ,どうして公共図書館業界は博物館,美術館,体育館,文化

    違います - 愚智提衡而立治之至也
    waterperiod
    waterperiod 2006/05/04
    …でも役所ってとこは予算を取った者勝ちなんですよね。だから「役所的には」貸出至上主義を全面否定できないのがちくしょー、なところ。