2011年12月17日、エジプトのカイロでのデモ隊と軍の衝突の最中に、エジプト研究所(Institut d’Egypte)が火災に遭い、研究所が所蔵していた多くの図書や手稿資料等が焼失したようです。ナポレオンによるエジプト遠征の際に設立されたエジプト研究所には、ナポレオンが編纂を命じた『エジプト誌』や1989年にイスラエルがタバからの撤退の際に使われた地図等を含む貴重資料約200,000点が所蔵されていたようです。火災の最中に35,000点以上の資料が救出されたようですが、その状態等の詳細は不明のようです。 Thousands Of Rare Books, Journals, Writings Burned At Institute d’Egypt In Cairo (HUFFPOST BOOKS 2011/12/19付けの記事) http://www.huffingtonpost.com