素直な世界 優しさや思いやりが素直にある世界があるといい。最近とくにそう思う。大切な人が癌になったからかもしれない。 毎朝目が覚めると一日が始まることに怯えてしまう。布団の中でひとり震えている。朝なのに、まだ。 軽い知人というものが存在していておそらくだれにも存在していると思うのだがそれらが最近親くなり得る距離まで近くにあって戸惑ってしまう。 わたしは他人のブログが好きだが自分のブログも同じくらい好きだ。わたしがこの世で好きなものは多くはない。その中の一つがブログであることにほっとする。ブログは温かい。ひとりでもひとりじゃない気がしてくる。 この世界はたいてい素直じゃない。だから自分くらいは素直でいないとフィクションの中で死んでしまう気がする。わたしの人生はノンフィクション、他人から見ればフィクション。その差異がたまらなく好き。 他の誰にも触れないふたりだけの国というものがあってそれが愛で