長音記号(ー)とは、外来語をカタカナで表記する際に 一字前の音を伸ばすことを示す方法で、日本語の表記記号(役物)のことを指しています。 長音記号以外にも長音符、長音符号、音引きなど、様々な呼び方がありますが、 一般的には「伸ばし棒」と呼ばれることが多いでしょう。 「コンピュータでドライバのフォルダをモニタに表示してください。」 かつて、IT 関係の取扱説明書や技術文書には、このような表現が多用されていました。 特徴は単語の末尾には長音を使わない、ということです。 ところが、最近は、このような表現が減ってきていると思いませんか? 取扱説明書に記載するカタカナ用語、長音を入れるべきか、省略すべきか、悩みどころですよね。 この記事では長音についての日本語ルールを事例をもとに解説いたします。 1. 長音(音引き)で悩んでいませんか?まずは、実験です。Windows 10 で「ブラウザ」と入力して検
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