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ブックマーク / sumida.hatenablog.com (2)

  • ミステリレビュー「異邦の騎士」 著:島田荘司 - 14 Til I Die

    異邦の騎士 (講談社文庫) 作者: 島田荘司出版社/メーカー: 講談社発売日: 1991/12メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (26件) を見る御手洗潔シリーズ。 全ての記憶を失ってしまった男。自分が何者かも分からぬ内に、街で出会った女性と幸せな生活を始める。ひょんな事から知り合った占い師・御手洗潔との交流も深まっていき、穏やかな日々が続くかと思われた中、次第に明らかになっていく自らの過去には凄惨な出来事が――? 色々と都合よく事が動き過ぎている部分が多く、伏線かと思いきやその後全く何の説明もされないエピソードも存在するなど、完成度という点では決して褒められたものではない作だが、そういったマイナス要素を差し引いても優秀な娯楽作品に違いない。 残念な点は、御手洗シリーズの愛読者には、すぐに作がどのような結末を迎えるのかが予測できてしまう事だろうか。更に言えば、御手

    watto
    watto 2015/12/10
    これ好き!
  • ミステリレビュー「鉄鼠の檻」 著:京極夏彦 - 14 Til I Die

    文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) 作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/09/06メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 84回この商品を含むブログ (154件) を見る「京極堂」シリーズ第4弾。 謎の巨刹・明慧寺。その強固な結界に訪問者が訪れた時から、仏弟子たちが次々と惨殺される事件が起こり始め……。京極堂をして「分が悪すぎる」と言わしめるこの怪異に、果たして終わりは訪れるのだろうか? 前作までの京極堂シリーズは、京極堂による「憑物落し」によって怪異を解き明かし、幻想に囚われていた人々を現実の世界に引き戻す事によって解決を見てきた。もちろん、作においてもその手法は健在なのだが、少々毛色が違うように見受けられる。 作においては、確かに京極堂による「憑物落し」が行われ、怪異は解き明かされる事になる。だが、それでもなお「幻想」がどこかに生き延びていて、余韻を残すの

    ミステリレビュー「鉄鼠の檻」 著:京極夏彦 - 14 Til I Die
    watto
    watto 2015/11/26
    これ読んだとき、もし私が京極堂だったら神道うっちゃって仏教に宗旨替えするけどな~、と思った(^_^;
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