きっかけは、2013年夏のこと。 いつもの雑談のなかで、 糸井重里がこんなことを言いました。 「カニカニ詐欺って知ってる?」 まわりにいた何人かが笑いました。 冗談だと思ったのです。 糸井が話を続けます。 「いや、笑いごとじゃなくてさ、 ほんとにあるんだよ、カニカニ詐欺。 勝手にカニを送りつけて代金を請求するの。 検索してごらんよ、たくさん出てくるから。 で、ね、 そういう詐欺的商法のいろいろを教えてくれる人と ツイッターで知り合ったんだよ。 小豆島の消費生活センターで 相談員の仕事をしてる女性なんだけど」 詐欺的商法‥‥? なんだかこわい文字の並びです。 消費者センター‥‥? そもそも何をするセンターなのでしょう。 糸井に質問を重ね、わかったのが以下のポイントでした。 ・「消費者センター」とは全国各地にある機関で、 消費者からの苦情や問い合わせを受け付け、 公正な立場で相談にのってくれる