先日の記事に対して、自衛隊における思想調査についてコメントを頂いたので、これについて書いてみます。 思想調査というと、もう言葉自体がなにやら怪しげですが、自衛官に思想信条の自由がないわけではありません。 ただ、自衛隊の任務の性格上、防諜活動は当然に必要な訳で、その一環として、隊員の思想調査は行われています。 と言っても、定期的にアンケートを書かされるといった調査対象本人にも分かる活動は行われていません。 休日を含め、その人の行動などが、ただ静かに監視されるだけです。 具体的にどんな人が監視対象となっているか、その全容は、私も知りません。 ですが、実際に防諜活動を行っている情報保全隊について、wiki にも実例が載っている通り、情報保全隊は各政党や反自衛隊活動などを行っている団体(左翼)、右翼(三島由紀夫の事件などもある)、危険な思想を持つ宗教団体(アーレフ(旧オウム)など)等を調査しており