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(以下の記事は2006年2月9日に書いたものです) しばらく前に「dxとdyの解析学―オイラーに学ぶ」という本を読んだので、今回はそれに関した話題です。 解析学(微積分学)を学ぶときに誰もが感じるであろう「dx、dy とは結局何なのか」という疑問が歴史的な観点から説明されていて、大学初年度でεやらδやらの微積分の講義を、首をひねりながら聞いていた人にはお薦めです(もちろん私もその一人ですが)。 今日、高校や大学で学ぶ解析学はコーシー以来、数々の数学者の手を経て厳密化されたもので、そのような解析学では dx や dy は単独では意味を持たず、dy/dx ( =f'(x) ) が導関数として定義されているにすぎません。積分記号の中に現れる f(x)dx も分離不可能な記号なのです。にもかかわらず、実際の計算では dy/dx を分数として扱ったり、dx や dy を無限小量として面積や体積を求め
高校数学のほぼ全ての項目を青春をテーマに解説。 高校数学に隠された人生哲学を 熱くそして豪快に語る。 数学嫌いの高校生が夢中になって読むほどの面白さと、 数学好きの高校生が目からうろこをポロポロ落とす斬新なアイデア・哲学を同時に兼ね備 える奇跡の上下巻。 この本で人生観が変わったという高校生は後を絶たない。 また、 時には短編小説のように、高校数学に秘められた涙と笑いを 感動的に描写。 読み進めるにしたがって、彫りの深い男子高校生、Holafky博士、 小柄な政治家、悪のロガリズム一族など、 特異なキャラクターが次々と浮かび上がる。 高校数学を知らない(興味のない)人でも 十分に楽しめることは、すでに実証済み。 事実、これまで「青春の高校数学」を購入し た人の中には、数学とは無縁な社会人の方々も多い。 下でサンプルPDFを公開していますので、是非ご覧ください。 また、本の内部のスナップ画像
・13日間で「名文」を書けるようになる方法 高橋源一郎の明治大学大学院における「言語表現法」講義の書籍化。全13回の授業が学生とのやりとりを含めて収録されている。とてつもない名講義。言葉で語らず、インタラクションで考えさせるという高度な教授法を、毎回繰り出す。 初日、スーザン・ソンタグの「若い読者へのアドバイス」という名文が配られる。死期が近いことを悟った思想家が若者に向けて「心の傾注」という言葉をキーワードに真摯な忠告を短い手紙のように書きつづったものだが、「読み終わったら、その紙から目を上げ、窓の外を眺めてみてください。なんて美しい風景でしょう。このキャンパスのいいところは、こういうものが見られることです。すぐ横に、そんなに美しいものがあるのに、活字ばかり追いかけてはいけません。読んだものは忘れて、見ることに、傾注してください。」と先生。 オバマ大統領の演説、斉藤茂吉のラブレター、しょ
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