印刷 3日午前9時20分ごろ、岐阜県美濃市泉町の小倉公園の管理人から「シカがけがをしている」と同市役所を通じて関署に通報があった。署員が駆けつけると、園内の小動物園で体長約70センチのシカ(メス・5歳)が頭から血を流して倒れており、間もなく死んだ。署は器物損壊容疑で調べている。 署や市によると、水飲み用鍋(直径50センチ)の裏側や壁に血痕が付着していたという。同じ飼育場にいた親ジカ(メス・10歳)の首にも切り傷があった。飼育場を囲うフェンス(高さ1.8メートル)は施錠されており、何者かが夜間に柵を越えて侵入し、鍋でシカを殴ったとみられる。 園内では今春以降、サル小屋やウサギ小屋に外部から金属製の側溝のふたや手持ち花火などが投げ込まれる被害が相次いでいて、市は警察にパトロールの強化を依頼していたという。 関連リンク岐阜県のニュースはMY TOWN岐阜でも