前々回の投稿『中国人は性をどのようにとらえたのか』より、中国の性に対する考え方について、今回は『纏足』に焦点を当ててみたいと思います。 😉 纏足(てんそく)とは、幼児期より足に布を巻かせ、足が大きくならないようにするという、かつて中国で女性に対して行われていた風習をいう。 (ウィキペディア「纏足」) 現代では、幼児虐待とも取られかねない独特の風習であり、人権主義者や男女同権論者から見れば、かなりのトンデモな風習にどのような意味があったのか調べて行きます。 続きを読む前にいつものようにポチ ポチ っと応援の方をお願いします。 1.纏足の起源 纏足の起源は諸説いろいろあり、はっきりしていないのですが、岡本隆三『纏足物語』によると、 代表的な説が、五代南唐説である。これは、李煜(リイク)(在位961~975年)という南唐最後の君主が、繊細なスタイルをした踊りのうまい宮女である窅娘(ヨウジ