ログを出力するとき、常にユーザIDやセッションIDといった情報を付加する方法について記載します。 SLF4j の APIであるMDC(Mapped Diagnostic Context)を利用しユーザIDやセッションIDなどをストアすることにより、 ログ出力時にユーザID、セッションIDが付加されたメッセージを生成させることができます。 まず、SLF4jのMDCにユーザIDやセッションIDなどを登録するServletFilterを用意します。 例えば、ユーザIDがPrincipalに格納されている場合、 [AuthLoggingFilter.java] public class AuthLoggingFilter implements Filter { @Override public void init(FilterConfig config) throws ServletExcepti