レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 整形外科の手術リストに、「野球肘」のお子さんが載っている。まだ中学生。 少年野球の元エース。 中学校に進級してすぐに肘を壊して、30度以上延びない。手術はできるけれど、 整形外科的には、もう野球は勧められないらしい。 たぶん子供なりに好きを貫いて、恐らくは賞賛の声を惜しまないコーチに恵まれて、 一生懸命頑張ったんだろう。残念ながら、そのコーチは勤勉ではあっても能力がなくて、 子供の肘は壊れてしまった。 善なる無能は邪悪に通じる 「好きを貫く」ことは難しい。好きであること、賞賛という強化因子があるだけでは まだ片手落ちで、「好き」に応した十分な才能に恵まれて、 さらにもう一つ、「能力」のある導き手につかないと、惨めなことになる。 無能で勤勉な人
昨日紹介した 43folders の「クリエイティブな仕事で GTD は通用するか?」の元記事に特に共感する部分がありましたが、昨日の記事には収まりにくかったのであらためてご紹介します。 クリエイティブな作業を習慣化して、発想力が枯渇しないためのヒントのようなものが、この一部分に込められています。 I’m also trying to develop creative habits. I’m trying to take at least one photo a day, for example. I’m trying to get into the habit of writing 1,500 words of fiction a week. It’s my hope that if I can make a habit of being creative – if I can deve
成功体験においては、往々にして、その成功においての最も重要な要因が「努力」「決断」「行動」として語られる。多分、もっと重要な要因がある。「才能」「環境」「運」だ。しかし、これらは自らの意思そのものではない。無論、これらの要因も本人の「努力」「決断」「行動」によって作り上げられて来たものであることはあるけれども、つまるところ「実力」なのだよね。やるやらないの前にできるできないが大きな壁として存在することは、多くのケースで無視される。そりゃそうだ。当人にとって見れば、実力は人生の結果なんだから。 叩かれるのを承知で正直に告白すると、ぼくはいつもろくに残業せずに、睡眠時間と読書時間はたっぷりとりつつ、わりと頻繁に休日出勤をして快適に仕事を楽しみ、休日出勤手当がどんどんぼくの銀行口座に振り込まれた。 仕事時間中に、じっくり良い技術書を読みこなし、納得のいくまでプログラムを作り込んだから、僕のソフト
7月31日に未踏ソフトウェア創造事業の採択結果が発表されました。 未踏ソフトの結果が発表されるたびに、 また面白そうなアイデアが出てきたな、と楽しみに感じる一方で、 いつもどこか心苦しくなるようなところがあります。 とりわけソフトウェアの世界においては、 新しいアイデアを思い描く能力は重宝されやすい傾向にあります。 しかし、 アイデアが世の中に出て行く過程で本当に大変なのは、 アイデアを思いついた後です。 アイデアを形にするには10、 それを世の中に受け入れてもらうには100の、 それぞれの間で10倍もの大きさの、越えなければならない壁があります。 これを優秀さという言葉で置き換えれば、優秀さには、 (1) 思い描く能力 (2) それを形にする能力 (3) さらにそれを普及させる能力 の3つの種類のものがある、と言い換えることもできます。 さらにこれらをソフトウェアの世界に当てはめれば、
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