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BOOKとBookReviewに関するwebmarksjpのブックマーク (23)

  • 極東ブログ: [書評]ウェブ人間論(梅田望夫、平野啓一郎)

    対談書「ウェブ人間論」は、表題の類似性から「ウェブ進化論」の続編として読まれるかもしれない。確かにそうした文脈もあり、特に「第三章 、iPod、グーグル、ユーチューブ」に詳しい話が展開されている。いわゆるネット業界的にはこの三章の情報が有益だろうし、出版界にとっても非常にわかりやすく示唆的な内容に富んでいる。 単純な話、未来の書籍はどうなるのか。平野啓一郎はある危機感を感じているがこれは現在出版に関わる人にとって共感されることだろう。これに対して梅田望夫は大きな変化はないだろうとしている。 文学者と情報技術の先端にいるコンサルタントとの、時代の変化に対する嗅覚の差もあるが、ここで梅田の判断の軸になっているのは「情報の構造化」という考え方だ。確かにネットには多くの情報がある。だがそれは構造化されていない。梅田の著作に表現されているアイデアの大半はすでにネットで公開されているが、それらは書籍

  • この発想はなかった - 書評 - 逆算式SQL教科書 : 404 Blog Not Found

    2007年12月28日02:45 カテゴリ書評/画評/品評Lightweight Languages この発想はなかった - 書評 - 逆算式SQL教科書 技術評論社書籍編集部池様より献御礼。 ぐんぐん実力がつく! 逆算式SQL教科書 小野哲 やられた! この発想はなかったよ。 書「ぐんぐん実力がつく!逆算式SQL教科書」は、一言で言うと「それってどう書く」のSQL版。文法や命令を説明するのではなく、「こうしたい時にはどうするの」という実例集。他の言語だと、いわゆるCookbookというのがすでにかなりあるのだけど、SQLはまだなかった。 目次 - 書籍案内:ぐんぐん実力がつく! 逆算式SQL教科書|gihyo.jp … 技術評論社 第1章 逆算してみませんか? 第2章 最も基的なSELECT文 第3章 次に重要なSELECT文 第4章 1ランク上のSELECT文 第5章 覚えてお

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  • 書評『ヒューマン2.0』、または流動化のための心得集 - R30::マーケティング社会時評

    最初に断っておく。先日出版記念パーティーにお誘いを受けた。久しぶりにお話しがしたい知り合いからのお誘いでもあったので、忘年会も兼ねてと思い、ひょいひょいと顔を出した。上はMSKKの古川さんから、下は僕のような舌禍ブロガーまで、ものすごいレンジの人が集まっていた。参加者が20~30代の男性ギークだらけだった梅田さんの『ウェブ進化論』の出版記念オフ会と比べて、渡辺さんのお客さんは幅が広いなあと感じた。 で、を受け取って渡辺さんにお祝いのごあいさつをしに行ったら、サンタ帽子をかぶったちょうかわいい渡辺千賀さんに「ここに来たからには5冊以上買うこと!」と笑顔で脅迫された。出版記念パーティーの席上で、サンタコスプレした著者が列席者に向かって「献もらったんだからブログで紹介し、さらに1人5冊ずつ買え」とか脅すのを見たのは初めてだ。サンタにあるまじき所業。シリコンバレーのサンタっちゃ、えずか(恐ろし

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  • CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:梅田望夫氏の「ウェブ進化論」を読んで

    「ウェブ進化論」いわゆる梅田が出版されて約3週間になる。一般書籍としてベストセラーになったこのは、ますます断絶を深めていく「あちら側(There)」と「こちら側(Here)」の世界観のはざまで苦しみもがく人々の叫びとして、どこまで世の中に届いたのだろうか。 ウェブ進化論 改めて振り返ると、急速に収束しつつあるネット世界のビジネスの「共通認識」をこれほどタイムリーかつ端的にまとめた書籍が、これまで少なくとも日語という言語圏には存在していなかったことに気がついた。 ある人は「ある一つの着地点へと収束しつつある」という実感もなく、この言明そのものに異を唱えるだろうし、ある人はグーグルというアイコンの存在のすごさが「わからない」ことを気まずく感じていることだろう。むしろそういうビギナーに向けて書かれたこのは、明らかに時宜を得た一冊だった。ネットはつまみいしてるだけという保守主義者は四の

  • コードの宝石箱 - 書評 - ビューティフルコード : 404 Blog Not Found

    2008年04月26日00:05 カテゴリ書評/画評/品評Art コードの宝石箱 - 書評 - ビューティフルコード オライリー矢野様より献御礼。 ビューティフルコード Andy Oram / Greg Wilson 編 "38 Beautiful Coders" 著 / 久野禎子 / 久野靖 訳 [原著:Beautiful Code] 初出2008.04.17; 販売開始まで更新 ktkr. ね、にまたたび状態ですにゃん。「アルファギークに逢ってきた」の脱稿後でよかった。前だったら見とれて仕事にならなかったはず。 書「ビューティフルコード」は、38人のビューティフルコーダーたちによるコードとエッセイ。コード付きのアンソロジーとしては、空前絶後のクォリティじゃないかこれ。38人のうちわけは、以下の目次を参照のこと。 目次 - oreilly.co.jp -- Online Catal

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  • 404 Blog Not Found:書評 - 「計画力」を強くする

    2007年06月11日03:30 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 「計画力」を強くする GTDの真打ち登場。 「計画力」を強くする 加藤昭吉 書「「計画力」を強くする」は、Getting Things Done を当に実践してきた業界である土木業界に、計画の技術を教えて来た著者が、Getting Things Done という言葉が GTD と略記され、経験を「技下」するのが流行となった現在、あらためて「計画力」とはなにか、そしてなぜそれが大事なのかを改めて著した。 目次 - BOOK倶楽部を再編集 第1章 "計画力"とはいったい何か 第2章 あなたの計画はなぜ失敗するか 失敗する理由1 計画の目的・目標がはっきりしていない 失敗する理由2 頭の中だけで組み立てた計画になっている 失敗する理由3 状況判断を誤っている 失敗する理由4 目先の問題解決を積み重ねただけの計画になってい

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  • kawasakiのはてなダイアリー - iPodは何を変えたのか?

    東京渋谷。Apple Storeがあるこの町のスクランブル交差点で信号待ちをして向こう側を見れば首からiPod、iPod nano、iPod shuffleと形も色も様々なiPodファミリーをぶら下げている人を簡単に見つけることができます。 渋谷で起こった変化は世界中の特に大都市で起きています。行き交う人たちの目に見える変化を引き起こしたiPodは当然アップルにも大変化をもたらすことになりました。 2001年10月に出されたiPodはたった四年の間にアップルの売り上げの実に六割を音楽関連事業で占める会社にしてしまったのです。 次のグラフはIPod - Wikipediaを元にiPodのイベントとともに出荷台数をグラフにしたものです。2006年10-12月期で累積出荷台数は8800万台となり一億台突破も間近という勢いです。もう一つグラフから分かるのはクリスマスにiPodは極めてよく売れること

  • 年末年始に読みたいIT関連書籍、この10冊 ― @IT

    2006/12/27 @IT読者の皆様、年末年始は十分な休暇が取れるでしょうか。納期や仕込みに追われてギリギリまでバタバタという方もおられるかもしれません。 普段なかなか読書に時間が取れない方でも、帰省する飛行機や列車の中で、あるいは帰省先の実家のコタツでミカンなどべながら読書する時間が取れる人も多いでしょう。そんな皆様に、@IT編集部がお勧めする「年末年始に読みたい10冊」をお届けします。 リアル社会に変容を迫る高度な情報テクノロジー IT関連の新書としては驚異的な売り上げを記録し、2006年を代表するベストセラーの1冊となった『ウェブ進化論――当の大変化はこれから始まる』(梅田望夫著、ちくま新書)だが、@IT読者の方にお勧めしたいのは『ザ・サーチ グーグルが世界を変えた』(ジョン・バッテル著/中谷和男訳、日経BP社)。グーグル創設者たちと親交のある著者が同社をじかに取材して執筆して

  • 「再帰的グーグル八分」の時代の「グーグル八分術」の本 - アンカテ

    グーグル八分とは何か このは、「言論」とか「権力」と言うと、反射的に×ボタンをクリックして逃げ出すようなタイプの人にも役に立つ。 というのは、これは「グーグルについての」であると同時に、「グーグル八分を申請する人」に関するでもあるからだ。 何かのサイト運営をしていたら、特に仕事としてそれをしていたら、クレーム対策というのは重要なノウハウだ。しかし、これは「CSSの書き方」とか「SEOの仕方」とかと違って、表に出にくいノウハウである。「誰それからこういうクレームが来たので、こうやって追い払いました」なんてことをブログに書いてくれる人はなかなかいない。 このには、グーグル八分の事例がたくさん出ている。その多くがきちんと取材した上で、背景まで含めて書いてある。日でネットに難癖をつける扱いが難しい所はどういう筋なのか、そういうアンダーグラウンド情報が詰まっている。 どこかの新書で、「グー

  • 404 Blog Not Found:書評 - オックスフォード・サイエンス・ガイド

    2007年05月01日00:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 書評 - オックスフォード・サイエンス・ガイド 初掲載2007.03.05; Amazon販売開始につき再掲載 これはすごい。 オックスフォード・サイエンス・ガイド Nigel Calder / 屋代通子 訳 [原著:Magic Universe - the Oxford Guide to Modern Science] [築地書館のページ] 重さも、厚さも、値段も--そして面白さも。 書「オックスフォード・サイエンス・ガイド」は、英国屈指のサイエンスライターであるNigel Calderの大エッセイ集の全訳。主人公は建前では現代科学なのだが、当は現代科学者たちである。 書がドシャメシャのは、その網羅度。これが単著というのが信じられない凄まじさである。以下の目次を見れば、それがわかる。あまりに分量があるのでsi

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  • 404 Blog Not Found:ネットvs.リアルの衝突

    2006年12月20日00:05 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 書評 - ネットvs.リアルの衝突 [2006.12.09掲載;発売開始12.20まで更新] 献キター ネットvs.リアルの衝突 誰がウェブ2.0を制するか 佐々木俊尚 ちなみにentry現在、Amazonのページはまだ存在せずというのは前回のグーグル Google - 既存のビジネスを破壊すると同じ。とりあえず文春新書のページもリンクしておきますが、もう少しネットの方も見て欲しい>文春新書編集部 2006.12.13:Amazonへの掲載を確認 2006.12.15:早くも在庫切れ。またでつか 2006.12.16:在庫復活した模様 書、「ネットvs.リアルの衝突-誰がウェブ2.0を制するか」は、今やネットとリアルの境界面における取材では第一人者の感すらある佐々木俊尚の、文春新書二作目。しかし書は断

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  • 404 Blog Not Found:書評 - 渋滞学

    2006年12月14日21:00 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 渋滞学 遅れながら読了。 渋滞学 西成活裕 前評判が非常に高かった書だが、それにふさわしい面白さだった。 書「渋滞学」は、文字通り渋滞学者による、渋滞の、渋滞を考察するためのである。日垣隆はメルマガで「今年最高の一冊です」と絶賛している。私よりを読んでいる人にしてここまで言わしめる「渋滞学」とはいったいなんだろうか。 目次(http://www.shinchosha.co.jp/book/603570/より編集) まえがき 第1章 渋滞とは何か 水と人のちがい / 非ニュートン粒子なるもの / おもちゃモデルの重要性 / ASEPは優れたモデル / ASEPで遊んでみよう / 水が氷になる時 / 待ち時間の計算方法 / 待ち行列の理論と渋滞学のちがい / セルオートマトン法 第2章 車の渋滞はなぜ起きるのか ET

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  • Web2.0であなたが変わる : 404 Blog Not Found

    2006年06月19日00:10 カテゴリ書評/画評/品評Blogosphere Web2.0であなたが変わる 日到着。ただちに読了。 Web2.0でビジネスが変わる 神田敏晶 これ、もっとふさわしかったタイトルは「Web 2.0であなたが変わる」ではないか。 「グーグル Google-既存のビジネスを破壊する」風に言えば、「すべてを試していく」のが神田氏のスタンスなのだから。 書は、日におけるGoogle論としては、「ウェブ進化論」、「グーグル Google-既存のビジネスを破壊する」を残りとする「三部作」のトリをつとめるにふさわしい作品になっている」 404 Blog Not Found:すべてを一度懐疑していく 「ウェブ進化論」が、「『あちら側』から『こちら側』へのメッセージ」であるならば、書は「『あちら側』にも『こちら側』にも属さない一ジャーナリストによる、『あちら側』がも

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  • 書評 - ウィキノミクス : 404 Blog Not Found

    2007年05月31日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 書評 - ウィキノミクス 初掲載05.21;販売開始まで更新予定 ウィキノミックス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ Don Tapscott / Anthony D. Williams 井口耕二訳 [原著:Wikinomics: How Mass Collaboration Changes Everything] 賛否両論は抜きにして、「議論の前提となる」というものがある。 「ウェブ進化論」もそうだし、「フラット化する世界」もそうだ。 書は、そういうになることがほぼ確約されたなのかも知れない。 書「ウィキノミクス」は、ずばり、「Web2.0経済の」。 404 Blog Not Found:書評 - iPhone 衝撃のビジネスモデル p.164 Web2.0的なサービス、技術はある。だが

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  • 書評 - 物理と数学の不思議な関係 : 404 Blog Not Found

    2007年02月12日13:30 カテゴリ書評/画評/品評Math 書評 - 物理と数学の不思議な関係 ギザお買い得。 物理と数学の不思議な関係 M. E. Lines著 / 青木薫 訳 [原著:On the Shoulders of Giants] 訳が原著の1/6の値段で買えるなんて。日っていいなあと思える瞬間だ。 書「物理と数学の不思議な関係」は、応用数学。主に物理中心なのだが、それ以外の応用も出てくる。 目次 数学 宇宙の姿を映す鏡 - 物理と数学の不思議な関係 自然は隙間を嫌うか - アリストテレスからガラスの構造まで 時空を支配する幾何学の正体 - ユークリッドから一般相対性理論まで 実用主義の絶大な威力 - 弦の爪弾きから固体中の電子まで a×bがb×aでなくなるとき - 整数から四元数まで… 準周期的という絶妙な配列パターン - タイル張りから準結晶まで 方程式は

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  • [書評]フューチャリスト宣言(梅田望夫、茂木健一郎): 極東ブログ

    読みやすかったが、キーワードにひっかかりを持ってしまったせいで私には難しいでもあった。対談なので、当初は、前著「ウェブ進化論 当の大変化はこれから始まる(梅田望夫)」(参照)の解説的な話の展開か、あるいは同じく対談「ウェブ人間論(梅田望夫、平野啓一郎)」(参照)のように、対談者のホームグランドを生かすような展開――今回は脳科学――となるか、という二つの予断をもっていた。そのどちらとも言えないように思えた。 もちろん対談という特性はよく活かされている。両者が互いに相手を理解しつつ配慮しているようすも伺えるし、もともと共通の理解が成立しそうな対話者同士でもあるから、対話の流れがつかえることもなく表面的には読みやすい。個々の挿話も納得しやすい。書名になったフューチャリスト、つまり、マリネッティのそれではなく、インターネットの未来を肯定する人、という点からこの対談を要約するのもそう難しくな

  • 404 Blog Not Found:書評 - データはウソをつく

    2007年05月16日08:00 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - データはウソをつく 実にキレがあるのにコクがある一冊。 データはウソをつく 谷岡一郎 「統計数字を疑う」が難しすぎた人でも、書なら安心。 書「データはウソをつく」は、副題に「科学的な社会調査の方法」とあるとおり、現大阪商業大学学長の著者が、超初心者向けにデータの集め方から分析のしかたまでを解いた。その過程で当然読者はデータの誇張の仕方を学んで行く事になる。 と書くと、なんだか難しそうだ。実際書には数量変数とか従属変数とかT-検定とかといった、統計用語もちゃんと登場する。しかしご安心あれ。いしいひさいちの漫画がわかる人なら、書は確実に理解できる。なにしろ著者自身が、書の最後でこう述べている。 P.164 引用した十一編の4コマ万がをザッと見るだけで、書の言いたいことのほとんどがカバーされています。 そう。

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  • Passion For The Future: 頭がよくなる本

    頭がよくなる スポンサード リンク ・頭がよくなる 1974年に初版が出版されて以来、世界中で100万部以上売れたベストセラーの最新改訂版。原題は"Use Your Head"。脳の使い方を変えることで、潜在能力を最大限に発揮する学習法を教えている。 著者は学校教育では肝心のことが教えられていないと批判する。記憶の働き、記憶術、目の認知機能、注意の集中、動機づけ、キーワードやキー概念、思考そのもの、創造性、学習技術について、通常の教育は素通りしている。 このは、学ぶ前に学ぶ必要があった脳の使い方についての素晴らしい指導書。 ■を読む技術 学習の基読書がある。の読み方ではまず次の先入観は間違いだから忘れろと書かれている。 ・一度に一語ずつ読まなくてはならない ・毎分五百語以上読むのは不可能だ ・速く読むときちんと理解できない ・速く読むほど集中力は落ちる ・平均的な速度で読むの

  • 3年ではなく3世代必要な議論 : 404 Blog Not Found

    2006年09月18日22:15 カテゴリ書評/画評/品評 3年ではなく3世代必要な議論 たつをくんに先を越されてしまった。 若者はなぜ3年で辞めるのか? 城 繁幸 むしろ若者ではなく、その上の世代にこそ読んで欲しいであった。 書「若者はなぜ3年で辞めるのか?」の主題は、むしろ副題の「年功序列が奪う日の未来」の方にある。書は「若者を3年で辞めさせないようにするためにはどうするべきか」という人事部に対するでも「若者として3年以上勤めるにはどうするべきか」というでもない。 書は指南書ではない。「なぜ若者は3年でやめてしまうようになったのか」の理由を述べた告発である。筆者はその理由として、年功序列を挙げる。いや、少し違う。年功序列が機能しなくなっているにも関わらず、それに代わる制度設計を怠った企業、政府、そして「上の世代」を挙げている。 著者の城氏は1973年生まれ。団塊ジュニア

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  • 書評 - 「負けるが勝ち」の生き残り戦略 : 404 Blog Not Found

    2006年12月20日21:00 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 「負けるが勝ち」の生き残り戦略 危うく見落とす所だったが、これは面白い。 「負けるが勝ち」の生き残り戦略 泰中啓一 「年末年始に一冊新書でも読んでみるか」という人は、是非書を忘れないようにしていただきたい。 書「『負けるが勝ち』の生き残り戦略」は、副題の「なぜ自分のことばかり考えるやつは滅びるのか」ということを、実験科学的、すなわちシミュレーションにより考察したである。 目次 プロローグ 情けは人のためならず 第1章 スキャンダル候補が選挙で生き残る 第2章 じゃんけんゲーム 第3章 進化とは最適化のプロセス―自然選択ということ 第4章 「負けるが勝ち」の進化論 第5章 近親婚を避ける生物界のシステム 第6章 なぜ男の子の出生率が高いのか エピローグ 汝の欲せざるところを他人に施すなかれ 書の最大の美点は、ページ

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