言いたいことがあるのに我慢したり、他の人が代わりに言ってくれないかなあと期待したり、どこかに似たような記述を見つけてそれを引用して代わりに発言させたりとか、回りくどくてやだな。本当は何が言いたいのかよく分からないし。 「もしかしてこういうことが言いたいの?」と詮索させるよりも、直接伝えた方がずっと正確だよね。
言いたいことがあるのに我慢したり、他の人が代わりに言ってくれないかなあと期待したり、どこかに似たような記述を見つけてそれを引用して代わりに発言させたりとか、回りくどくてやだな。本当は何が言いたいのかよく分からないし。 「もしかしてこういうことが言いたいの?」と詮索させるよりも、直接伝えた方がずっと正確だよね。
社内での議論や方針をなるべくオープンにしていこうという方針がありながら、それをうまくできなかったのが昨年末の住所登録問題でした。 住所登録問題とは、はてなに登録しているユーザー全員に住所を登録してもらうという方針を発表し、ユーザーや外部から様々な意見を頂いた後、結果として住所登録を撤回したという一連の出来事です。 はてなではユーザーが自由に発言や写真などを登録し公開することができますが、その中には違法性のあるものが含まれる可能性があります。しかし、違法性のある情報を登録したユーザーが誰なのか、ということをはてなが正確に把握しているわけではありません。メールアドレスやIPアドレスから捜査を行っても、正確に特定することが困難な場合もあるでしょう。 そうした事態に対応できるよう、ユーザーに住所を登録していただき、もう少し個人を特定したいと考えたのが事の発端でした。 特に事前にユーザーとの対話など
今日で3月も終わり。明日からはてなのスタッフも増えて、事務所も拡張ということで、また一つ区切りだなあーと感じます。 はてなでは、色々な機能追加や変更など、開発のタスクをタスクカードに書いて進行管理をしています。タスクカードといってもただのコピー用紙の裏紙で、進行管理といっても、ただの段ボール箱を区切って紙切れを入れているだけです。 その名は「あしか」。 そんな進行管理ですが、いい区切りだと思ってこれまでに実装を行ったタスクを見てみると、随分とたまりました。(写真の左奥の仕切りが「終わった」の箱です) ちなみに、区切りは4つあって 終わった すぐやる そのうちやる ペンディング に分かれています。ペンディングに入ったアイデアやプランは、なかなか手をつけることができませんが、大きなテーマや楽しいアイデアもいっぱいです。 人も少しずつ増えて、さらにスピードを上げてやるべきことをどんどんできるよう
新しいプロジェクトを始めようということで構想段階に入っている。まっさらの状態から新しいことを始めるのは基本的に楽しい事だけど、苦しい時間でもある。新しいものは別に世の中に求められているわけではない。それが無くても世の中は回っているのに、わざわざ新しいものを作って、「ほら、これを使った方が便利でしょ」と主張していかないといけない。だから当たり前だけど「そんなもの要らないよ」と言われる事のほうが多い。「言われてみれば、こんなものが欲しかった」というものを、考えて考えて考えて作らないといけない。 考える時はじたばたする。何が正解かなんて分からないから、あれこれじたばたする。今のネットコミュニティで雑談していても始まらない。はてなアイデアを毎日全部読んでいても足りない。周りにいる人に「ねえねえ、なんか不便に思ってること無い?」と質問しまくって困惑させたり、オフィスを飛び出して2時間くらい散歩に出か
新製品のアイデアを思いついた。10秒歯ブラシというのはどうだろうか。 歯ブラシは大体一度に隣り合う3本の歯くらいしか磨く事ができない。しかも内側、上側、外側と3つある側面の1つしか磨けない。だから全体を磨くために何分間も歯磨きしなくちゃならない。 最近は電動歯ブラシを使うようになって、手を動かさずにすむので少し楽になったが、やはり順番にブラシを動かしていかなくちゃいけないのは変わらない。 そこで10秒歯ブラシ。自分の歯形を取って、それにぴったりの、全部の歯、全部の側面を一気に磨く事ができる電動歯ブラシがあると便利じゃないか。それぞれの歯に歯ブラシが当たっているのはせいぜい5秒から10秒くらいだろうから、全部の歯に一気に歯ブラシを当てる事ができれば10秒くらいで歯磨きが完了するはずだ。毎日2回、3分ずつ歯磨きをしているとすると1日で6分、1ヶ月で180分=3時間、1年で36時間=1日半、80
はてなハイクのh:keyword:Wacomさん、ペンタブレット欲しい!が相変わらずの賑わいを見せている。世の中には(あるいははてなユーザーには)こんなにたくさん絵を描く人がいたのかと思う。「2色だけで絵を描いてください」という限定感がむしろ絵を描く意欲を喚起したのかなと思うが、こういう割り切りはサービスを作る上でも重要だなと思う。そもそもハイクのお絵描きパレットの色は最初からそれほど多くないが、最近これといって色が足りないという要望も聞かなくなってきた。新しいエントリーを投稿するインターフェースは、Ajaxを使って画面遷移なしに投稿できるようにしようかと思っていて、結局リリース直前で間に合わなかったので先送りにしたんだけど、今の仕組みでもそれほど不満があるようには思えない。 長い期間サービスを作ってきていると、「この先に進むとやりすぎだから必要以上に作りこんではいけない」とか「ここはこだ
「一般社会的には、はてなは“はてな? ナニソレ”ってなってるらしいですね。ネットオタクのあいだでは“Web 2.0企業”ってなってるけど」 他人事のようにつぶやくのは、ほりごたつフェチなどの奇行で知られるはてなの近藤淳也社長。ゴールデンウィーク直前の、とある日の午後。弊紙インタビュアーに、Web2.0ブームに対する心情を吐露する。 同社は、遅筆な著者・梅田望夫氏が編集者と二人三脚でマッシュアップしたWeb2.0的書籍「ウェブ進化論」で紹介され、一挙に「オタクがいっぱいいる会社」として注目を集めた。以来、Web2.0に関する取材がひっきりなしにくるようになったという。だが、近藤氏は 「Web2.0なんてラノベに過ぎないんですよ」 と断ずる。 「うちの会社も、社員が『えすかりぼるぐー! ぴぴるぴぴるぴー』とか言ってる。『涼宮ハルヒ』を視るためにU局の電波が届く地域に引っ越した者もいますよ。我が
今年の夏は、自分のビザの更新が少し手間取ってしまい、意図せず日本に長く滞在することになりました。現在はアメリカに家があり、日本にちゃんとした家がない僕は、結局実家に行ったり、会社のオフィスと兼用のマンションで過ごす事になりました。 8月に入ると、はてなに長く勤めてくれた社員が今月いっぱいで独立して起業する、という話が出て、それは素晴らしい挑戦だ、応援したい、頑張って欲しい、と言いながらも、やはりこれまで長く一緒にやってきた人が居なくなる事を受け止めるのには時間がかかり、その過程で色々な対話をし、改めて自分の仕事や、今の会社を見直すきっかけになった気がします。 8月は自分自身も本社に身をおいて、社内の色々な人と直接対話をしながら仕事をし、そしてお盆には5日間のツール・ド・信州という自転車のイベントを行いました。 アメリカでの生活とは比べ物にならないくらいたくさんの人と接したこの夏は、まるで全
少なくとも生徒の側からしてみれば理不尽な事のように見える学校の制服制度はなぜ必要なのでしょうか。 制服がなくなると服装が乱れて生徒らしからぬ服装になってしまうから?(服装の乱れは心の乱れなんていう標語がありましたね)。 制服を無くしてしまうと生徒たちが良い服を競って着るようになって家計に負担が増えるから?(毎週新しい服を買うのは確かに大変です) 家計に余裕がある生徒が良い服を着て余裕が無い生徒と差が出てしまうから?(これはスポーツのレギュレーションに一見似ていますが「同一条件で勝負をしましょう」と、「ファッションの勝負はするな」の間には大きな違いがあります。美的感覚を養うことは文化の醸成には必須である気がします。美術の授業も良いですが、「君の今日の服の着こなしは素敵だね」と先生が言ってはいけないのでしょうか) 魅力的なデザインの制服で新入生を確保するため?(確かに可愛い/格好良い制服という
京都で住む家が昨日ようやく決まった。すでに今月初めには家の申し込みをしていたのに、承認してもらうのに2週間半もかかった。その間、連帯保証人を変更して欲しいとか、2人目の保証人をつけて欲しいとか、保証人は収入があって固定資産を持っていて男性の方が良いとか、え?っと思うようなことを繰り返し要求されて驚いてしまった。さらに、もう一人一緒に行く社員は入居を断られてしまった。 昔下宿を借りたときはこれほど苦労はしなかった気がするんだけど、これは家族が外部から入ってくるから厳しいのか、年齢的なことなのか、仕事がインターネット関係というのを気にされているのか、なんなんだろう、と少し考えてしまう。これが1200年の歴史?うーん・・・
今週の火曜日にリリースしたid記法による自動トラックバックのON/OFF機能 http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20050621/1119347555 について、色々な方からご意見を頂いています。 はてなダイアリーでは、「id:jkondo」と書くと、自動的に相手の日記にトラックバックが送信され、「この人があなたのことを書いていますよ」といった事が記録されます。 この送信をOFFにできる選択肢を追加しましたが、はてなダイアリー日記やはてなアイデアのidea:1855にたくさんの意見が集まっています。 自動的に送信されるからはてなダイアリーのコミュニティの雰囲気ができたのではないか システムが雰囲気を決めることは多い 自動トラックバックははてなの象徴 トラックバックという名前を使わずに「referred」といった名称にすれば良いのではないか 自動トラックバッ
ねみんぐを作った高校生3人が会社に遊びに来てくれた。id:lonlon2007、id:Tnzk、id:rosylillyの3人は東京、三重、熊本に住んでいて高校2年と1年。その3人がネットを使ってウェブサービスと作ったという。 中学生の頃にネットで知り合って顔をあわせたのは今日が2回目だ、と言うのだが、もはや自分の子供の頃の感覚とかけ離れすぎていて感激と同時に恐ろしさも感じた。 ネットでつながれば気の合ったともだちを日本中から探すことができるし、ウェブサービスの作り方もすぐに分かるし、こうやって会社にアポをとって会いに行くこともできる。ウェブ進化論の高速道路は本当に存在するのだといまさらながら身をもって感じる。 ねみんぐの累積投稿数は現在4000件という。開発者が高校生だからといって、この数が、僕たちが仕事で作っているサービスを常に下回り続ける保証はどこにも無い。そこに差があるとすれば、自
開発の余地を残しながらサービスをリリースし、ユーザーと対話を行って継続的に改善を行っていく。こうした方法はやろうと決めれば誰でも簡単に行える、というものでも無いように思います。 サービスが魅力的でなければ意見を言ってくれるユーザーも現れないでしょうし、逆に想定した以上にサービスが盛り上がれば意見が大量に押し寄せて運営者が処理できる量を簡単に上回ってしまいます。 何でもかんでも「どう思いますか?」と聞けば良いというものでもなくて、ここまでは自分たちが決めるんだ、という決意や意思表示も必要になります。 はてなの場合、サービス開始当初から「サービスへのご意見などをお寄せください」とうたってツリー型の掲示板を開放していましたが、要望などはそれほど多く集まりませんでした。要望窓口や意思決定プロセスをオープンにすることは既存のサービスの改善を早めることはあっても、初期ユーザーを獲得してくれる魔法にはな
予測市場を取り入れたユーザーからの要望窓口サービス「はてなアイデア」は2005年4月に試験運用を開始しました。 予測市場とは、株式市場のような市場システムを用いて将来の出来事を予測するという先物取引のような仕組みです。アメリカでは既にこの仕組みの活用が進んでいて、大統領選挙の結果やアカデミー賞受賞作品を見事に的中させたりといった事例が出始めています。また、企業内でも社員が取引に参加しながら会社の方針決定に利用されるなど、さまざまな活用が行われています。 こうした活用事例に刺激を受けながら、かねてからの課題であった要望窓口の効率化に活かせないかと考えて開始したのがはてなアイデアでした。 はてなアイデアではさまざまな要望が仮想的な株式の銘柄として取引されます。要望が実装されると、その要望の株式を保有しているユーザーに配当ポイントが支払われる仕組みです。ユーザーは最初に仮想的な「アイデアポイント
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