はてなスターは、とりあえず、何をするサービスなのかわかりにくいことが一番面白い所だと思う。何なのかわからないので、しばらくの間、これを読み解く記事でブログ界がにぎわうことになるだろう。 それで私も頭をひねって考えてみたのだけど、はてなスターは認証系プラットフォームと見るべきではないかと私は思う。 その意味は、難しいことを言うより、ブログ以外のサービスに星がついている様子を想像すればわかってくる。つまり、YouTubeや2ちゃんねるの個々のアイテムに星がついていることを想像するのだ。 その星をクリックすると、その動画やレスを投稿した人に拍手を送ることができる。その人が自分のFriendになっていれば、コメントをすることができる。 これは、サイトの運営者、つまりYouTubeや2ちゃんねるがはてなスターの機能を実装しないとできないことだ。だから、それが実現するかどうかはわからないが、はてなスタ
なぜ可愛い女の子は、はてなを使わないのか という記事に尻馬して、はてな女性ユーザーの実像に迫ってみたいと思います。 なお、今回のエントリの資料としては、はてなが公開している、以下のPDFを使用しております。↓ 080313はてな広告商品のご案内(2008年4-6月PC版) 以前、「はてなユーザーの女性比率の問題」の記事で扱いましたが、はてなには女性が少ないというのは、データ的にはありえません。インターネットの男女比は、男性:女性で6:4で、これは、はてなの男女比とほぼ同じ数値です。 では、まず、はてなのユニークユーザー数から見てみますが、2008年1月のユニークユーザー数が967万と悪くない数値ですね。これは去年のMSNくらいの数字ですから、国内ではかなりのものです。 こっちに他社と比較して表がありますが、「ポータルとコミュニティカテゴリー」では、国内10位です。ベンチャーとしては、間違い
「ブロガーの一生」みたいなのをやったので、つぎは「ブックマーカーの一生」をやってみようかと。 ブク魔道へと堕ちるはてなブックマーカー 最初はみんな、はてなブックマークのトップページを眺めています。町とか学校とかにある掲示板を見るような感じですね。 こんな感じ。 ここでつまらないと思ったひとは去り、ちょっと自分もやってみようかと思ったひと、そう、たとえばあなたは町に出て「ブクマするもの」に注意を払うようになります。 だんだんとこれが進むと 100文字以内にコメントを書くことで前頭葉が発達、飛び出してくる すばやくエントリを読むために眼球が拡大、飛び出してくる いいネタを拾う嗅覚もアップ、飛び出してくる より低い、目につきにくい場所を探るために前傾姿勢に、顔も飛び出してくる 器用にタグを使い分けるために口が拡大、飛び出してくる というふうに容貌に変化が起きてきます。いわゆるスネ夫化です。 こう
でも僕は努力しました。 初めて増田を見たとき、なにやら頭の良さげな人達が、意味不明のむずかしーことばかり言ってたので、惹かれました。なんかすごそうだぞと。 みんな僕より教養があって、文章もうまいし。 そんなみなさんがすごいって言うなら、きっと良いものに違いないと思って、話についていけるように ニコニコ動画のID取ったり、ミクの歌を聴いたり、萌え分野のことを調べてみたり、ハルヒやらきすたも見ました。 ニコニコ動画はエアーマンとかミクとか組曲とか改造マリオとか、一通り見たけど全然楽しめず、コメントは 何を見ても自重しろとかwwwwwとかぬこぬこ言ってて見づらいだけだから、非表示にしてNHKスペシャルと海外ドラマと好きなバンドの動画見てます。 萌え系のキャラや声は僕にとっては心の底からキモくて登場人物は殴りたくなるわ、ふざけてんのかその声は、俺をなめんなって胸ぐら掴みそうになる感じです。 2ちゃ
11日の記事で、「はてなが有害情報を放置してアクセスを稼いでいる」と書いたら、予想どおりネットイナゴが殺到して150もブックマークがつき、はてなの「人気エントリー」のトップになった。世界情勢にも経済問題にも関心がないが、自分の使うおもちゃを批判されると泣きわめく、匿名の精神的幼児の集まりだ(*)。はてなが梅田望夫氏のいう「群衆の叡智」なるものの反例になっているのも、皮肉なものである。 その記事で、私はブログも階層分化し、ブランド価値を高めて広告単価を上げるビジネスモデルもあるのではないかと書いた。mixiはそれに近い方針をとっているようだが、最近はgooブログの「検閲」が一部で話題になっている。たとえば、このブログは「犯罪を暗示した」という規定に引っかかったようだ。事前の警告なしにいきなりブログ全体を非表示にするのは問題だが、こういう有害情報を積極的に排除するサイトがあっていい。 もち
12月31日をもちまして、株式会社はてなを退職いたしました。お世話になりました皆さん、本当にありがとうございました。 はてなに入社したのは2005年9月のことで、2年4ヶ月の間お世話になりました。本当に長くて、そしてあっと言う間の2年間でした。それはその2年間の内容が非常に濃いものだったからだと思います。この2年の間に学んださまざまなことは、今の自分を形成する「成分」の中でも大きな割合を占めていることを感じています。 とくに、ともに働いたはてなのスタッフのみんなや、様々なつながり、仕事をする中でお会いした皆さんとの出会いは、何物にも代え難いものだと思っています。世の中には本当に凄い人がいるな、と思ったことが、それこそ何度も何度もありました。尊敬できる人にもたくさん出会うことができました。本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。 はてなのスタッフのみんなとともに
前回に続き、シリコンバレーのコンサルティング会社 ミューズ・アソシエイツ 社長 梅田望夫氏に、Googleの本質と、日本がとるべき道を聞いた。梅田氏は、GoogleはIntelやAppleの系譜に連なる、ネットワークの向こう側で「モノづくり」を行う技術志向のコンピュータ・メーカーだと指摘する(聞き手はITpro発行人 浅見直樹)。 -- Googleの強さの源はどこにあるのでしょうか。 梅田氏 Googleは研究開発指向が強いコンピュータ会社だと思った方がよいでしょう。 2000年にバブルがはじけた時、博士号をもつエンジニアを積極的に雇用したのは、GoogleとVMWare社くらいでしたから。そこが、単なるネット上のサービス業に留まっていたYahoo!などとの決定的な違いでした。 ですから、IBM社やIntel社、Apple社の流れを汲んだ、コンピュータ・テクノロジーの系譜に記載しないとい
はてなブックマークのお気に入りみたいに、「おすすめ役」の人たちのブックマークをまとめて表示(更新は1日1回)。 その中から興味のあるエントリをクリックしていくだけで、自動で「おすすめ役」のメンツを選びなおして、おすすめの質を上げていく。 というものを作ってみました。 はてなブックマーク 今日のおすすめ これを使える条件は、 はてなIDを持っていて、ブックマークを「公開」設定にしている。(必須) 自分のブックマークかお気に入りの少なくともどっちかに、何か登録されている。(推奨) です。基本的な仕組みは単純で、 毎日、過去にクリック率が高かった「おすすめ役」*1から順に、40件に達するまでエントリを追加していく。 毎日10件程度、「おすすめ役予備軍」*2の人のエントリを試しに追加してみる。 クリックされれば「おすすめ役」に昇格。 です。初期状態の「おすすめ役」は、 はてなブックマークの「お気に
crossdomain.xml を安易に設置すると CSRF 脆弱性を引き起こす可能性があります。というのも、ここ数が月、それなりの数の crossdomain.xml による CSRF 脆弱性を発見し(現在、それらのサイトでは対策がなされています)、まだまだ Web プログラマに脆弱性を引き起こす可能性がある、という考え方が浸透してないんじゃないか、と思ったので。 先月、Life is beautiful: ウェブサービスAPIにおける『成りすまし問題』に関する一考察にも crossdomain.xml について書かれてたのですが、その後もいくつかのサービスで crossdomain.xml を許可ドメインすべてにしているサービスがあったので、注意喚起としてエントリーに書き起こします。 自分も一年半ぐらい前は、crossdomain.xml を許可ドメインすべて ('*') にして設置し
「あなた」が「仕事で」使う、「役に立つサイト」を教えてください。 万人に役立つ必要はありません。 なるべくまとめたサイトではなく単体のサイトをおしてください。 リンク集の場合は、用途を絞ってまとめてあるもののみにしてください。
「ブログ作者はロングテールの夢を見るか?~GIGAZINEの場合~」と言う記事を書いたところ、「母集団が少ないのでは?」と言う指摘をもらいました。その指摘は、全くもってその通りだと思うので、はてブに登録されている、d.hatena.ne.jp ドメインの記事、全194,986記事のブックマーク数(8月23日現在)について調査を行ってみました。 私としては、「数10万ページ単位だと、ロングテールが観察される。つまり、コンテンツ・プロバイダなどの大資本家クラスじゃないと、ロングテールは無意味」と言う結果になることを予想していたのですが、全く逆の結果になりました。 図1 図2 上のグラフは、各記事が集めたブックマーク数を、月ごとに統計を取ったものです。図1、図2とも、青は上位4%の記事が集めたブックマーク数、黄色は上位4~20%の記事が集めたブックマーク数、緑は下位80%の記事が集めたブックマー
直接RSSを利用していなくても、裏側でRSSを利用しているというケースも増えてきています。 Amazon.comの子会社であるA9.comが提供する検索サービスは、Web検索や画像検索、書籍やそのほか、A9.comに登録されているたくさんの検索エンジンを自分の好きなように組み合わせることができるユニークな検索サービスです。このA9.comに登録されている検索エンジンは、実はすべてA9.comが指定した「OpenSearch」という仕様に基づき、RSSフィードを配信しています。A9.comと各エンジンをつなぐ役割として、RSSが使われているんですね。 最近よく耳にする単語「Podcasting」。iPodなどのポータブルプレーヤーでネットラジオを聴くという行為ですが、ネットラジオをiPodへ転送するその間でもひそかにRSSが使われています。自分の好みのラジオ番組を登録しておくと、新しい番組が
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